2022GT富士
2025年5月3,4日
富士スピードウェイ

今回の優勝はキーパーでした。予選から安定した走りで、決勝でも乱れることなくぶっちぎりの勝利となりました。
 オレ自身が会社の設備担当となったことで休日出勤が増えました。今後オレは長期連休時の出勤を覚悟する必要が出ました。そんなこともあり、GW開催となるGT富士に行けない可能性があり、4月に入っても準備が出来ずに困り果てていました。さすがに連休全て出勤ではないものの、実際の出勤日が決まったのは4月中旬でした。慌ててずまろんさんに連絡を入れ、その後バタバタと宿の予約、チケットの申し込みをしたのでした。ただそんな状況ですから、グリッドウォークが出来ないチケット、最後まで売れ残っていた山中湖畔のペンション泊という心配な内容で今年のGT富士がスタートしたのでした。

 

D300の調子
 
今回は調子の悪いD300にに代わりZ6を投入しました。同じレンズですが、アダプターの有無で雰囲気がずいぶん変わります
 心配事は他にもありました。長年愛用してきたD300の調子が良くないんです。セレクトボタンの動作が不安定です。1年ほど前から兆候があったのですが、この春にはとうとう反応しなくなってしまいました。このボタンはフォーカスポイントを決めるための重要な役割もあります。シャッターは動作しますが、これではまともに使えません。特に動いているマシンを捉えるには心配です。さすがに持参しないことにしました。そうなると何を持っていくかです。いろいろ考え、Z6+アダプター付きDX18−200の組み合わせにしました。結果は正解だと思いますが、微妙なタイムラグに慣れるにはもう少し時間が必要ですね。カメラの性能で助かったって感じでした。この辺の話はまた別報告したいと思います。

 
真っ白な残雪

前日に降った雪のおかげで富士山の雪は眩いばかりでした。
 今年の4月は微妙に寒かったためか、富士山の雪は多かったですね。オレが目安としている宝永火口よりずいぶん下まで雪が残っていました。加えて真っ白です。情報によれば前日に雪が降ったのだとか。そういえば栃木県でも前日冷たい雨でしたね。GT富士では富士山の雪の量でオレははどういう冬だったかを判断しています。ってことで、この冬は平年並みの春だったと判断しました(なんか違うような・・・w)。

 

偽造防止なのか

すごく手の込んだチケットです。1週間で偽造するには相当の労力と費用が掛かりそうな作りでした。
 GW開催となるGT富士はシーズンを通して一番観客が入りますが、不正入場者も多いのでしょう。毎年手の込んだチケットを準備します。しかも開催日3日くらい前に到着するように発送されます。ただ、最近の輸送事情を考慮したのか、今年は1週間前にチケットが届きました。これは微妙なタイミングです。1週間あれば偽造も可能かもしれません。それを恐れたのか、例年に増して凝ったチケットを準備しました。チケットそのものはプラスチック製、その板を金属製クリップでピン止めした構造です。さらにそのクリップは富士スピードウェイのオリジナルストラップが結び付けられています。おそらくこのチケットだけで1,000円くらいしそうです。こうにでもしないと不正されちゃうんでしょうね・・・。悪い奴には困ったものです。

 
日産の低迷

精彩を欠いた日産でしたが、48号車は浮気をせず、今回もGT−Rで戦いました。
 今回のGTもいつものように大混雑・・・。と言いたいところですが、微妙でした。GTのオフィシャルサイトでの発表では約4.9万人でした。昨年よりも1万人も減っています。個人的に大混雑と思った2018年のデータを調べようとしましたが、公式HPにデータがありません。昔から発表していたはずですが、集計方法が変わったのでしょうか。理由はともかく観客数が減ったのは間違いないと思います。
 この原因ですが、日産の不振が大きいと思っています。日産車を駆るすべてのチームに活気がありませんでした。応援団にも活気を感じません。不振の原因は日産本体の財務体質の悪化だと思いますが、日本のモータースポーツは日産抜きには語れないと思います。野球に例えるなら、日産はモータースポーツ界の阪神(トヨタが巨人)のような存在だと思います。復活を望むばかりです。

