映画が好き!
やっぱ映画館で見なくちゃあネ

たけ@若旦那の超個人的評価
イマイチ ★★まあまあ ★★★おすすめ ★★★★超おすすめ

ラストサムライ ★★★

さすがハリウッド、巨額の制作費をが投入しただけあって迫力ある時代劇でした。細かいところを探すとつじつまが合わない設定も多々あるのですが、史実に基づいた歴史映画じゃありませんので、その辺は無視して楽しむのがこの映画の正しい見方ではないでしょうか。
とにかく出演者の武者振りが格好良い。渡辺謙や真田広之はもちろん、甲冑姿のトムクルーズがまた良いのです。合戦シーンも戦術的にどうこう言いたくはなるのですが、迫力ある映像を見るだけで良いじゃないかと思えてしまいます。特に霧がかる林から騎馬武者が現れるシーンは最高に格好良いです。
勝者の中にあって腐敗と堕落に身を任せていた米国軍人が、清廉潔白なサムライの中で自分を取り戻していくストーリーも結構好きです。
余談ですが、日本の時代劇ファンを喜ばせたのは渡辺謙でも真田広之の出演ではなく、東映大部屋俳優の福本さんの出演ではないでしょうか。東映の大部屋俳優である福本さんは今年の誕生日が定年退職。その定年退職日をハリウッド映画ラストサムライのロケ地で迎えただけでもいい話なのに、トムクルーズがケーキを用意してくれてキャスト・スタッフみんなに祝福されたなんて事を聞いて、ジーンときちゃいました。斬られ役一筋、2万回も死んだ俳優にスポットが当たった瞬間でした。

マトリックス レボリューションズ ★★

実はマトリックスはレンタルビデオ+DVD、マトリックス リローデットはDVDで見たので映画館で見るマトリックスシリーズは初めてでした。
DVDを見てお勉強してから見たのですが、なんだかよくわからないストーリーです。まあスクリーンで見たのは初めてだたんで、アクション(ドラゴンボールの格闘シーンのようでした。)とかCGは迫力があってよかったと思うのですが、なんとなく拍子抜けのラストでした。マトリックスは人間対コンピューターの戦争だったと思うのですが、そこにエージェント・スミスが加わり訳がわからん構図になったような感じです。ちと私には難しい映画でした。

踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ ★★★

前作から5年が経過し、大きく変わったお台場湾岸署が舞台。前作が好きだった人には満足できる内容です。成長したり左遷されたり昇進したりと変わっているところや変わらないところが見えて、それもまた楽しかったです。本当は同じメンバーが5年後に同じ署内にいるのは不自然なのですが、そんな細かいことは捨てて、ストーリーをキャラクターを楽しみましょう。
内容的にはメッセージ性もあるし、まあまあ満足できるかな。ただ、ギバちゃん演じる室井管理官と真矢みき演じる沖田管理官の対比を明確にするためだろうか、沖田管理官の所轄差別が凄すぎ。あんな上司ではいくら有能でも役にたたないわな。お約束とばかりに指揮官が室井管理官に変わり、現場重視の捜査の元あっさりと解決に進む。この辺はひねりが無く陳腐な感じは否めない。まあそこを差し引いても十分面白い映画だと思います。ユースケやスリーアミーゴスたち脇がしっかりしているしね。
日本映画では類をみないスケールで撮影されているのもこの映画の魅力、エキストラの多さや小道具へのこだわりもたっぷりです。最後にお知らせをひとつ、エンドロールになっても席は立たないほうがいいですよ。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 ★★★★

