リゴフィルムは基準チャートがインプットされているネガフィルムです。 基準をもったネガフィルムはデジタル取り込みに最適です。
厳密(リゴ)色再現ネガフィルムの誕生です。

デジタル画像製作にはリゴフィルム!


正しい入力自体が困難だったネガは、リゴフィルムなら<リゴ標準>で色・濃度・コントラスト三要素が確実に調整でき、正しい画像入力が実現します。つまり、スキャナ取り込み時は<リゴ標準>の中央の7をRGBレベルでおよそ100、4=70、10=35、20=16内外を目安に調整します。その調整によりフラットスキャナではコンタクトプリント取りが、更にフィルムスキャナでは、<リゴ標準>をプレスキャンしてグレイバランスをとったあと、被写体画像のプレスキャンなしの連続取り込みで、フェリアなしのパーフェクト取り込みが容易、迅速、確実。つまり、ネガに<5段階基準>があるかないかが、今後はそこで、はっきり、天国と地獄の分かれ道となります。

ハイアマチュア、プロはもとより、実用画像・作品・ポートフォリオ制作、印刷、出版、美術品記録、鑑識、発掘調査、文化財保存、博物館、美術館、図書館、大学、病院、医療関係機関、研究所等における厳密色再現が要求される場面でぜひお使いいただきたいフィルムです。



基準チャートがあらかじめ埋め込んであるネガフィルムです。
通常の1枚目より前の位置に写し込んでありますので、そのまま普通に撮影できます。(注1)

     
これが基準チャート(<リゴ標準>と呼びます)です。

(財)日本色彩研究所製無彩色票使用の5段階(濃度0.1、0.4、0.7、1.0、2.0)、及び下段に15段階(濃度0.1から1.0までは0.1段階、2.0までは0.2段階)Gスケール構成の<プリント基準>リゴ標準基板をTTLカメラにて色温度約5、500度Kストロボ光で適正露光しています。


そのまま普通に撮影できます  

<リゴ標準>は通常の1枚目より前の位置に写し込んでありますので、そのまま普通に撮影できます。(注1)

■撮影  
1)使用カメラ
 通常35ミリ版カメラ。

2)フィルム装填
 指定通り、正しくカメラに装填して下さい。

 <リゴ標準>は正規の一枚目の画面から約10〜15ミリ離れた手前にインプットされます。正常な装填なら何ら問題ありません。手巻きカメラでは1枚目以前に撮影しないよう、またリーダー部を引き出しすぎないようご注意下さい。

3)露出
 リバーサルに準じ、昼光相当、約5、500度Kの光で適正露出で撮影をして下さい。

 撮影光源の色温度に高低がある場合は、昼光用リバーサルに準じてレンズに適当なLBフィルターを使用して下さい。しかし、夕景をはじめ自然な光源色効果をだすにはフィルターは不要です。むしろ色を強調するくらいの使い方が面白いでしょう。
 

■適正露出の定義について
 RWの適正露出の定義:1.入射光メーターの測定値。2.TTLカメラ及び反射光メーターの場合はRW 標準グレイ・プレートまたは、コダック18%グレイカード反射板による測定値、3.レンズにRWDF使用による測定値。1、2、3は、ほとんど同じ値を示す筈です。 (ご注意)TTLカメラの通常のTTL露光は被写体の明るさと測定法によって微妙にまた著しく過不足が生じます。別売<RW適正露出ディフューザー(RWDF)>(2、400円)をTTLカメラのレンズにセットし、被写体位置から光源(〜カメラ)方向に向ければ、入射光メーターと同じ原理で適正露出が判定できます。AEロックのあとRWDFをはずし、その適正露出で被写体撮影をして下さい。

 

(注1)手巻きのカメラ等、1枚目より前から撮影できるカメラに関しては、撮影開始位置を確認してからお使いください。
下図のようにフィルムの上下に記載されているコマ番号の0番より前にチャートがインプットされています。お使いのカメラで撮影したネガフィルムを調べて、1コマ目から撮影されている場合は問題ありませんが、1コマより前に写っている場合は、通常の1枚目位置までレンズキャップをして空写ししてからお使いください。

またキヤノンEOSシリーズの一部の機種のようにフィルムの後端から撮影するタイプのカメラではリゴフィルムのチャート部(0枚目)まで撮影できてしまいます。この場合はあらかじめフィルムの先端のパーフォレーション(フィルム巻き取り用の小穴)8個分切り落としてからカメラに装填してください。チャートがインプットされている0枚目部分に撮影してしまうことがなくなります。


     基準チャートをプリスキャンして取り込めば、
フィルムスキャナーで 正しい色再現が得られます!  


       <オート>           <基準をプレスキャンして取り込み>


<手順>
1.フィルムスキャナーにリゴフィルムの基準チャート部をセットし、プレスキャンする
(厳密調整には、トーンカーブ等で<リゴ標準>の中央の7をRGBレベルでおよそ100、4=70、10=35、20=16内外を目安に調整します。)
2.フィルムホルダーから基準チャートを取り外してスキャンしたいコマをセットして本スキャン
この後は、プレスキャンを行わずに本スキャンをすれば、基準チャートをプレスキャンしたデータに固定されたまま本スキャンされます。(メーカーによっては露出固定ボタンもあります。)

プレスキャンに基準チャートを使うことによって、スキャナーの取り込み条件をそのネガに合ったカラーバランスと適正濃度にセットすることになります。
各社フィルムスキャナーで大きな効果

テストしたフィルムスキャナーは以下の通りです。

ミノルタ株式会社
・Dimage Scan Dual F-2400
・Dimage Scan Speed F-2800
・QuickScan35
キヤノン株式会社
・FS2710
株式会社ニコン
・COOLSCAN III
・LS-2000
セイコーエプソン株式会社
・FS-1300



ぜひリゴフィルムをお試しください




■お試しキャンペーン特価

ISO 100 24枚取り   1本  430円  (定価720円のところ4割引き)

ISO 400 24枚取り   1本  520円  (定価875円のところ4割引き)


フィルムはフジ、コニカ、コダックから選択できます。送料、消費税別です。
メールによるご注文で発送いたします。お支払いはヤマトの宅急便コレクトをご利用いただいております。



ところでプリントは?


リゴフィルムを正しい色再現で銀塩プリントするリゴプリントメニューがあります。

■リゴプリント
基準チャートがプリントで正しくグレイバランスされる同一条件を固定しておこなうプリント。
濃度は反射濃度0.7を基準に、ユーザー使用のカメラ個体差、好みに応じ0.1(または0.05)段階で微調整。濃度指定及び判定には<RWグレイサンプル>で厳密チェックをおこなう。
・<プリント基準>でプリント条件を厳密に調整して常に正しい色でプリントします。
・高度な露出補正もリバーサル同様、確実です。
・露出補正、フィルター効果、段階露光の効果など、マニュアル操作結果と意図が明確に反映可能。
・焼き増しはサンプルなしでも常に発色が安定してます。
■プリント料金
プリント料金は1枚50円です。
■RW指定ラボ
リゴプリントは下記RW指定ラボに依頼できます。
中央線国分寺駅北口前<チェリー>(tel 042-321-0089)


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