〈交叉する震災と芸能〉
2部作 第1弾
『海の産屋 雄勝法印神楽』

海は豊穣の産屋うぶや
この三陸の海辺、新しい命を生む母なる産屋の庭に
祈りと歓びの神楽が舞い遊ぶ
(C)VISUAL FOLKLORE/NEONTETRA
2017|日本|75分|カラー



<出演>
雄勝法印神楽保存会

語り : 寺尾聰
<スタッフ>
監督 : 北村皆雄・戸谷健吾

撮影 : 山田武典・東野良

音声 : 黒木禎二・河合正樹
音響:齋藤恒夫
整音 : 浜口崇
音楽 : Ky(Yann Pittard &仲野麻紀)

プロデューサー : 手塚眞・三浦庸子

製作 : ヴィジュアルフォークロア、ネオンテトラ

配給 : ヴィジュアルフォークロア




<解説>
宮城県雄勝半島、石巻市の漁村立浜(たちはま)は、東日本大震災の大津波で46軒中1戸だけを残し被災した。
その絶望の淵から立ち上がったのは、村に残ることを決めた12人の漁師たち。
「いっさい、いっさい、海を恨んでいねぇ」と、男たちは生活の再建とともに祭りの復興に乗り出した。流出した一切の神楽面と祭具を作り直し、何もない海辺の居住地跡に柱を立て、舞台を作る。
神楽に憑かれて“好き神”を自称する漁師が祈りの神楽を舞い、笛と二人の太鼓打ちが息を合わせ600 年前と変わらぬリズムを打つ。産屋の庭は神楽が舞い遊び、笛・太鼓の音が、命の誕生を告げる産声のように響く。海辺に立てられた舞台、それは新しい命を再生し、力強く鼓動させてくれる産屋となったのだ。
津波から1年後、人々を勇気づけ絆を取り結ぶ芸能の底力を描いたドキュメンタリー。『ほかいびと 伊那の井月』の北村皆雄と戸谷健吾による劇場公開作品。
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