前作同様上映時間が長かったのですが、あっという間に感じました。今やどこまでCGでどこまで実写なのかわからない状態ですね。まあそんなこと気にする間もなくストーリーは進み、グングン映画の世界にはまって行きました。
あれだけ凄かった前作はあくまで序章だったんですね。前作の最後に別れ別れになった7人の仲間、別れてしまっても自分のできる精一杯の使命を全うしようとする心が全員を大きく成長させていく。そんな姿が頼もしく、とても嬉しくなりました。とくに前作では足手まといにしか思えなかったホビット族のピピンとメリーががんばっていた。彼らのまっすぐな気持ちと勇気、一番成長したのは彼らですね。でも一番カッコ良かったのはアラゴルン、戦う姿も痺れますが、孤独な放浪者だった彼がリーダーとしての器量を発揮していく姿がまた良いのです。圧倒的な映像だけでも見る価値はあるのですが、この仲間の成長物語がロード・オブ・ザ・リングの本当の魅力なんだなあ。
映像も前作を軽く超えていました。前作が小グループの戦いだったのに対し、近作は大群との戦争です。敵であるサウロン軍のおどろおどろしい姿と戦いが、すぐそこで行われているような迫力と緊張感があります。
前作のDVDも買いましたが、今回も買っちゃうだろうなあ。奥が深くて何回見ても飽きない。映像をじっくり見るには日本語吹替え版のほうが良いから、字幕も吹替えも楽しめるDVDはお買い得ですよ。

戦場のピアニスト ★★★★

実話であること、監督であるロマン・ポランスキー自身が実際にホロコーストから脱出した経験者であることでしか表現できなかったであろう作品です。そのリアルさと強烈な説得力に、ただただ圧倒されました。
いままでも戦争映画を何本か見たけれど、たいていは兵士や将校の話で、一般民衆のしかも虐殺された側の映画を見たのは初めてでした。ピアニストが戦争の中で音楽を奪われ、家族を仲間を失っていく中、人間性すらも失っていく。ただ生きる、生き延びるためだけに戦果の中をすごしていく。その極限の中で、敵であるドイツ軍将校と失ったはずの音楽によって失われた人間性を取り戻す。
いまイラクという現実の戦争が行われ、人間の命が無数失われている今だからこそ絶対に見るべき映画です。戦争は体験できませんが、戦争を十分体感している今、戦争の是非を含め考えるのに感銘を受けるはずです。
残念だったのは、映画に流れる曲がわからなかった事。主人公はショパンの曲を弾くのですが、ショパンが舞台であるポーランドの出身であることすらパンフレットで知ったくらいでした。も少し音楽の授業をまじめに受けてりゃ良かった。

たそがれ清兵衛 ★★★

ずっと見に行きたかったのに行けず、ビデオになるまで待つしかないのかと思っていたら、映画各賞を総舐めしている状況からか、いつのまにか宇都宮で再上映されていました。
幕末の緊迫している時代背景のなかでもまれる貧乏な下級武士が主人公。貧乏だし嫁は先に死んじゃうし、ちっちゃい子供は2人もいるし、母親はボケるし、同僚には馬鹿にされるし、やな仕事は押し付けられるし・・・でもそんなに不幸そうには見えない。せっかく昔から好きだった幼馴染と結ばれても3年で死ぬ必要のない戦争で死んでしまう。でもやっぱり不幸そうじゃなく幸せに生きたのかなあなんて思えちゃう。人の幸せって何なのか、考えされる作品でした。
見た後すぐ日本アカデミー賞の発表があったのですが、やはり総舐めでした。役者さんもすごく良かったのですが、撮影や風景やセットのつくりが素晴らしく、それだけでも和ませてくれる映像にも感動しました。日本の原風景ここにあり。

オールド・ルーキー ★★★★

久しぶりに泣きまくった映画です。悲しくて泣くのではなく祝福の気持ちがいっぱいになって嬉しくて嬉しくて泣いてしまいました。
デニス・クエイド演じるジム・モリスは、野球が好きでプロになったが故障でメジャーに昇格することなく引退したテキサスの小さな高校の教師。その教師がわずか3ヵ月後にはビジターチームのピッチャーとしてテキサスでメジャーのマウンドに上がった実在の人物。まるで夢物語だし奇跡的なんだけど、現実に起こった話なんだからしょうがない。その時ジムの年齢は35歳、普通の選手なら引退している年齢でなんと今の私と同い年。「夢」を持つことの辛さ、それを乗り越えかなえていく姿に同い年の自分を写した時、ジムには賞賛と祝福の気持ちを、自分には叱咤激励のメッセージをもらった気がしました。
映像も良かった。CG全盛で派手な映像に目の回るようなスピード感のあるものばかり見ていたから、テキサスの荒れた大地や青い空、ボールパークの緑の芝が新鮮でした。どのシーンも丁寧に撮っているなあって感じがしました。
見終わって第一に感じたのは、一人で行って良かったなあってこと。知り合いの横では大泣きしづらいものねえ。

T.R.Y. 

