MP21撮影会後日談

 次の撮影会のために購入したレンズを早く試してみたいしんと、今後の自由時間に自信のもてないきゃっぷの思惑が一致し、MP21撮影会に行くことになりました。
 2人とも慣れた様子でいつもの電車に乗り、上野に向かいました。上野で降りるとすぐに、用足し、コンビニ、立ち食いそばを何も迷うことなく済ませ、山手線、中央線と乗り継ぎ、飯田橋まで行きました。そのまま目的地の北の丸公園に向かいました。途中、onlyさんに自慢報告をし、10:10頃に田安門に到着しました。
 ところが、いつもと違うことがありました。まだ3月だというのに桜が満開なのです。皇居も桜の名所でとんでもなく混んでました。田安門の桜はもう完全に満開でした。そのため、集合場所周辺の様子が違いました。いつもなら、「仲間」がいるはずなのに、見あたりません。もしかして場所が変わってしまったのかそんな不安がよぎりました。そこで、いつもの最初の溜まり場である武道館と池の間にある休憩所の屋根の下に向かいました。
 
 しかし「仲間」は誰もいません。池の方を見ました。撮影会はいくつかのグループがやっていますが、MPはいません。第1部の休憩ポイントの奥の休憩所まで行きました。でも、誰もいません。花見客だけです。だんだん泣きが入ってきました。もう一度田安門に戻ることにしました。
 
 戻ってびっくりです。「いつもの仲間」がみんな揃っていました。どうやら我々はあまりに順調すぎて(少し慣れすぎたか?)早く来すぎたらしいです。とにかく合流し、撮影タイム!
 あまりに混雑しているせいか、いつもと撮影ポイントが違いました。今回は桜の木の下が撮影ポイントでした。本当にいい季節で、桜だけでなく、いろいろ花も咲いていました。
 やっぱ、冬枯れの季節よりも春の撮影会っていいですねえ。モデルさんも生き生きしているし、自分もうきうきしてきます。
 私は自慢の85mmF1.4をカメラに取り付け絞り優先オートに切り替えました。絞り値はF2としました。
 このレンズのすばらしさはファインダー越しにもよく分かりました。撮っていてわくわくするのです。うれしく感じるのです。早く出来上がりを見たい。そんな気分になるレンズです。途中、一度だけズームレンズに交換しましたが、便利なのに感動がありません。85mmF1.4はファインダーをのぞくだけで感動がありました。そして恐れていたことですが、何と5本もフィルムを使ってしまいました。


 
 キャップさんは花粉症がひどく少し可哀想でした。でも、いつもと違う背景での撮影ということや、安井さんにやられた様子で、辛そうに楽しんでました。なにしろ、第3部もあるから撮影枚数に気を付けながら撮らなきゃと言っていたはずなのに、1部だけで持ってきたメモリの2/3を消化してしまうというハイペースな撮影となっていたくらいです。そのせいで、3部は画質を落とさざるを得なかったことは言うまでもありません。(ついでに言うと、わたくしが使った5本目のフィルムは使うつもりのなかったヤツです。)


 
 「かっしー追っかけ隊長」は「生井さん」並に連写してました。あまりの勢いのよさに私はあ然としてしまいました。第3部が終わる頃、キャップさんが聞いたところ、2枚のマイクロドライブ(1GB)を使って撮影しているとのこと。1枚目が一杯になると、2枚目のカードに取り替え、その間1枚目のカードの情報をノートPCに転送するとのことでした。何と1日に3GBのデータの写真を撮るんだと感動しました。
 例によって第2部はキャンセルし、鑑賞会となりました。ロイヤルホストで1時間以上もねばり、次への準備をしてました。更にonlyさんの合流待ちもしましたが、残念ながら、来れそうもないとの連絡が入り、2人だけで今日を満喫することが決定になりました。
 第3部はいつも通り、青山スタジオでした。今回は(も)地下スタジオでした。初めての部屋でしたがここも背景が真っ白でした。個人的にはこの真っ白な背景は苦手です。どうやっても、適正露出になりません。露出補正をしても逆光撮影と同じになってしまいます。(左写真)スピードライト(ストロボ)を使えば顔を明るくできますが、そうすると今度はモデルの後ろに汚い影が出来てしまいます。(右写真)

















 
 きゃっぷさんのデジカメは相変わらず、ホワイトバランスが正しく出ないようです。真っ白のはずの壁がピンク色になってしまいます。このカメラにマニュアルホワイトバランス機能がないのが辛いところですが、この発色は個人的には好きです。暖かみのある写真に仕上がるところが好きです。

















 
以上、MP21後日談でした。