情報通信ジャーナリズム研究会・2000年度総会
[総括報告]
1.新生SJIC |
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一連のメーリング・リスト、ホ−ムページ上での討議や報告を通じてご承知いただいていると存じますが、SJICは、抜本的改組をとげて再出発することになリました。この総会は旧体制の最終総会であると同時に、新生SJICの初総会でもあります。 情報通信メディアに、それぞれにかかわってきた私たち相互の経験と情報の交流をはかる場として、旧SJICはそれなりの役割を果たし、その原点はこんごも引き継がれてまいりますが、新SJICはさらに「時代の編集者集団」として、デジタル時代の意味や課題を提示し、発信していくことになります。それが急速な変化のなかで不確実性を増すばかりの状況に対する私たちの社会的責任でもあリます。 このため、小グループやグループ間、あるいはネット上やオフ・ネットでの多彩な個性、才能の交流のなかから、新鮮な思考、表現を生み出したいと存じます。 SJICが発足してから7年問、活動をともにし、会をささえてきてくださった個人、法人会員のみなさまに、心から感謝の意を表するとともに、新SJICを拠点に時代にむけての発信を強めていただくことを願っておリます。 |
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2.改組と会計の存続 |
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新SJICのコンセプトのもとに、あらためて会員登録された方は6月15日現在33人(うち新規加入1人、法人会員からの移行1人)。 旧会則は破棄し、会運営の仕組みは、メーリング・リストの「SJICの仲間ヘ」やホームページの「参加よびかけ」にある通リですが、細かなル−ルは必要に応じて整備すればよいと存じます。 会計については、これまでの会計をそのまま引継ぎますが、今年度は移行期間と位置づけて年会費も大幅にひきさげ、次年度移行の財源については、今年度の活動のなかから最適解を見出したいと存じます。 会計担当と監査は、引き続き福田恵子、荒井久の両氏に、事務局は村上幸子氏にお願いいたします。予決算の会計報告と事務局からのお知らせは別項のとおリです。 |
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3.活動計画 |
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(1)ワークショップ、ワーキング・グループ |
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すでに「デジタル時代(社会)のジャーナリズム」が活動をはじめているほか、「地域情報インフラ」(提案・主宰 金沢寛太郎氏)「インターネット・リスク」(同 久保悌二郎氏)「モーバイル・インターネット」(同 荒井久氏)が近く発足の予定です。 |
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(2)イベント |
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「前橋市民フォーラム」(同下田博次氏)は九月の予定。 |
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(3)ホ−ムペ−ジ |
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在来のホームベージは、安藤貞之氏デザインを骨組みに、事務局の村上氏に制作をお願いしていますが、外部ヘの発信を重視し、ワークショップなどの活動報告やコラム、会員のホームページとのリンク、あるいは会員ページ、会員の個別活動の紹介とその論文・放送・イべント掲載のほか、フリーのコラム、投稿欄でさまざまな関連領域の問題提起も、とかんがえておリますが、要はコンテンツ次第、諸兄姉の出稿をお願いいたします。 さらに会員専用ホームページを開設し、会員間の討議や情報交換を密にする方針です。 |
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(4)出版その他 |
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すでに提案いただいてもいますが、活動成果をさまざまなメディアにのせての公表やイベントの企画など、自在に提案、参加・協力をよびかけていただき、実現したいと存じます。 |
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2000.6.17. 平松斉 |