Dreams of Dreamers vol.12
ドラマも舞台も、相乗効果で良くなっていければいいなぁ
演劇ユニット「アライブ」メンバー
永津 真奈

▲ 永津真奈さん(左)と高平万希枝さん(編集部にて)
「何か新しいことをしたいなぁ。劇団には女の子だけのユニットもなくって」という思いから、「一緒にお芝居をしたい」と集まった劇団ひまわりの仲間達と、永津真奈さんと高平万希枝さんが結成したユニット「アライブ」。
「アライブ」は自主制作で、脚本・演出も真奈ちゃんが手がけている。
「集まってきた五人に、何か合うものがないかな、と探したときになにもなくて。既製の脚本がなかった。じゃあ、ないならないで、みんなで作ってしまおうということに。みんなで案を出し合い、そのなかで、企画がとおったのが、私の脚本。やり終わってから楽しくなってきたので、二回目もわたしが担当することに」
「真奈ちゃんの演出だったら、言いたいことも言えるし、聞いてくれる。コミュニケーションがとれる。みんなの要望を聞いた上で、意見を言ってくれる。納得いくまで、一緒に作っているという意識がある。そのぶん甘えてしまうところも」
アライブでは、外部から客演をお願いすることも。「劇団以外のひととのお芝居はお互いに刺激になり、楽しい。ネットワークも広がり、次の仕事につながることもあります」。
「真奈ちゃん」「万希枝ちゃん」と呼び合い、インタビュー中も笑いの絶えない二人は、平成九年入団の同期。
劇団の予科のときに、授業が始まる二〇分前にきていたグループ「早いもんクラス」にいたのがきっかけとなって仲良くなった。「大雑把なところが合っているのかも」。
仲良しの二人にもライバル意識ってあるの、という問いには、「変な意味じゃなくて、私がライバルなんて無理無理って思っている。こうは(真奈ちゃんみたいには)なれないって思っているので。真奈ちゃんはヒロインタイプ。私はまた違うタイプ」と万希枝ちゃん。
「高校時代からお芝居をしたかった。でも親に反対され、とにかく大学に入ってからと言われました。大学入学後、どの劇団に入ろうか迷っていたときに、知人に劇団ひまわりを奨められて。演劇部の手伝いをしたことはあっても、舞台に立ったことはなかった。でも何とかオーディションに受かりました」
真奈ちゃんは入団後、予科からミュージカルクラス、研究科へ。
現在、プロダクション(ブルーシャトル)に所属する。
KBS京都の一〇月からの連続ドラマ「ニトナツ.恋も仕事も.」に主演(ヒロイン“あい”)が決まっている。
オーディションでは、「別の舞台の稽古中だったので、オーディションでは見せられない素の自分が出ていたのがよかったのかも」。
収録現場は「若いスタッフで、和気あいあい」がテーマとか。「急に台本が変わったり、台詞を覚えて行ったのに全部カットということも。“あい”に私を合わせるというより、私に“あい“を合わせていこう、という感じで演じています」「若い女性が共感できるドラマになっているので、ぜひ見てください」。
万希枝ちゃんは、四歳頃から母にミュージカル研究会に入らされ、舞台にも出ていた。研究会は宝塚に入りたい人が集うようなところで、純名りさと同じ舞台に立ったのがお母さんの自慢だとか。
「将来は、大学か、芝居の道に進むかで、親ともめて、結局大学に進学。卒業後は就職しました」。でも「やっぱり芝居をやりたい! ぎりぎりの年齢で戻ってきました」。劇団ひまわりを選んだのは「ひまわりの花が好きだった」から。現在、ラジオでパーソナリティを務める。
「トークというコースに入っていて、おしゃべりに興味があって。そんな時にラジオの仕事がきました。顔の表情や動作ではなく、声でしか表現ができないじゃないですか。言葉だけで伝えるのは難しい。ずっと勉強です。表現方法を普段から考えて生活するようになった。ボーッと生きてきたので、頭をつかうようになりました」。
でも「エキストラでもいいので映画をやりたい」し、「勉強のために何でもやっていきたいですね」。
11月には劇団しし座の客演が決まっていて、現在、稽古中。
アライブの次回公演は11月を予定している。
たかひら・まきえ
劇団ひまわり大阪俳優部所属TV ANB木曜ミステリー「おみやさん」CM
JAバンクわくわくキャンペーン「ちょきんぎょ祭」等多数出演
ながつ・まな
Blue Shuttle(ブルーシャトル)所属TV
NHK連続テレビ小説「やんちゃくれ」CM HONDA「フレッシュ試乗キャンペーン」舞台 大花劇団「新・夫婦善哉」等多数出演
●永津真奈主演
テレビドラマ「ニトナツ.恋も仕事も.」
10月5日放送開始 全13話
KBS京都(毎週日曜22時から、10/5(日)〜)
サンテレビ(毎週火曜21時から、10/7(火)〜)
TVKテレビ(毎週日曜22時から、10/5(日)〜)