簡単なネガフィルム現像

現在は、同時プリントが1時間で仕上がる時代であるが、1回くらいは、フィルムも自家処理で現像をしてみたいものである。

●処理に必要な薬品

各種の現像処理薬が市販されている。これらは通常のネガフィルムならどこの製品でも処理できるばすだが、使用するときは注意書きをよく読むこと。
ネガフィルムの処理の基本は、カラーぺーパーと同様に発色現像と漂白定着であり、三層にある感光乳剤のカプラーを発色させて、YMCのネガを作ったあと、不要の銀を取り去る。リパーサルの場合ば、現像条件は非常に厳しい。たとえば、温痩が少しでも高くなったり、時間が才−パーになると、確実に現像オ−パーとなって画像が淡くなってしまう。だから温度、時間、撹枠を厳密に行わなければならないので、かなりむずかしい。
しかしネガの場合は、現像条件の違いでYMCネガのできかたに多少の狂いがでても、プリント時に修正できるので、はるかに気楽に現像できる。

●処理の工程

撮影済のネガフィルムを現像タンクに入れて、処理表にしたがって処理液を交換していく。処理工程と条件は、現像キットによってかなり違う。たとえばコダックのC-41は37.5度Cの高温処理を行い、漂白と定着を別々に行う。

●増感現像が面自い

ネガフィルムの自家現像をやるなら増感現像をおすすめする。これば通常のラボではやってくれない。増感するとコントラストが高くなり、色の鮮やかさが低下する。 しかし粒状が粗れるところに独特の効果が期待できる。キクチ科学研究所の「ウルトラマイクロンU」は、カラー専用の増感現像剤で4倍、8倍といった超増感効果が期待できる。

●カラーリパーサルの自家現像

カラーリパーサルフィルムを、ネガ現像してみるのも面白い。オレンジベースではない、透明なネガができあがる。これをプリントすれぱ、一風変わった色調で硬めのプリントができる。

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