 
宿泊先での飲食
 
今回夕食を食べたイタ飯屋さんですが激混みでした。宿の近くにこういうお店がたくさんあったので、余裕ぶっこいたのが間違いでした。
 その一方で激混みだったのが宿周辺の飲食店でした。地図で確認すると宿の近くの街道には数軒の飲食店があったので、安心していました。しかしこれが間違いでした。どの店も劇混みや閉店間際でした。うちらと同様のGT観戦客が集まった感じでした。最終的にイタ飯屋に入ったのですが、決して安くなかったし、1.5時間も待ちました。宿の人に食事を済ませてからチェックインしてくださいと言われた理由も納得でした。

 
パドックが地味・・・

なんか、大人しいパドックでしたが、このレクサスが気になりました。
 盛り上がりが微妙に感じたのはパドックも同様でした。みんな普通の車です。レンタカーも多かったですね。かつてメーカーやショップがチューンした市販車が並び、スポンサー様や売れっ子RQを載せてきたようなリムジンが駐車枠をはみ出して停まっていたころが懐かしいです。そんな中、気になる車がありました。レクサスNXです。さすがにオレのムラーノもくたびれました。この前はついにエアコンも壊れました。20年も乗ったのですから仕方ないのですが、まさかここへ来てトヨタに惹かれるとは俺自身予想していませんでした。価格は600万円〜。さすがに躊躇する価格です。でも今真剣に悩んでいたりします。

 
初めての探索
 
歩数稼ぎも含め、今回はダンロップコーナー(シケイン)まで足を伸ばしてみました。ここも観戦場所としてはいいですねぇ。
 今更ですが、オレは富士ではコカ・コーラコーナーでばかり観戦しています。まぁ、ここは富士の改修後、最初に観戦した場所であり、一種の刷り込みとなっている場所ですが、観戦場所としても見ごたえのある場所です。ということで他の場所はグランドスタンドとヘアピンくらいです。20年前の改修で大きく変わったシケインから最終コーナーまではよく知りません。ってことで今回はそっちにも足を伸ばしてみました。観戦場所としてはなかなか充実していましたが、どちらかといえばキャンプサイト、バーベキューサイトでした。富士の最終コーナーの改修は今でも肯定していないオレですが、キャンプサイトとして利用することを目的にしたのであれば正解と感じたのでした。
 
レース結果
 
失礼な言い方ですが、6号車が優勝するとは思ってもいませんでした。今年の300クラスは激戦です。
 前述のとおり日産は精彩がありませんでした。レースはトヨタ中心に進みました。練習走行を見ていればよくわかります。トヨタ車は10周走行、15分調整のサイクルでセットアップしていく様子がコカコーラコーナーでもよくわかりました。それに対し日産はセッティングが思うように決まらいのか、もがいている感じでした。1回の連続走行周回数も長いのですが、セッティングも長時間です。そのセッティングに慣れてくれと言わんばかりに感じました。その状況は予選が始まっても変わりませんでしたし、本戦でも同様でした。他を寄せ付けずキーパーが余裕の勝利となりました。
 GT300は戦国時代に入った感じがします。GT3マシンの強さを感じます。今の日本はGT3がほとんど売れないこともあり、国産GT3マシンは地味な存在であることも理由かもしれません。フェラーリ、ランボルギーニが元気です。去年までの勢力図が変わった気がします。スバルは頑張っていましたが、埋もれた感じでした。そうそう、かつての5号車と言えばオーナーの道楽で参戦している感じでしたが、今年は中堅どころとして結果を出しています。パッシングライト不備を見逃してもらったのが懐かしいですね。

