■別冊飛礫5 天皇代替わりを問う―戦後民主主義と戦争天皇制(2)

特集
 「平成」天皇制反対運動は何を問うてきたか?――代替わり状況の中から   井上森
 「対テロ戦争」隠蔽する明仁・美智子天皇制 「平和と民主主義」の虚像   中嶋啓明
 「戦争」をかまえる安倍改憲政策と天皇らの「生前退位」政治
   ――批判の〈原則視座〉をどこに置くか  天野恵一

 元号廃止の運動を全国的にすすめよう  加藤智久
 治安維持法から破防法へ、そして共謀罪まで  永嶋靖久
 「産業報国会」時代の歴史的教訓を考える  伊藤晃
 沖縄のヤスクニ意識―沖縄の遺族会大会決議と池永牧師の投書を通して―  石原昌家
 廃炉・除染労働の現場から  平山剛
 天皇制と食とそして優生思想  安積遊歩 
 日本軍「慰安婦」問題〜戦争責任と向き合わない日本 「日韓合意」とは何だったのか  方 清 子
 韓国のヒロシマ」と呼ばれる陜川に原爆資料館が開館
   〜「日本は唯一の被爆国」と言い続けられるか〜  市場淳子
 1950年・ 朝鮮戦争と在日朝鮮人の反戦・抵抗闘争  林 炳 澤 
 「日の丸・君が代」・天皇制教育に抗して
   国立二小から天皇代替わり中の東京地裁判決まで  根津公子
 安保法制下で始まっている自衛隊教育の状況  永井栄俊
 森友学園疑獄・教育勅語・「日の丸」「君が代」について考える  山田肇
 植民地における教育勅語と天皇写真  佐野通夫