聞く力を育てる

厳しい残暑も、まもなくの秋分の日をわきまえているようです。急に涼しくなりましたね。お風邪を召した方も多いようです。お大事になさってくださいね。

いろいろな芸術(アート)を眼にする機会の多い秋です。
芸術と向かい合った時に、あなたはどんなことを感じますか?
「あ・・これは好き。心地よい。これはあまり好きではないから見続けることは嫌だなあ・・・」
「これは@@年代の影響を受けているわね。ふむふむ・・」
「この色が好きだわ。」
「この人の奏でる音楽がとても好きなの」

詳しい知識などなくても、感じる力はどなたにも備わっています。その力を思う存分働かせる為の、「時間」をあげて欲しいのです。
一般的に芸術と呼ばれている絵画や音楽、バレエやダンス・・だけではなくて、あなたが芸術と感じるものをあなたの感覚で探してみてください。

そのものに触れたとき・・・
触れる前とは異なる意識が芽生えているはず。外見的には全く変わっていなかったとしても、あなたの内側は確実に何かが起こっているのです。

自然は、冬の休息期間に向けて密やかに深まっていきます。
あなたのなかの感覚の豊かさに気が付いたなら・・そっとそっと深めてみてください。

直接的なメッセージなどなくても、聞く力を育てることによって、あなたの心や感覚は柔らかくなっていきます。身体が眠っている間も、聞く力はまどろみながら働いていますから。
まっすぐに刺さる言葉、柔らかく包むことば。人の話すことばに色や匂い、風や季節や自然達を感じたことがありますか?

治癒の力をもつことばは、あなたの「聞く力」をゆっくりと芽吹かせます。星や月や風の声を聞ける力を。



ポかリン記憶舎 リーディング公演
ラ・ロンド
10月30日〜11月1日 STスポット




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