■38号 戦争の世界と日本

特集
 アメリカ帝国意識とイスラム                      松本耿郎
 9・11以降のアメリカと日本の天皇制                  小倉利丸
 アフガニスタンは、いま なぜ民衆法廷なのか              清水竹人
 対米追従をつよめるアロヨ政権と闘う フィリピン人民の反帝国主義運動の現状
                                    江夏五郎
 ブラジルの労働党新政権と今後の展望                  田島久歳
 思想・表現・団体活動をとりしまる稀代の悪法 「共謀罪」新設をゆるさない
                                    石橋新一
 子どもたちの危機、奉仕活動の義務化                  北村小夜
 労働日に関する法制はどこに向かおうとしているか            永嶋靖久

新連載
 アイヌ文学への招待(1)アイヌ口承文芸について(1)               
                   
太田マルク・オッカイ満/版画 川村シンリツ・エオリパック・アイヌ

一般論文
 「人らしい社会」とリニューアルされた国鉄闘争             岩崎松男
 被爆者はどこにいても被爆者 日本の被爆者行政は排外主義を克服できたか 市場淳子

フォトレポート
 米英軍よ、イラクの子どもたちをこれ以上、殺すな          まよなかしんや


いま、最前線
 反保安処分 つぶせ予防拘禁法! 2・9全国集会            長野英子
 労働  間接強制との闘い 現場を退かず争議を維持           中山善博
 労働 「迷惑防止条例」にご用心 東京都「つきまとい条例」を阻止したぞ!
                                    相蘇道彦
 民族 「拉致問題」を利用した排外主義・戦争国家づくりを許さない地域を!
                                    柏原貴司
 三里塚 空港公団の団結小屋破壊策動
     土地明け渡し裁判−千葉地裁の不当判決弾劾            山崎宏


連載
 地域から国家を凝視せよ―たたかう歴史学の構築(1)
             「滅び行くアイヌ」像の復活           藤野豊
 ケンタッキー短信(最終回)日本に帰ってきました            大宮有博
 まんが あきらくんといっしょ/きのこのひとりごと            きのこ
 読書案内 竹内浩三『戦死やあわれ』                  古川佳子
 映画紹介 『遥なるクルディスタン』