久しぶりに日本映画(実写)を見ました。それほど興味があったわけではないのですが、メンズデーで1,000円だったし、ちょうど時間が合っていたのでって感じです。
総評としてはイマイチになってしまうなあ。ペテンも仕掛けにリアルさを感じられないし、「そんなん通用するかよ」って心の中で突っ込んでばかりいました。売りのどんでん返しも、ある程度は予想できちゃったしね。古い上海の街並みやクライマックスの操車場のシーンなどいいんだけど使い切れてないような気がしました。
良かったのは敵役の東中将役・渡辺謙さんです。敵役の謙さんって初めて見たけど迫力があるしドスもきいてるし、立ち振る舞いも颯爽としていて格好良かったです。昔から好きな役者さんだったけど、ますます好きになりました。そんな謙さん演じる東中将がへぼなペテン師にまんまと騙されるのが許せなかったのかもしれませんけどね。

ハリーポッターと秘密の部屋 ★★★

ハリーポッターと賢者の石はDVDまで購入するほど好きな映画でした。その続編だもの見ないわけにゃあいけません。
1年過ぎた主人公達はさすがに成長した感じですね。少し大人びた顔になっているのが逆に嬉しかったりしました。話は前作の方が面白かったかな。ロンとハーマイオニーが好きなので、彼らの活躍が少くなくなったようでちょっと残念です。やっぱ友情・正義・勝利の友情が少ないと面白みがかけるかな。とは言っても好きな映画のうちには入りますよ。前作が面白すぎた後遺症みたいなものかな。謎解きもちょっとわかりづらかったしね。
残念なのはダンブルグ校長先生。役者さんがお亡くなりになったので次回作には出れません。代役も立てないようですが、あの存在感は代役立てようが無いのかもしれませんね。

ウインドトーカーズ ★★

史実物の戦争映画って見てると非常に辛くなる。実際にあった話しだし、戦闘の描写も年々リアルと言うかショッキングな映像になっているよね。生まれてはじめてスクリーンで見た戦争映画「二百三高地」以来、戦争映画は見ている途中で悲しさと虚しさで落ち込んでしまう。だからかな、戦争映画を見るのは久しぶりです。無意識のうちに避けていたような気もします。
今回は「MI:2」以来のジョン・ウー作品だし、友情がテーマらしいので見る気になったのですが、やはり戦争映画でした。とにかく戦闘シーンが多い。確かに時間もお金もかけたようで、凄まじい戦闘シーンの連続でしたが、肝心の友情の絡め方が浅かったような気がします。ラストも意外とあっさりしてるし、泣けるかなと思っているうちにエンディングになってしまいました。
日本人から見ると違和感のあるシーンもあって少ししらけたのかも。ニコラス・ケイジが日本語を話すシーンがあるのだけど、「PACHINKO」っていっているCMのシーンがよぎって集中できませんでした。

スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 ★★★

前作「エピソード1 ファントムメナス」から10年後の話です。映像はどんどん進化していて凄いですね。冒頭の見せ場、都市でのスピーダーチェイスは見応えがありました。ジェダイマスター・ヨーダのライトセーバーアクションはフルCGだそうですが、スピード感があり変幻自在の戦いにヨーダらしさが出ていたと思います。クローン兵の動きも凄い。本物の行進のような動きや戦いの動きがCGとは思えなかった。イマイチだったのはドロイド工場のアクションかな。目新しさが無くゲームウォッチみたいなアクションでした。R2D2が飛んだのには驚かされましたけどね。
ストーリー的には世界観を掴んでないと難しいかな。後のダースベイダ―、アナキン・スカイウォーカーが暗黒面へと進んでいく序章的なところがありますね。あまりにも感情が激しすぎて冷静なジェダイの騎士になりきれないのでしょう。
アミダラ姫役のナタリー・ポートマン、綺麗になりましたね。相変わらず衣装の数は凄いけど、衣装に負けない美しさでした。

