しののめ会トップページへジャンプします。 ▼本文へジャンプ
 

TOP > 施設・サービス紹介 > ぽぽろ > 「ぽぽろ」の生活


★ 「ぽぽろ」の一日の生活 ★

 

■ 午前6時から(家庭での生活)

● 自律起床・・・機嫌よく自分で目覚めます。

● 着替え・・・裸になって着替えます。

● 水で顔、手、足を洗います。

● それから、朝の散歩の時間です。30分くらい土の道や草道、階段など変化に富んだ道を少し早足で歩きます。

● つづいて朝食の時間です。米を主食として味噌汁、大豆、魚、肉、野菜をバランスよくしっかり食べます。

● 朝食が済んだら「ぽぽろ」に行く準備をします。夜の睡眠で腸内の廃棄物が結腸へ押し出され大便が出やすくなっています。また、朝食をとることで排便しやすく、気持ちがよい上、身も心も軽くなります。必ずこの時間帯に大便を済ますようにします。

 
ページの先頭を表示します。

■ 午前8時から

● 「ぽぽろ」に通う子どもたちは、近くに車を止めて親子で1キロくらい徒歩で「ぽぽろ」にやってきます。

● 午前8時30分から「ぽぽろ」での生活が始まります。親子で足や指をマッサージして体をもみほぐし、「赤ちゃん体操」をしてから送り出します。

 
ページの先頭を表示します。

■ 午前9時から

● 午前9時から午前10時までの1時間は運動の時間です。

● 「ハイハイ遊び」・・・「腹つきばい」「四つばい」「高ばい」「手押し車」などがあります。みんなで楽しくはって遊びます。

写真:朝のハイハイ遊びの様子。

● 「倒立」と「引き起こし」・・・指導員の介助でおこなっています。手を開き、体重を肩と腕にのせ、倒立します。引き起こしは向かい合って行います。この運動で、首・腹の力をつけます。

写真:倒立をしている様子。

● 「ストレッチ」・・・体をひねる運動をします。

● 「手押し車」・・・床と子どもの体を平行にし、大人が子どものひざが伸びるように介助をして、手と肩に体重をかけて前進します。

写真:手押し車をしている様子。

● 「ゆさぶり遊び」・・・大人の膝に子どもを乗せ、前後左右に揺さぶります。またはシーツや大き目のタオルに乗せてゆりかごのようにゆさぶります。

● 「月ごとのプログラム」

 

 ▲ 補足1:月ごとのプログラムについて

● 「手・指の遊び」

 

