「アサヒゴルフクラブ姫路」(兵庫県、TEL:079-336-3353)が、旧経営会社・卜ーア(株)と新経営会社・アサヒゴルフクラブ姫路(株)の訴訟問題に発展し、営業が停止していることが判明した。
経緯は、
・平成6年にバードヒルGC夢前Cの名称でオープン。
・平成12年、当時の経営会社・トーア(株)が民事再生法を申請したが予納金不足で同申請を取消
・平成13年からバーディカップ(株)(中野俊幸社長)が継承、バーディカップGCに名称変更
・平成18年9月にはアサヒゴルフクラブ姫路(株)(龍野康武社長)が営業権の全てを引き継ぎ、
アサヒゴルフクラブ姫路に名称変更して新体制で営業開始
・平成19年6月、休眠状態にあったトーア(株)が土地の賃借権を主張し強制的にゴルフ場
を占拠し、アサヒGC姫路の経営陣を排除 ・平成19年8月、卜ーアは土地の占有権の正当制を主張し、アサヒGC姫路(株)に対し
裁判を起こす(大阪高等裁判所)
・平成19年12月、ゴルフ場名を「夢前カントリー倶楽部」に変更し営業
・平成20年4月16日、トーアの敗訴が決定。
「トーア(株)の土地の占有はアサヒGC姫路(株)の占有権に対する侵奪行為である」とした
抗告棄却の決定(大阪高等裁判所)
参照・同様の判例情報 → 旧・グリーンハッ卜ウィンザーCC(岐阜、現・14ヒルズCC)
・平成19年12月14日、アサヒGC姫路(株)は会員3名とともに、トーア(株)の破産開始を申立て
申請代理人は、「すでにトーア関係者が事実上撤退、アサヒGC姫路(株)としては訴訟問題の終結を待って、地主との土地賃借契約をクリアにした後、従来のアサヒGC姫路の名称に戻し8月中旬の営業再開を目指す」と話している。
並行して、資金の捻出のため会員の募集も開始した正会員が20万円(入会金10万円、預託金10万円=10年据置)で定員50名。次回は40万円(入会金10万円、預託金30万円=同)で募集する方針。
なお、旧・バードヒルGC夢前C、旧・パーデイカップGC会員についても登録料3万円の追徴金で再入会を受け付ける方針。現在の会員数は250名としている。
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平成22年4月から、「チェリーゴルフゆめさきコース」の名称で営業再開
↓↓↓ 平成29年3月10日追加
「チェリーゴルフゆめさきコース」、平成29年1月末日をもってゴルフ場を閉鎖
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