旧経営会社の休業で閉鎖していた旧・山陽チャンピオンズGCを競売で取得し、コース・施設の改修工事を行っていたチェリーゴルフグループのチェリーゴルフクラブ高梁コース(18H、岡山県高梁市中井町津々617、TEL0866-28-2300)が10月5日に仮オープンする。
現在は継続してクラブハウスの改修に当たっており、仮オープン時はまだロッカールームのみの使用となるが、11月頃には大方のハウス内利用ができる状態を見込んでおり、来年4月にグランドオープンとなる予定だ。
運営方針はパブリックで、1ラウンドスループレーを原則(ハーフでの休憩も可)とし、ゴルフバッグの積み下ろし、カートへの積み込みは全てプレーヤー自ら行うアメリカンパブリック方式を採用するという。また、グリーンボーイ製3人乗りカートを60台導入し、フェアウェイ乗り入れを可能(雨天時を除く)とする。
再開場記念の期間限定特別料金(12月30日まで)は、税込みで平日5000円(通常7000円)、土日祝日8500円(同1万500円)となっている。
チェリーGC高梁Cでは「コースはおよそ1年半かけてフェアウェイ、ラフ、バンカー、グリーン全てにおいて全面改修した。
岡山県内のゴルフ場でパブリックコースは存在するが、オールスルー完全セルフプレー形式をとっているゴルフ場はないことから、それを強みとしていきたい。今後は友の会会員も募っていく予定」と話している。
なお既報通り、同ゴルフ場は昭和51年に(株)三盛の経営で開場し、様々な会員募集や集客対策においてユニークな企画で話題を呼んでいた。
しかし、隣接する民家の住民とのトラブルから裁判沙汰となるなど問題を抱えた後、平成15年11月頃には休業によりコースが閉鎖され、管理もされない状況が続いていた。
その後、昨年11月にチェリーゴルフグループの(株)チェリーゴルフホールディングス(西川弘代表、大阪府摂津市、TEL072-621-2266)が2億5千万円でコース・施設を落札した。
同ゴルフ場の経営会社は(株)チェリーゴルフ高梁(中西高之社長、本社=コース)となる。
↓↓↓ 平成27年6月11日追加
チェリーGC高梁C、平成27年1月12日をもってゴルフ場を閉鎖しメガソーラー建設
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