2022GT富士
2025年9月20,21日
スポーツランド菅生

今回の優勝は近藤レーシングでした。実に9年ぶりの優勝でした。ウェイトも有利でしたが、日産も巻き返してきました。
 盆休み最終日、GT菅生を思い出しました。久しぶりの長期休暇だったことで心の余裕が出来たのでしょう。慌ててHPを確認すると、チケット受付の真っ最中でした。慌ててずまろんさんに相談をし、チケットの購入手続きをし、宿の手配をしたのでした。さすがに高くなりました。チケットと宿で35,000円です。ま、久しぶりにグリッドに入れるし、勝手知ったる定宿を予約できたので良しとしましょう。

 

ずまろんさんの新車

事前に新しい車を買ったとは聞いていましたが、GR86でした!
 まずはずまろんさんの新車(厳密には21年式車)です。20年来乗り続けている愛車スマートが故障した話を聞いていたので今回はオレが車を出すつもりでいました。だからずまろんさんが新車を買ったこと自体が驚きでしたし、増してそれがGR86ともなれば、GTどころではありません。皆さんにチャットを入れたのも納得いただけると思います。さらに聞けば、スマート故障の話を聞いた2週間前には既に乗り始めていたのだとか・・・。なんだ、水臭いですね。そういう話はすぐにしてくださいよ。ぷんぷん。

 
心配な天気

嫌な予報でした。昨年の苦い経験があったので、完全武装で乗り込みましたが、無事晴れてくれました。
 で、次に報告するのは天気です。日照りの夏の反動なのか、よりによって当日の予報が微妙なんです。土曜日60%、日曜日70%の降水確率です。これでは昨年の二の舞になりかねません。晴れることをひたすら祈りました。しかし村田ICを降りたときにはしっかり雨が降っていました。半ばあきらめ、覚悟を決めて長靴を履いてSPスタンドに向かったのでした。ただ、がっかりだったのはここまででした。その後天気は持ち直し、翌日も含め絶好の天気の中で観戦が出来たのでした。

 

何か工事中

見づらいですが、信号機の向こうに橋脚が見えます。この道が出来ればサーキットまで広い道でつながります。
 ここが分りますか。村田ICを降りて拘束を下をくぐりコンビニ(デイリーヤマザキ)を右折後の最初の交差点です。目の前に橋脚が見えます。どうやらこの信号を突き抜ける形でバイパスを作っているようです。そのまま岩沼街道に直結させるのでしょう。ってことは事実上サーキットに直結です。Googleマップを見ると、そういう工事をしているのが確認できます。狭い村田の街中を抜けるのは精神的につらいのでこれは良い工事だと思います。

 
定宿

最近の定宿です。さんさ亭という温泉旅館です。客が戻り料金も戻りつつあります。
 ここ数年、菅生GTのときの宿泊は遠刈田温泉の「さんさ亭」を使っています。ここの良いところは美味しいお店を見つけられたことに尽きます。今回もチェックイン後、すぐに向かい最初の客として入ることが出来ました。17:40頃に入ったのですが、18時になると予約客であっという間に満席となりました。有名なんでしょうね。そして期待通りの味でした。2時間ほど飲み食いをしましたが、大満足でした。
 宿に戻り風呂に入ったのですが、大浴場まで乗り継ぎが面倒なエレベーターを迷うことなく使うことが出来ました。惜しむらくは料金がすっかり元に戻りました。素泊まり1万円は微妙です。

 
順位表示灯
 
同じマシンですが、フロントガラスの表示が違います。順位とドライバーのイニシャルが交互に表示されます
 菅生は今年で50周年とのことです。すごいと思いつつもあちこちの傷みも気になります。その一つがSPコーナーの順位表示灯です。正しく表示しなくなって少なくとも10年は経つと思います。今年はどうなっているのか確認しましたが修理をあきらめたようです。表示灯そのものを黒いカバーで覆ってしまいました。ってか、このカバー、よく見ないとわかりません。今回初めて気づいたのですが、もしかするとずっと以前に掛けられていたのかもしれません。もしかすると横にビジョンが設置されたタイミングで覆われたのかもしれません。撤去にも費用が掛かりそうですし、一番安上がりな方法を選んだのかもしれません。

 
気づかなかった模様替え

なんか重厚な雰囲気になりました。ただ、確認したら去年、既にこうなっていました。
 模様替えは他にもありました。コントロールタワーの雰囲気が違います。黒を基調とした雰囲気になっています。ってか、ピット全体の雰囲気が変わっています。以前のバラックづくりの雰囲気が一掃され、最近できたサーキットの雰囲気があります。調べてみると21年、22年に改修をしたのだとか。丁度オレが観戦していない年です。ガレージの間口サイズを広げるという全面改修をしたようです。これによりピットガレージが伸びたので車検場やメディカルセンターの位置を変更したようです。昨年も来たはずですが、気づきませんでした。まぁ、昨年は土砂降りでしたからね・・・。

 
久しぶりの3イベント
 
画像を整理していたら、昨年夏の撮影会のモデルだった藤白玲華さんがいました。
 RQ画像はたくさんありますよ。ピットウォーク2回、グリッドウォークと3回のイベントとなり、満足できる枚数を撮れました。撮影会に参加したモデルさんも何人かいました。予選日はすべてをピットガレージ側で開催となりましたが、日曜日はコースを使ってRQイベントとしたので楽しめました。ただ、イベント参加者の動線を考えずに入場させたため入り口付近でカオス状態となったのが課題でしたね。菅生の狭さを考えれば仕方ないかもね。それから、今回のグリッドウォークですがずいぶん久しぶりでしたね。どう回ればいいのかまごついてしまいました。RQだけでなく、マシン画像も取れましたので良しとしましょう。