バイオハザード ★★★★

基本的に怖い映画は見に行かない主義なのですが、ゲームをやっていた事もあって見に行ってしまいました。
ゲームの世界観が全くと言っていいほど崩されていなかったので、ゲームをしていた私にも違和感無く見ることが出来ました。ゲームをしている時の「ドアを開ける」恐怖感もやんなるくらい再現されているし、弾は無くなるし、仲間はゾンビに食われるし。自分が主人公になった(ゲームをしている)感覚になって恐怖を体験させられました。
主演のミラ・ジョヴォヴィッチはカッコいいです。凛とした表情が綺麗だし、格闘のアクションもキレてる。ゲームの主人公ですら最低でもナイフを持って戦っているのに、彼女はゾンビ相手に素手で戦うんだもの、キレてるでしょ。
ゲームと映画、最大の差はエンディングですね。ゲームではラスボスに勝って、「やったあ倒したあ」という達成感と「助かったあ」という脱力感でエンディングを迎えるのですが、映画では体が震えるほどの恐怖と絶望感に覆われたままエンディングを迎えました。恐怖と絶望を引き摺りながら映画館を出るなんて、今まで一度も無かった。面白かった(怖いけど)し、印象の残る映画でした。

少林サッカー(日本語吹き替え版) ★★★★

久々にお馬鹿な映画(誉めてるつもり)を見てしまいました。B級のアクションと超A級のアクション、そしてめちゃくちゃなストーリーが最高に笑えました。
伝統的な香港アクションのクンフー+ワイヤーアクションは凄いばかりでなく面白みもある。さらにトリック丸見えのB級の映像も惜しみなくちりばめている。三星レストランのフレンチの途中に牛丼(嫌いではないし美味しい)を食べているような感じ。
今回は日本語吹き替え版で見ましたが、香港映画は吹き替えの方が面白い場合が多いですよね。特にジャッキー・チェン映画の場合、テレビで見た方が圧倒的に多いので本物の声の方が違和感を感じるくらい。
あまりなにも考えず、笑って見るのが正しい映画です。最後の最後まで笑えますよ。

ロード・オブ・ザ・リング ★★★★

全世界にファンを持つトールキン原作による「指輪物語」、実は読んだことがありませんでした。20世紀最高の文学とまで評され世界中が待ち望んだ作品とあっちゃ見に行かないわけにはいかない。で見に行ったら休館日でした。(仕方がないのでスパイダーマンを見たわけです)やはりどうしても映画館で見たかったので、宇都宮での上映が終わる直前に見に行ってきました。
まあとにかく映像が美しい。主人公フロドの故郷ののどかでやさしい村の感じや、悪の魔術師サルマンのおどろおどろしい城などファンタジー映画独特の世界観にどっぷりとはまっていきました。物語の展開もテンポが良かったし3時間の上映時間も苦にならないほど熱中できました。
この映画のキャラクターでは魔法師ガンダルフが一番好きかな。何とも渋いっす。あとはリヴ・タイラー演じるエルフの姫様アルウェン。アルマゲドンでも思ったけど凛としたきれいさのある女優さんですね。
先が知りたいのとより深く世界観を知るために原作を読みたいのだけど、映画館でのインパクトを考えると予備知識はないほうが面白いのかなあ。チョット悩んでいます。
思ったのは、ドラクエをはじめとしたファンタジー系のロールプレイングゲームのまさに原点だって事。キャラで言えば魔法使い、勇者、エルフ、モンスター、魔王が勢ぞろい。ストーリーも仲間で協力して苦難を乗り越え、悪の魔王を倒すこと。まさにRPGの王道ですものね。RPGも先を知ってるとしらけるし、ここはやはり原作を見ずに楽しもうかな。

スパイダーマン ★★★★

まさに正統派アメコミヒーロー映画って感じです。この手の映画は大好きなので大いに楽しめました。
まずはなんと言っても映像のリアルさとスピード感が気持ちいい。糸を使ってマンハッタンのビルの間を高速で移動していく様や宿敵グリーンゴブリンとの空中戦など見所がたっぷりです。ストーリーも十分楽しめました。不意に偉大な力を手にしてしまった高校生の苦悩とか恋愛に対する考えとか。恋愛と友情の選択とか、その辺が2作目への布石になってるような感じもあるし。
NYが舞台だけにWTCテロの影響がかなりあったそうです。撮り終えた後の事件であったため、多くの背景にWTCの姿が映っており、それを全て取り除く作業に1ヶ月ほどかかったそうですから、予想外の大出費でしたでしょうね。
こうゆう映画はやっぱスクリーンで見るべきですね。迫力が違いますもん。一つ納得いかなかったのはヒロインですね。ぜんぜん可愛くない上にかなりの尻軽。チョットだけやさしいだけで、主人公が6歳のときから12年間も片思いするような女には見えないよなあ。この点だけ除けば完璧だったのに惜しい!2作目もすでに製作が決定しているようですし楽しみです。

