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♪Twin1 R4N
ベルボンから韓国セキュライン社製のカメラレリーズワイヤレスリモコンアクセサリ「Twin1 R4N」が発売されてます。

♪Twin1 R4Nの仕様
「Twin1 R4N」は、ニコンのプロ&ハイアマ向けデジタル一眼レフカメラD300sなどの10ピンターミナル搭載機種のレリーズ用のワイヤレス赤外線リモコンです。
対応機種は、2009/10現在D3S、D3X、D3、D2、D1、D700、D300s、D300、D200。富士フイルムのFinePix S5 Pro、FinePix S3 Proです。
ニコン製のレリーズケーブルのワイヤレスの製品としては純正ルミコントロールセットML-3があります。実売\14,000です。
それに比べ、「Twin1 R4N」は約\6,000で購入でき、実に半額以下と低価格です。コストパフォーマンスは最高!それに、純正ルミコントロールセットML-3よりよい点がいくつかあります。
♪純正ルミコントロールセットML-3 対 Twin1R4N 比較
ニコン純正ルミコントロールセットML-3とTwin1 R4Nの長短を比較検討したいと思います。
ニコン純正ルミコントロールセットML-3の長所短所
短所 |
アクセサリーシューが埋まってしまう。 内蔵フラッシュをコマンダーとして使えない。 高い
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長所 |
後方からにも対応している。 おまけ機能がある。 |
Twin1 R4Nの長所短所
短所 |
後方からが微妙
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長所 |
レリーズケーブルが付属。 最安。 アクセサリーシューを使わないので、内蔵フラッシュをコマンダーとして使えるし、ストロボもつけられる。 |
以上、Twin1 R4Nはアクセサリーシューをふさがないのでかなりいい線いっていることがわかります。
内蔵フラッシュをコマンダーとして使えるのが私的には一番の比較項目です。

Twin1 R4Nのリモコン受信機はこんなに小型。電源はカメラ本体から。電池不要。

Twin1 R4Nは無線ではなく赤外線です。高感度とのことです。前面からであれば、20m位離れても受信します。受信機は前面に取り付けるので、後方からの操作は受信する時としないときがありいまいちです。ただ、レリーズワーヤーケーブルが付属しているので後ろからのときの代替策が用意されています。総合的にみてとっても実用的なセットです。
♪Twin1 R4Nの取り付け
まず、10ピンターミナルの端子を探しましょう。私はs5proなので、ニコンD200と同じで、前面にあります。この図のようにキャップがついています。


このキャップ、取ろうとしても取れません。このように精密ドライバでこじ開けても無理です。
実は、10ピンターミナルはねじになっています。ひたすらねじってください。切り込み(ピッチ)が細かいので、ゆるんでいく実感がないですが根気よくねじればちゃんと取り外せます。


当然ですが半押しが利きます。

Bつまりバルブもok.ボタンロックを上にスライドさせるという超古典的構造で、わかりやすさと実感は抜群です。

シャッターは2秒遅れの設定ができます。ニコンのML-3は3秒ですね。まあ、実用的な誤差です。手元のリモコンを隠しての撮影に有効です。


信頼性の問題を克服するのが、連写モード。豆電球のような小さい受信機にあるちっちゃいピンを押すと連写モードになります。LEDが点くので慣れると、わかりやすいインターフェースだと思いました。
記念写真を撮るには表情の変化や顔が正面を向いている写真を撮りたいので、連写した中で最高の一枚を撮るには最適です。

あと、「ユニバーサルモード」というのがあって、一眼レフカメラに赤外線受光部があるD90やD5000などの入門デジイチ用のワイヤードリモコンにも変身します。つまり、10ピンモード一眼レフと赤外モードがある入門一眼レフに対応します。高級一眼レフ、中級一眼レフだけでなく、入門一眼レフもサブ機として所有されている方にも満足を与えられるという、欲張りな仕様になってます。たしかにリモコンが1つですむのはありがたいです。

最後におまけの機能ですが、LED点灯モードがあります。考え方は単純でシャッターの動作を知らせるパイロットランプのLEDが懐中電灯の代わりになってしまうものです。ただ、よくできていて、半押しでは普通、強く押しこむと最大の明るさになります。白色LEDですから、便利かもしれません。

アイデアですね。
ウォン安になったからか、価格面での魅力が倍増しました。アイデアと価格は魅力的です。いいものですので、みなさまにおすすめします。
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