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平成18年上半期会員権動向、急騰した関東、堅実な関西
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| ゴルフ特信より | |||||||||||||||||||
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景気の回復を受け、昨年後半から会員権需要も回復しているが、会員権組合が発表している相場から集計すると、平成18年上半期（1月～6月）、金額で一番値上がりしたのは東京のよみうりＧＣだった。半期で1700万円も値上がりした。 関東・関西の会員権取引業協同組合は、売り買いの指値から目安となる相場を毎週発表している。別表は、その相場表から算出した増加額と上昇率ベスト20。 関東は、平均相場が2月第2週まで11週連続で値上がりしており、特に高額・中堅もの約150コースの指定銘柄平均は、さらに3月第3週まで16週連続で値上がりした。→グラフ参照 高額ものに買いが集中、ちょっとしたミニバブル現象とも見られたが、ベスト20を見ると増加額では①よみうりＧＣ、②相模原ＧＣ、③我孫子ＧＣのベストスリーは、1000万円以上値上がりした。ベスト20はいずれも近場の名門コース。 また上昇率では、極端に低迷していた低額ものが急上昇した。トップは東京五日市ＣＣ、300％以上の上昇率で年頭相場の4・5倍になった。9位の千葉新日本ＧＣまでが相場を3倍にしている。高額ものが相場を牽引し底辺が拡大、低額ものまで価格が見直された。 関西は、関東から2ヶ月ほど遅れて需要が回復、昨年11月から上昇基調に転じた。しかし急激な上昇は見られず、2月は軟調となり、4月第2週から9週連続して値上がりしたのが目立った。 全体には毎週1～2％のアップといった地道な上昇で、突出したコースも出なかった。増加額では宝塚ＧＣと西宮ＣＣが500万円増でトップタイとなり、関東に比べると低額だが、市場規模の違いはあるものの、関東が少し極端にも見える。 上昇率では名張ＣＣが180％アップでトップ、7位の新奈良ＧＣまでが相場を2倍にした（10万円未満の相場コースは除外した）。 ちなみに平均相場は、関東が年頭（1月第2週）291・2万円（297コース平均）、6月最週が329・3万円（同338コース）で38・1万円、13・08％の増加。指定銘柄は同426・4万円、同564・9万円で、138・5万円、32・48％も増加した。 関西は年頭（1月第1週）156万円（167コース平均）、6月最週が197万円（同164）で、41万円、26・28％の増加。 |