(ご注意)このページは極秘というわけではありませんが、当職が覚えのために作成しているもので、完成品ではありません。

【被災した障がい者の支援のためのリーフレット等被災障害者支援にあたっての留意点】(東京・藤岡毅弁護士のまとめ)
      

  @ 全般

    リーフレット「あなたの避難所にこんな方がいたら」

    制作したDPI日本会議の女性ネットが、ダウンロードしてご自由にお使いください!とのことです。
 
    http://bit.ly/fEpsFF
 
   A  聴覚障害者
     
      CS放送という聴覚障害者向けのテレビサイトに
     「聴覚障害者災害対策マニュアル」が掲載されました。少し古いですが。
 
      http://www.medekiku.jp/bousai/manual.html
 
      全日本ろうあ連盟のサイトでもいろいろ情報はあります
    
       これは最新のものです。
 
       http://www.jfd.or.jp/tohoku-eq2011/shelter-support
 
  

避難所等での聴覚障害者に対する支援のお願い(災害対策マニュアル)



【 この資料をダウンロード:PDF版 MS Word版

聴覚障害者とは?
情報とコミュニケーションにバリアがあります。

 聴覚障害者は、見ただけではわかりにくい障害ですが、聞こえないために必要な情報が伝わらなかったり、日常の生活においても自分の言いたいことが伝わらず、緊急の情報からとり残されるなど、情報とコミュニケーションの様々なバリアがあります。
 
 例えば、避難所でアナウンスが聞こえないために、食料や水の配給を受けられないことがあります。また、自分が聴覚障害者であることが周りにわかってもらえず、必要な情報を得られなかったり、周囲とコミュニケーションがうまくいかず、孤立してしまいがちです。
コミュニケーションは手話・筆談・ゆっくり話すなど、人によって様々です。
対応方法は?

 避難所では本部や受付などに「聴覚障害者」や「手話」などのプラカードを掲げたり、プラカードを持って回って聴覚障害者がいるかどうか確認してください。
 
●避難所に聴覚障害者がいた場合は?
  • 避難所に聴覚障害者がいたら、県の災害対策本部や県の聴覚障害者団体や聴覚障害者情報センター、行政の福祉事務所などに連絡してください。
     【 加盟団体名簿
     【 聴覚障害者情報センター名簿
      (聴力障害者情報文化センターHP → 関係団体リンク → 聴覚障害者情報提供施設)
  • 聴覚障害者に、大きな声で話せば大丈夫か、手話、筆談のどちらが必要か、コミュニケーション方法を確認してください。
  • 避難所の担当や周りの人にも伝えて、食糧や水の配給など何かの放送があったらすぐに周りから筆談などで伝えるなど、サポートできるようにしてください。
  • 聴覚障害者本人に聴覚障害者であることが分かる目印(スカーフ、リボンなど)を付けてもらう方法もあります。その場合は必ず本人の了解を得てください。
  • 聴覚障害者は唇の動きだけでは正確に伝わりません。筆談や携帯のメール画面などを使ってみてください。特に、停電された暗闇では手話や筆談ができないので、手の届くところに懐中電灯などライトを確保してください。
●テレビ設置について
  • 避難所などには、テレビやラジオで地震などの情報が発信されているところがありますが、手話通訳や字幕がないと聴覚障害者は内容が全くわかりません。衛星放送のCS統一機構「目で聴くテレビ」では聴覚障害者のために手話、字幕による放送を行っていますので、避難所に聴覚障害者用情報受信装置(CS放送受信機)「アイドラゴンV」を設置してください。アイドラゴンVについての詳細はアイドラゴンカスタマセンター
●避難する必要が生じる地域では、あらかじめ隣近所に聴覚障害者がいるかどうか確認し、緊急放送などで避難勧告が出た場合は、知らせてください。
 
 
 B  自閉症
 
      既にどなたかが投稿済みと思いますが、厚生労働省も通知で勧めているのが日本自閉症協会の防災ハンドブック
       
 
         http://www.autism.or.jp/bousai/index.htm
 
       自閉症への理解を

 自閉症の人には、知的障害のある人もない人もいます。以下のよ
うな自閉症の特徴から、災害時には、特に適切な支援を必要とします。
■ 痛みに平気だったりするので、ケガに注意
―感覚の過敏・感覚の鈍さ
■ 大きな声におびえる
■ 子どもの泣き声で耳をふさぐ
■ 体に急に触わられることを嫌う
■ いつもと違う状況で不安になる
―こだわりと興味の狭さ・変化に対する不安や抵抗
■ スケジュールの変更や場所が違うと落ち着きがなくなる
■ 避難所などでの生活になじめない
■ 危険が分からない ―想像力が弱い
■ 先の見通しや、待つことが難しい
■ 場の雰囲気を読むことも苦手
■ 災害の怖さや避難の必要性が、なかなか
  理解できない
■ 困っていることが伝えられない
―コミュニケーションの困難さ
■ 話w)「係斥佞・覆た佑發い・・実匸■ 声をかけても反応しなかったり、
  「オウム返し」だったりする
■ 一斉に伝えるだけでなく、個別の声かけが必要
■ 災害時の安否確認などでは特に注意
自閉症への理解を
災害時、救助にあたる方へ
避難所では
避難所に行けない人たちもいます
災害の現場からQ&A
3
・ 一斉に伝えるだけでなく、 本人に個別に声かけを
・ 指示や予定は明確に
・ 否定的な言葉でなく肯定的に(走っちゃだめ→歩こうね)
・ 大声で叱ったりするのは逆効果
・ 興奮したときはその場から離して気持ちを鎮める
 例えば通学途中で電車が止まったり、雑踏で家族とはぐれたりする
ことも自閉症の人にとっては災害なのです。
 災害時、一番被害にあい、取り残されるのは自閉症の人たちです。
そのためには、日頃からの適切な支援と安全ネットワークが必要です。
 
          C  杉並区役所で杉並区の障害者団体のパンフを勧めています
 
       http://normalife.city.suginami.tokyo.jp/suginamisypher/open_imgs/service/0000000001_0000000113.pdf
皆さんの助けが必要です。

障害者は、大地震やその他大きな災害が起こった時、状況を把握したり、避難場所への移動ができません。そのような時、皆さんの助けが必要です。

災害時に障害者が困ること。

体育館での生活が困難です。

車椅子など肢体不自由者や視覚障害者は、避難者で混雑する状況では動きがとれず、トイレにもいけません。ご理解と援助をお願いします。

避難誘導及び援助の仕方

1. 視覚障害者の場合

2. 聴覚・言語障害者の場合

3. 肢体不自由者(車椅子など)の場合

4. 精神障害者・知的障害者の場合