既報通り、GSグループはパブリックで営業している同CCの売却を公募による入札で行うとしていたが、このほど売却希望価格等を明らかにして、申込み受付を開始した。
(株)ハーキュリーズ・リアルティ(東京都港区、TEL03-6229-1520)を仲介業者として売却するもので、売却希望価格は1億円(建物の消費税は別途)、申込み締め切りは4月27日となっている。
同ゴルフ場用地は100%借地で、売却する不動産はクラブハウス(2階建て、延べ床面積2454平方メートル)やロッジ(14室)、コース管理棟等の建物と借地権付きの土地273万6302平方メートルで、現況有姿による売却となる。
同ゴルフ場は継続営業(冬季クローズ明けの営業再開は4月15日予定)できるように、コース管理機器や乗用カート、什器・備品も売却希望価格に含まれている。いわゆる”居抜き”の売却となる。
土地の賃貸料金(予定)は年間1000万円で、この他に保証金1000万円(同)が必要。土地賃貸借契約を結び、契約から20年間利用でき、更新も可能としている。この他に、ハーキュリーズ・リアルティに対する仲介手数料として、”売買代金の3%+6万円”の支払いが必要となる。
売り主はスポーツ振興(株)だが、買収希望者の連絡先及び問い合わせは、ハーキュリーズ・リアルティに限定されており、詳しくは同社へ。
ちなみに、同ゴルフ場はGSグループ入りした旧・緑営グループが会員制で営業していたが、その後の民事再生手続きでパブリック営業となった。在籍していた会員約2500名は、再生計画に基づき、旧・緑営の他8コースに移籍している。
|