 
GT500クラス結果
順位 チーム ドライバー タイム
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
KeePer CERUMO GR Supra
au TOM'S GR Supra
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
TRS IMPUL with SDG Z
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
ENEOS X PRIME GR Supra
Deloitte TOM'S GR Supra
MOTUL AUTECH Z
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Niterra MOTUL Z
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Modulo CIVIC TYPE R-GT
WedsSport ADVAN GR Supra
リアライズコーポレーション ADVAN Z
石浦宏明 大湯都史樹
坪井翔 山下健太
山本尚貴 牧野任祐
平峰一貴 ベルトラン・バゲット
関口雄飛 サッシャ・フェネストラズ
大嶋和也 福住仁嶺
笹原右京 ジュリアーノ・アレジ
千代勝正 高星明誠
野尻智紀 松下信治
佐々木大樹 三宅淳詞
大津弘樹 佐藤蓮
塚越広大 小出峻
伊沢拓也 大草りき
国本雄資 阪口晴南 小高一斗
松田次生 名取鉄平
3:01'22.811
11.969
24.178
25.289
29.628
31.508
34.866
42.179
47.641
1'04.058
3:02’20.824+40秒
1 Lap
1 Lap
1 Lap
2 Laps
GT300クラス結果
順位 チーム ドライバー タイム
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26


UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
D'station Vantage GT3
HYPER WATER INGING GR86 GT
CARGUY FERRARI 296 GT3
LEON PYRAMID AMG
PONOS FERRARI 296
リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R
SUBARU BRZ R&D SPORT
グッドスマイル 初音ミク AMG
マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号
ANEST IWATA RC F GT3
RUNUP RIVAUX GT-R
K-tunes RC F GT3
GAINER TANAX Z
Syntium LMcorsa LC500 GT
apr GR86 GT
シェイドレーシング GR86 GT
PACIFIC アイドルマスター NAC AMG
apr LC500h GT
アールキューズ AMG GT3
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
HOPPY Schatz GR Supra GT
UPGARAGE AMG GT3
seven × seven PORSCHE GT3R
METALIVE S Lamborghini GT3
Green Brave GR Supra GT
HELM MOTORSPORTS GT-R
VENTENY Lamborghini GT3
片山義章 ロベルト・メリ・ムンタン
藤井誠暢 チャーリー・ファグ
堤優威 平良響 ト部和久
ザック・オサリバン 小林利徠斗 澤圭太
蒲生尚弥 菅波冬悟 黒澤治樹
ケイ・コッツォリーノ 篠原拓朗
平手晃平 金丸ユウ
井口卓人 山内英輝
谷口信輝 片岡龍也
塩津佑介 木村偉織
イゴール・オオムラ・フラガ 安田裕信
青木孝行 荒川麟 清水啓伸
新田守男 高木真一
富田竜一郎 大木一輝
吉本大樹 河野駿佑 伊東黎明
永井宏明 織戸学 小河諒
平中克幸 清水英志郎 佐野雄城
阪口良平 冨林勇佑 藤原優汰
オリバー・ラスムッセン 小山美姫 根本悠生
加納政樹 城内政樹 庄司雄磨
井田太陽 柴田優作 藤原大暉
松井孝允 佐藤公哉
小林崇志 野村勇斗
藤波清斗 近藤翼 ハリー・キング
松浦孝亮 坂口夏月
吉田広樹 野中誠太
平木湧也 平木玲次
小暮卓史 元嶋佑弥
3:01'52.942
28.788
43.174
44.506
44.545
49.474
1'03.548
1 Lap
1 Lap
1 Lap
1 Lap
2 Laps
2 Laps
2 Laps
2 Laps
3 Laps
3 Laps
3 Laps
3 Laps
3 Laps
3 Laps
3 Laps
3 Laps
7 Laps
12 Laps
15 Laps
89 Laps
104 Laps


画像
GT500マシン
GT300マシン
ピットウォーク(予選日)
ピットウォーク(本戦日)

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