ハリーポッターと賢者の石 ★★★★

全世界を席巻しているだけあってさすがに面白い映画でした。主演のハリーポッター役ダニエル・ラドクリフもいいし、優等生のハーマイオニーも可愛いし親友のロンも面白い。脇を固める先生もたちも個性がハッキリしていてわかりやすい。その中でも好きなのは番人ハグリット。いかついのに優しいし動物好きでおしゃべりで少し間が抜けているところが可愛くもありますね。
原作や世界観がしっかりしているせいか、違和感なしにストーリーに没入できるのがすごいですね。学校の中にモンスターが出現したりするのは問題だけど。後半もRPGみたいに仲間と協力して難関を破っていく、最後は少しあっけなかったけど十分楽しめる映画です。
2作目3作目が公開されるのはずいぶん先のようですので、原作本を買うしかないかなあ。

オーシャンズ11 ★★

この映画も野郎2人で、しかも有楽町で見てしまいました。カッコわるう!
ジョージ・クルーニーとブラット・ピットのかっこよさが目立った映画でした。ジュリア・ロバーツですら影が薄くなってしまうほどにね。せっかくジュリア・ロバーツを使っているのにもったいない感じです。ジュリアファンの私はもう少し活躍(ルパンVの不二子ちゃんみたいに)してくれるのかと思っていました。
特にアクションとかは無いのですが、頭を使って大金をせしめるっていう見たあとにスカッとする映画です。最後は気持ちよく騙されてしまいました。うがった見方をしないでスパッと騙されてみるのが正しいかも。

千と千尋の神隠し ★★★★

30代・独身男3人で見に行ってしまいました。でもそんな事あっという間に忘れて映画に没頭出来ちゃう映画です。
とにかく見た後に爽やかなやさしい気持ちにさせてくれる映画でした。この映画は多くの人が見ていますし、それぞれに深い感動を味わったのだと思います。超人的な強さを持った主人公が多かった宮崎アニメでしたが、この主人公「千尋」は本当に普通の女の子、その辺にいる感じです。そんな子がどんどん成長していく姿に自分を合わせてみたり。言葉や約束の大切さを感じてみたり。ココに書くこともそうですが、言った言葉・書いた言葉に責任を持たなきゃなんて事も思いました。
「千と千尋の神隠し占い」ってのが携帯のサイトにあって、私はなんと「ハク」様でした。ちょっと嬉しい。

ドリヴン ★★★★

映画通の方にはあまり前評判が高くなかった作品です。でも私のような車好きで派手な映像好きで単純な映画好きには「当たり」の作品でした。
評判が悪かった要因は設定のおかしさからきてるのかも。ちょっと考えただけでもたくさんあります。1.CARTは引退して何年も経つ往年のレーサー(スタローン)が簡単に復帰できるところじゃない。2.スタローンの体でかすぎ(レーサーにはでかいマッチョはまずいない)。3.展示してある車は簡単にエンジンかからない。3.CARTをノーヘルで運転してたら息が吸えないし首を壊す。4.普通の公道をあんな車で暴走したらライセンスは剥奪される。5.若くてカッコいいトップレーサーが取り合う程の女じゃない。ケチをつけ始めたら止まらない映画です。でもそんな事ふっ飛ばしてしまうくらいに面白い映画なのです。カーアクション満載のド派手映画ではあるのだけれど、スポーツ映画・友情映画の爽やかさがあり、見た後にスカッと爽快な気分にさせてくれました。映画館で見ると、少しくらい変なところがあっても、迫力と音量で帳消しになるんですよね。多分ビデオやテレビで見たら違う感想になっていたでしょう。こうゆう映画は映画館で見るに限るね。

