オリベールリゾートカントリークラブ(前・オリーブアイランドGC、旧・小豆島CC)を大阪の建築石材加工・販売業者が競売で落札し、11月29日からゴルフ場名を「小豆島シーサイドゴルフクラブ」(18H、香川県小豆郡小豆島町当浜字北ノ原乙185-6、TEL0879-84-2000)に変更して営業を継続していることが、このほど分かった。
落札したのは関西石材(株)(大阪市大正区泉尾7-3-21、TEL06-6553-5541、上山元昭会長、資本金1000万円)。上田会長は「ゴルフ場経営については門外漢だが、ゴルフ場内に約2万坪程の用地を所有している関係で応札した」と語っている。
また、現在は暫定的に同ゴルフ場の運営を従来からのスタッフに任せているが、運営体制については「スタッフ等と検討して決める」という。
小豆島CCの旧会員についての処遇も未定としており、パブリックにする案も浮上しているが、営業対策もあり何らかの優遇策を提案する可能性もあるようだ。いずれにしろ、諸条件を整えた上で、来年の1月1日から正式に運営を行う方針という。
ちなみに、同ゴルフ場の落札は今回が2回目。1回目は、経営会社の破産で競売となり、韓国系のリュウゴルフ(ゴン・ソク社長)が平成16年6月に2億7010万円で落札して、これまで経営してきた。
しかし、リュウゴルフは経営に行き詰まったようで、既報通り今年10月に売却基準価額「2億992万2000円」で再度競売となっていた。落札価格は3億円という。
ちなもに、関西石材は輸入石材を建築石材等に加工して販売する他に、石材の施工工事などの事業も行っている。小豆島に石材加工の工場を3ヶ所所有している。
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