グレイ( 色と濃度 )を厳密管理する視覚標準!
< RW 標準グレイサンプル 3579 >


●厳密グレイチェックの優れもの!●色再現の決め手、確実なグレイ濃度判定と指定が可能! ●グレイ記録があればプロラボで確実なプリントオーダーが可能! デジタルプリントのグレイ判定、指定にも使えるRWの純正グレイサンプル。
グレイ( 色と濃度 )を厳密管理する視覚標準!    特許 第2542495号



●内容:グレイ濃度を判定し指示するためのガイド。
20ミリの打抜孔の右半円に日本色彩研究所製の無彩色色票(10ミリ角)を上下にプラスマイナス0.1の色票とともに添付。打抜孔の左半円で比色して、0.1段階の濃度判定と指示が可能になるラミネート(パウチ)ずみサンプルカード(85×95ミリ)。
 グレイの明度はNO.3(反射率約50%)、NO.5(同約32%)、NO.7(同約20%)、NO.9(同約13%)の4種類。番号は反射濃度のコンマ以下を表示。通常は標準として7番を使用。3、5は明るい方向、9は濃く依頼するときに使用。

6,200円(4枚組み)(1枚 1,600円)

●撮影時のグレイ基準の作り方
■RWのグレイ基準作製法(Gネガ、Gポジのつくりかた)
RWでは次の3つの方法を用意しています。
1:撮影時に透過型グレイ基準<RW適正露出ディフューザー>(2、400円)をカメラレンズに装着し光源に向けて記録する方法。
2:撮影時に反射型グレイ基準<RWグレイプレート>(4、800円)を被写体位置で記録する方法。
3:あらかじめ、または現像前にG基準をフィルムのリーダー部にインプットする方法(RWリゴフィルムフォーマット(FF))、及びCとして旧来のコダックグレイカード記録法があります。
詳細については各説明書をご参照下さい。
上記方法によるグレイをGネガ、Gポジと呼んでいます
■コンタクトの依頼
撮影時にグレイ基準を撮影し、そのGネガを指定し、希望濃度になるグレイサンプル(標準は7番)を添付してプロラボにコンタクトプリントを依頼すれば、撮影結果の正しい希望濃度・希望色調のコンタクトが得られます。
●グレイサンプルの選び方:号数の少ないカードほど明るい結果が得られます。方法@〜CはいずれもNO.7で標準的結果が得られます。つまり反射率約18%のグレイが同約20%のグレイとして再現。したがって7番が標準の常用カードですが、使用機材の個体差、作者の希望、経験値等に応じて4枚のカードを使い分ければ、ほとんどの場合に対応できるグレイ判定とグレイ管理が可能になります。

●ご注意:(1) 1本のフィルムに、二つ以上のGネガがある場合は、ネガ袋を別に依頼してください。その理由は、たとえば、昼光にバランスさせると、タングステン撮影では強い黄赤色、反対にタングステン・ライトにバランスさせるとデーライトは強い青紫色を呈するからです。(2)夕景など光源色効果をだすには、同じフィルムにある昼光(またはストロポ)のGネガでグレイバランスしてください。Dタイプのリバーサル同様の色彩効果が得られます。
(3)色フィルター効果:この場合も(2)と同様です。

■サービスプリント、手焼き
 サービスプリント及び手焼きでグレイバランスプリントが可能かどうかはラボにより異なります。しかし、Gネガがニュートラル・グレイになる条件で”被写体ネガ”をプリントすればコンタクトと同じ撮影結果が可能になります。ポジプリント、デジタルのフィルムスキャナ取り込みでも原理は同じです。

■仕上がりのチェック
 照明光の色質が悪いと判定を間違います。昼間の明るい自然光か、厳密には<RW標準カラービュアーM-1>をご使用下さい。
●濃度判定
 グレイの明るさがぴったりでなくても、上下に添付されている±0.1の濃度範囲内なら結果はかなり良好です。Gネガが適正でも、被写体画像が不適正の場合は、1:グレイ記録は適正だが被写体撮影が露出オーバーか露出アンダー、2:被写体撮影は正常であったがグレイ記録に露出の過不足が生じた、3:両方に過不足が生じた、以上3つのどれかが原因と考えられます。
●色の判定
・<その1> RW‐CCフィルターガイドのカラーチャートと参照して下さい。すぐに補正フィルターを見いだすことができます。(PC-2パンフレット参照)
・<その2> CPフィルターまたはCCフィルターを使用する場合は、そのG基準部にフィルターを直接のせてグレイサンプルと同じグレイにみえる約2倍の数値のフィルターが、ネガプリントでは差し引くべきフィルター、ポジプリントでは加えるべきフィルターを示します。

●デジタルでも
  グレイ調整確実!

 デジタルでも色再現の原理・方法は銀塩の場合と同じです。したがって、撮影で<RW標準グレイ・プレート>を写し込んだとき、また同梱のデジタル<グレイ調整チャート>をプリントアウトしたときにグレイサンプルで確実なグレイチェックが可能になります。(|参照)
 また、<RW標準グレイ・プレート>同梱のPhotoshop用<グレイ調整チャート>をそのままプリントアウトしたときに、グレイサンプルがあればプリンター、用紙ごとの確実なカラーバランス調整値(RとGについて±20)を見いだすことができる(}参照)など、デジタルのグレイチェックが確実にできます。

  リゴ・サービスプリントの濃度チェック(リゴフィルムFF&GBの場合)

自家処理での濃度チェック(市販ストライプテスターでの露光秒数の判定)

|プリントアウトされた<RW標準グレイ・プレート>の色と濃度のチェック。

}<RW標準グレイ・プレート>同梱Photoshop用<グレイ調整チャート>をプリントアウトしたときの色調整値の検出。

                             
       RWホームページにもどる