フィルターワーク

RWのグレーシステムでは、CCフィルターガイドを使えば理届ぬきでノーマルプリントができるので、こむずかしい理届の必要はない。しかし一応ここでネガプリントの色補正の基本を説明しておく。

●フイルターと発色の関係

ネガプリントでは、加えたフィルターの補色が強く発色する。画像は露光が多くなるにしたがって濃くなる、という関係を急頭におく。ポジプリントではこれが逆になる。

●フィルターの使い方

基本としては、テストに強く出た色と同色、同濃度のフイルターを加える。しかし表のようにY、M、Rが強いときはY、Mのフィルターを多くすればよいが加え過きると補色が出てくるので、C(シアン)が強いときはYとMを、Bが強いときはYを、Cが強いときはMを滅らす。

●ビユーイングフィルターの使い方

フイルターを目に当てがってプリントが正しく見えるときは、そのフィルターと同じフィルターを滅らすが、または補色のフィルターを増やす。

●補色フィルダーとは

組合せたとき、等しい号数になる相手側のフィルター。たとえば10Yの補色は10M+10C、20Y+20Mの補色は20Cである。

●ノーマルの色調を変える

ノーマル(標準)の状態から、ある色調(たとえば10B)にしたいときは、ノーマルの状態からその補色フィルター(10Y)を滅らぜばよい。

●濃度のコント口−ル

画像を淡くしたいときはプリント露光秒数を滅らし、濃くしたいときは増やす。

●部分的な露光の調節部分的に覆い焼き、焼き込みといった方法を使うと、八イライト部、シヤドー部の調子を整えることができるので活用する。

カラープリントに必要な機材
カラープリントの準備
カラープリントの工程と手順
ポジポジプリントに挑戦しよう
RW products

色再現関連製品
システム概要&製品一覧
銀塩プリントオーダー用
自家プリント用
ポジチェック用

照明光記録ディフーザー
QS35用取り込み
プリンター色再現補正
フラットベッドスキャナー用  
FUJI DS-300用
SONY DSC-D700用

吸着システム
システム概要&製品一覧  
吸着フィルムホルダー
吸着キャリア
吸着イーゼル



色のものさし
システム概要&製品一覧



Top Page