 ▲ 補足2:手・指の遊びについて

 
ページの先頭を表示します。

■ 午前10時から

● 本読みと手遊びの時間です。

● 子どもたちは正座をして本読みや手遊びをします。まだ正座が難しい子どもは足を前に出して座ります。

● 手遊びは、体の各部位を歌と振りで知らせたり、「手を握る」「開く」などの動作をすることによって指を巧みに動かせるように遊びます。

● 本読みは「いないいないばあ」など、簡素で集中できる絵本を見ています。

写真:絵本を読み聞かせている様子。
ページの先頭を表示します。

■ 午前10時15分から午前11時30分まで

● 昼寝の時間です。子どもたちはトイレと着替えを済ませ昼寝の準備をします。

● 幼い子どもたちほど昼寝は必要です。午前10時30分から1時間ほど昼寝をします。

● 午前中に昼寝をおこなうのは、「逆説睡眠」といい脳の発達を促すと考えられている睡眠をとることができるからです。目覚めもよく、目覚めた後は活発に活動ができます。

 
ページの先頭を表示します。

■ 午前11時30分から

● 午前11時30分に起床し、トイレと着替えを済ませ、昼食に備えます。

● 午後12時からは昼食の時間です。「ぽぽろ」の昼食は授産施設「とも」から配達される弁当です。

● 弁当に使用されている食材は、無農薬、有機農法によるものを使用しています。

● メニューはおひたしやソテー、煮物などで素材の味を生かしたものです。偏食の子どもも素材の味を知り、いろいろと食べられるようになった子どももいます。

 
ページの先頭を表示します。

■ 午後1時から

● 子どもたちがのびのびと活動をする時間です。

● 散歩・・・近くの広場へ行きかくれんぼをしたり、追いかけっこをして遊んでいます。また、あぜ道や草道を歩きます。

● 庭遊び・・・滑り台や土山すべり、ボール遊び、砂遊び、泥んこ遊びなどをします。

● 絵・・・たんぽ筆(=布などに綿を包んで丸くしたものを棒の先に付けた筆)を使い、絵の具で大きな紙に仲間と一緒に描いたり、指導員と向き合い会話をしながら描きます。

● リズム運動・・・ピアノにあわせて楽しく体を動かします。

● 夏はプールや水遊びをします。

● 雨天の日も大型の積み木やトンネルハイハイ遊びなど、ダイナミックに体を使い遊びます。

 
ページの先頭を表示します。

■ 午後3時から午後3時30分まで

● おやつの時間です。

● おやつは各家庭で手作りのおやつを持参していただきます。「手作りおやつ!?」と深く考える必要はありません。おにぎりやふかし芋、子どもと一緒に作ったホットケーキやきゅうりの浅漬け、果物などと工夫次第です。

 
ページの先頭を表示します。

■ 午後3時30分

● 降園時間です。朝と同じように「ぽぽろ」から1キロくらい歩いて、そこからそれぞれの家に帰ります。

 
ページの先頭を表示します。

■ 午後4時ごろから

● ここからはふたたび家庭での生活です。

● 帰宅したらお手伝いをさせましょう。夕方、子どもを退屈させると、眠くなってしまったり、食べ物を欲しがったりしてしまいます。

● 「ぽぽろ」で使用した食器やタオルは、自分で片付けさせます。

● 夕食の準備や後片付けなどをお父さん、お母さんと一緒にします。

 
ページの先頭を表示します。

■ 午後6時ごろから

● 夕食の時間です。

● 献立は薄味にして軽くします。肉類や油をたくさん使ったものは食べ過ぎないようにして、朝食や昼食で食べるようにします。

 
ページの先頭を表示します。

■ 夕食後

● 夕食後は少し体を動かして遊びます。

● 夕食後20分くらい楽しく笑い合い、ハイハイ運動で遊びます。家族そろって運動的な遊びをします。手押し車やシーツを使ってゆさぶり遊びも楽しいです。

 
ページの先頭を表示します。

■ 楽しく遊んだあとは・・・

● 入浴をします。夜の遊びの興奮をほどよくおさめ、昼間の体の代謝と夜の体の代謝の切替にもなります。

● 入浴後は「湯ざめ」をしないように20分以内には就寝できるようにします。

● 就寝の準備・・・入浴すると体温を下げる作用で汗が出ています。睡眠中の水分代謝のためにも水を少し飲ませます。また、正座もしくは足を前にして座り、絵本を読み聞かせるなど落ち着いた時間を持ちます。そしてトイレを済ませて布団に入ります。

 
ページの先頭を表示します。

■ 入浴後・・・

● 午後8時前には布団に入りましょう。

● 布団に入り5分から10分以内に寝つくことが育ちによいとされており、夜尿もなおります。

● 添い寝はしないで、部屋を暗くし(豆電球も消します)、静かにしてそばに座って寝つくのを待ちます。

● こうしてぐっすりと眠り、また次の日がさわやかに始められます。

 
ページの先頭を表示します。

 

「ぽぽろ」では、お子さんの24時間の生活をお父さん、お母さんと「ぽぽろ」とで分担して保障し、仲間と笑顔で楽しく遊べるようにしていきます。

力をあわせて楽しく子育てをしていきましょう!

 
ページの先頭を表示します。

一つ前へ トップページへ

Copyright (C) Social Welfare Corporation Shinonome All rights Reserved