2002.01.31 |
なんと楽な 1月30日 PIT INN "Ned Rothenberg Night"。 マルチ・リード奏者Ned Rothenbergを迎えるために集まったのは、梅津和時(sax)、高田みどり(marimba/percussion)、Lauren Newton(voice)、それに私。 私にとってドクトル梅津とみどりさんと同時に演奏するのはオリジナル・ヴァージョンのRANDOOGA以来、ローレンとはアルバム『SONATINA』を録音した'99年、ネッドともおなじく'99年以来。なんだかフリー・インプロヴァイズ の同窓会のような気分でした。 意外だったのは、ローレンとネッド、ローレンとみどりさん、がこの日初顔合わせだったことです。それほど数多いとは言えないフリー・インプロヴァイザー達が何年にもわたって世界のあちこちで共演していてもこんなことがあるのですね。 むろん互いに名前も顔も演奏も知っているのに、なお、というのだから不思議です。 しかし、初顔合わせであっても、彼等のようなすぐれたインプロヴァイザーはさながら剣の達人同士のように、切先を触れあわせただけで相手の意図とか呼吸が読めるものなので、演奏は旧知のごとく、一時間×2セットがアッという間でした。 私の一音にも誰かが間髪を入れずに反応をかえしてくれる。これほど楽なセッションは滅多にありません。一晩中でも続けられそうでした。次はいつかな〜。 |