A.I 

話題作にとことん弱い私、また前評判とスピルバーグの名前で見に言ってしまいました。
主演の子役は上手いし可愛いのですが、それだけって感じ。凄まじいまでにCGに頼ってしまって話が良くわかりませんでした。言いたいメッセージはあるのでしょうがダイレクトに伝わってきませんでした。アクションとかばっかり見ている私のは難しかったのかもしれません。もう一回見れば違う感想になると思いますが、今のところは「もう一つ」と言う感想でした。

ジュラシックパーク V ★★

ついつい見に行ってしまうジュラシックパークシリーズ。確かにだんだんリアルさとかはあがっているとは思うのだけれど、そろそろ飽きてきた。
例の島に行方不明になった子供を捜しに行く話なのですが、ちょっとありきたりかな。ティラノサウルスに喰われた衛星電話が、う○この中で鳴っていて助けを呼ぶってのは面白かったけど。まあ何しろ時間が短い。えっ、もうエンディングなの?って感じで、もしかしたらエンディングロールの後に何か仕掛けがあるのではと、館内が明るくなるまで席を立てませんでした。最後に軍隊がヘリコプターで助けに来るのですが、時間から見てもう一波乱(トリケラトプスとの空中戦とか)あると思っていたので、かなり拍子抜けでした。

バーティカルリミット ★★★★

キャッチコピー「予測不能 全てがクライマックス!」はなるほどって感じでした。クリフハンガーとか山岳アクションは大好きな映画のジャンルですが、これもまたかなり面白かったです。
世界最難関「K2」で遭難した主人公の妹と金持ちの2人を助けるために何人もの人間が犠牲になるって言う話でチョット不条理なのですが、その辺抜きにしてもいいくらいおもしろいです。アクション・アクシデントが次々におこり、息をつかせてもらえないような感覚。助かったと思ったとたん次の災難が襲い掛かってくる状態です。こっちが高山病・酸欠になってしまいそうになりました。

スターウォーズ エピソードT ファントムメナス ★★★

世界観・映像・役者全てが面白かった。CGの滑らかさがスターウォーズの世界観をリアルに感じさせてくれますね。レースのスピード感もなかなかで、思わず首をすくめてしますほどです。戦闘シーンもほとんどCGなんでしょうが、集団の動きが迫力ありました。
気に入らなかったことが1つだけ、ライトセーバーの戦闘シーンです。スピード感はないし、ワイヤーで吊っているのも見え見えで興ざめでした。この辺はシリーズ通して思うことなのですが、俳優陣は東映太秦で殺陣(チャンバラ)の合宿をしたほうがいいかも。
まあアミダラ姫が可愛かったからいいか。

M:i-2 ★★★★

とにかく理屈抜きに面白い!カッコいい!
前作を軽く凌いでしまった珍しい作品ですね。最初のフリークライミングからカーアクション、潜入アクション、銃撃戦、バイクアクション、肉弾戦とまさにフルコース。しかも全て1級品です。主演のトム・クルーズ、このアクションをほとんど自分でこなしたってんだからまた驚きです。
私が好きなアクションはバイクのシーン。計算され尽くしてはいるのでしょうが、何であんなアクションができるのか不思議なくらいです。今までのただ何十台もの車が次々とクラッシュしていくカーアクションは何だったの?まあアスファルトのシーンと砂地のシーンでバイクのタイヤが変わっているのはご愛嬌ですよね。
最後も勧善懲悪でめでたしめでたし。最高の映画でした。

DVD版を買っちゃいました。だってトップガンのDVDが付いて来るんだもん。

梟の城 ★★★★

司馬遼太郎原作・篠田正浩監督とあっては見逃すわけにゃあいきません。さすがにこのコンビ、期待を裏切らない映画にしあげてくれました。日本映画の時代物にしてはセットやCGに金をかけているようで、安土桃山時代の世界がしっかり構築されていました。
ストーリー的にはあくまで「復讐に燃える忍者」なので暗くなりがちですが、鶴田真由や葉月里緒菜との色恋がアクセントになっていてダークになりすぎないのが良かった。大屋根(聚楽第?)の上での殺陣は迫力もあったし、町並みをバックにしての映像もきれいでした。邦画はもっと時代物・歴史物の映画を作って欲しいなあ。それにしても、お客さんが意外と若い(女子高生もたくさんいた)のが不思議でした。