枚方宿ジャズストリート
枚方は東海道の五十六番目の宿です。と云われると関東ものは「東海道って五十三次じゃなかったっけ」と意外に思います。実は徳川家康が京都から大阪まで東海道を延長し、伏見、淀、枚方、守口の四宿を加えて五十七次にしたのでした。
枚方市内には旧東海道が保存されていて、両側には古い家並や寺が残っています。
あちこちで同時進行しているジャズの演奏を聴きまわりつつ、旧街道の雰囲気を楽しむ晩秋の一日なんて、なかなか粋なイベントではありませんか。私も大隆寺の本堂で荘厳な仏具に囲まれてのソロ。ピアノも違和感なく収まっています。というかまるで仏具そのままですね。
歴史的な建物とジャズコンサートという組み合わせ、ヨーロッパにはいくつもあります。枚方の催しがずっと続いて、それらと肩をならべるようになったら嬉しいと思います。
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