北海道GC苫小牧コースを経営し、平成18年5月11日に民事再生法の適用を東京地裁に申請した(株)北海道ゴルフ倶楽部の債権者集会(書面投票と併用)が同年10月25日に開かれ、賛成多数で再生計画案が可決、同地裁から即日認可決定を受けた。
決議結果は、出席債権者数944名(債権者総数1054名)の内の97.78%の賛成、議決権総額277億7655万円余の内の95.79%の賛成で、再生法の可決要件を満たした。
再生計画案は、既報通り東証一部上場の(株)アーバンコーポレーション(広島市)の100%子会社である(株)アーバンクラシックをスポンサーにして、再建を図る。
退会を申し出た会員を含む一般債権者に対する弁済額は、10万円までは全額、10万円を超える部分は0.74%で、再生計画認可決定確定後に一括弁済する。一方、プレー権を継続する会員に対しては、同率の弁済額を新預託金(5年据置)にした証券を発行する。
なお、認可決定確定後に期間を定め特別な料金で名義書換を受け付ける。確定2ヶ月を経過する日の属する月の月末までは、法人会員の記名変更と三親等以内の名変を3万円で受付し、同様に6ヶ月を経過する日の属する月の月末までは第三者譲渡を15万円で受け付けるとしている。
ちなみに、アーバンコーポレーション・グループは、同GCを含め北海道で5コース、福島県で2コース(白河国際CC・郡山熱海CC)、山梨県で壮快美健館富士1ばんGの1コースの計8コースを経営することになる。この他に阪奈CC(大阪府)のスポンサーに内定している。
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平成20年8月13日、(株)アーバンコーポレーションが民事再生法
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平成20年11月、事業再生ファンド会社に譲渡、現在は不動産の(株)キャムコ系列に
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平成21年12月21日付けで、再生手続終結の決定を受ける |