 
レース結果
 
今回も魔物登場となり、大混戦となったレースでした。
 レースは大きな波乱がないまま練習走行や予選結果をなぞるように6割ほど進みました。このまま終わってしまうのかと思ったタイミングでどこかで事故が発生したようです。最初にSC走行となり、数週後に赤旗となりました。15分もすれば再開だろうなんて思っていたのですが、一向にその雰囲気になりません。静かになった場内にピエールの絶叫が響き渡ります。決勝日はビジョンの前に座れなかったので状況がわかりません。トイレにも行きたくなったので、その途中で映像を確認をしました。どうらやら最終コーナー立ち上がり直後、2台の300クラスマシンが接触し、1台がガードレールに衝突、衝突のはずみで外れたタイヤが別の300マシンを直撃し、コントロールを失いながら減速。そこへレーシングスピードで500マシンが突っ込み、2台がもつれ合うようにピットレーンガードレールの端に激突。300マシンは原形をとどめないくらいまでばらばらになる事故でした。最悪の事態となる可能性もある事故でした。ホームストレートは3台のマシンがコースを塞ぐように止まり、飛び散ったパーツでまともに走れる場所がない状態でした。ピットレーンガードは大きく破損し、赤旗以外の選択肢は考えられない状態でした。幸いドライバーは自力で脱出し場内は安堵に包まれましたが、レース再開までには1時間以上を要しました。赤旗からの再開でしたので、トップから最後尾までは詰まった状態でした。これをうまく利用できたのが24号車でした。不振だった日産ですが、少しずつ結果が出てきている感じです。マッチ監督は実に9年ぶりの優勝となりました。その一方で可哀想だったのがGT300のスバルです。ピットイン義務を消化できないままトップを走っていたタイミングで赤旗となりました。再開はマシン間隔が詰まった状態でしたので、ピットインで不利になります。勝てる見込みはありません。おまけに再開後トラブルも発生し、ノーポイントとなりました。不運続きの今シーズンを象徴するような展開でした。結果として「鈴鹿の魔物」が現れたレースでしたが、シャレにならない魔物でした。

 
GT500クラス結果
順位 チーム ドライバー タイム
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14

KONDO RACING
TGR TEAM SARD
Astemo REAL RACING
ARTA
TGR TEAM Deloitte TOM’S
STANLEY TEAM KUNIMITSU
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
ARTA
TGR TEAM au TOM’S
TGR TEAM WedsSport BANDOH
TGR TEAM KeePer CERUMO
NISMO NDDP
NISMO
TEAM IMPUL
Modulo Nakajima Racing
松田次生 名取鉄平
関口雄飛 サッシャ・フェネストラズ
塚越広大 小出峻
大津弘樹 佐藤蓮
笹原右京 ジュリアーノ・アレジ
山本尚貴 牧野任祐
大嶋和也 福住仁嶺
野尻智紀 松下信治
坪井翔 山下健太
国本雄資 阪口晴南
石浦宏明 大湯都史樹
佐々木大樹 三宅淳詞
千代勝正 高星明誠
平峰一貴 ベルトラン・バゲット
伊沢拓也 大草りき
2:44'59.658
0.649
0.886
1.012
1.469
2.792
3.652
6.148
6.42
7.764
13.538
27.464
43.215
1 Lap
23 Laps

GT300クラス結果
順位 チーム ドライバー タイム
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23





LM corsa
KONDO RACING
seven × seven Racing
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
GAINER
埼玉Green Brave
TEAM UPGARAGE
CARGUY MKS RACING
TEAM MACH
HELM MOTORSPORTS
K2 R&D LEON RACING
VELOREX
apr
TOMEI SPORTS
JLOC
PACIFIC RACING TEAM
R’Qs MOTOR SPORTS
JLOC
NILZZ Racing
HOPPY team TSUCHIYA
PONOS RACING
R&D SPORT
apr
D’station Racing
SHADE RACING
ANEST IWATA Racing
HYPER WATER Racing INGING
K-tunes Racing
吉本大樹 河野駿佑
J.P.オリベイラ 平手晃平
近藤翼 ハリー・キング
谷口信輝 片岡龍也
富田竜一郎 大木一輝
吉田広樹 野中誠太
小林崇志 野村勇斗
ザック・オサリバン 小林利徠斗
塩津佑介 木村偉織
平木湧也 平木玲次
蒲生尚弥 菅波冬悟
片山義章 ロベルト・メリ・ムンタン
永井宏明 織戸学
青木孝行 荒川麟
小暮卓史 元嶋佑弥
阪口良平 冨林勇佑
和田久 加納政樹
松浦孝亮 坂口夏月
井田太陽 柴田優作
松井孝允 佐藤公哉
ケイ・コッツォリーノ 篠原拓朗
井口卓人 山内英輝
オリバー・ラスムッセン 小山美姫
藤井誠暢 チャーリー・ファグ
平中克幸 清水英志郎
イゴール・オオムラ・フラガ 安田裕信
堤優威 平良響
新田守男 高木真一
2:46'10.998
0.66
1 Lap
1 Lap
1 Lap
1 Lap
1 Lap
1 Lap
1 Lap
2 Laps
2 Laps
2 Laps
2 Laps
2 Laps
2 Laps
2 Laps
2 Laps
3 Laps
3 Laps
3 Laps
3 Laps
10 Laps
16 Laps
23 Laps
24 Laps
28 Laps
52 Laps
57 Laps


画像
GT500マシン
GT300マシン
ピットウォーク(予選日)
ピットウォーク(本戦日)
グリッドウォーク

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(2025年10月13日更新)

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