ゴルフ場法的整理、平成18年10月は10件で負債総額1001億円

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ゴルフ特信より

 18年10月のゴルフ場法的整理件数は10件、既設ゴルフ場数11コース、建設・認可未着工0コースとなり、前年同期に比べると3件増加(既設は4コース減、建設・認可未着工は増減なし)した。

 10月に法的整理を申請したのは、

久山CC(福岡)経営の久山カントリー(株)(2日申請、民事再生法)、
クラウンヒルズ京都GC
(京都)経営の京都日吉観光(株)(5日、同)、
パインマーシュGC&ホテル(福島)経営の(株)パインマーシュ(6日、破産手続き開始)、
土佐山田GC(高知)経営の土佐山田観光(株)(10日、民事再生法)、
肥後CC(熊本)経営の三陽開発(株)(16日、同)、
サンランドGC那須(栃木)及びサンランドGC東軽井沢(群馬)経営の(株)サンランド(17日、同)、
本郷CC(広島)経営の(株)本郷カントリー(同、同)、
栗駒GC(岩手)経営の栗駒開発(株)(同、同)、
石川GC(石川)経営の(株)石川ゴルフ倶楽部(同、同)、
愛野CC(長崎)経営の(株)長崎日動(20日、同)の計10社で、負債総額は1001億円にのぼった。

 (株)サンランド、(株)本郷カントリー、栗駒開発(株)、(株)石川ゴルフ倶楽部は、今年7月にゴールドマン・サックス(GS)グループ入りして3ヶ月後に民事再生法を申請。

 (株)長崎日動は既報通り、平成16年5月に民事再生手続き終結の決定を受けたものの、その後の売上げ低迷に加え、継続会員に対して預託金をカットしなかった等から債務超過が続いたため、2度目の民事再生法申請となった。

 また、ゴルフ場企業法的整理の今年1〜10月累計は42件(既設48コース、建設・認可1コース)、負債総額4684奥苑で、前年に比べると21件(既設23コース減、建設・認可3コース減)、8389億円減と大幅に縮小している。

 なお、平成2年から法的整理を行った企業は526件(既設670コース、建設中・認可未着工47コース)で、負債総額は14兆4483億円となっている。

ゴルフ場企業法的整理件数

18年 17年
法的整理 件数(件) 10月 10 7
1〜10 42 63
累計 526
既設 10月 11 7
1〜10 48 71
累計 670
建設・認可 10月 0 1
1〜10 0 4
累計 47
負債(億円) 10月 1,001 1,328
1〜10 4,684 13,073
累計 144,483
18年 17年
法的整理の内
再生法申請
件数(件) 10月 9 7
1〜10 37 49
累計 362
既設 10月 10 7
1〜10 43 57
累計 471
建設・認可 10月 0 1
1〜10 1 1
累計 6
負債(億円) 10月 731 1,328
1〜10 4,143 9,542
累計 86,223
各月未段階、「法的整理」は再生法・更生法・破産・特別精算等の申請含む、「再生法申請」は2次申請含む、
「累計」は法的整理が平成2年以降、再生法申請が平成12年4月以降

過去5年間の法的整理推移
(負債合計の単位は億円)

上半期
件数 既設コース 建設・認可 負債合計
14年 44 55 3 12,628
15年 45 78 2 12,781
16年 43 52 3 9,701
17年 43 50 4 10,211
18年 21 24 1 2,003
年間
件数 既設コース 建設・認可 負債合計
14年 98 130 5 30,239
15年 80 132 3 20,192
16年 82 110 4 19,239
17年 71 80 4 14,005
18年

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一季出版株式会社発行のゴルフ特信を参照させて頂きました。

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