2024年11月30日土曜日 井上記念病院8階大会議室で「短時間救命講習」を開催しました。今回は対面のみでの開催となり、患者会員さんと医療関係者、総勢20名に、実際に体験してもらいました。
千葉市消防局から指導員資格を持っている竹田さんと救急救命士の新濱さんを講師に、講習会が始まりました。
最初は、椎名先生が高齢者の不慮の事故に関する情報や心臓停止の時間経過に対する死亡率の関係などのミニ講座があり、救命講座を開催する大切さを教えてくれました。
その後、講師が、会場に用意された2つのマネキンと2つのAEDを使って、心肺蘇生法やAEDの使い方などを、一人ひとり、参加者全員に、体験を通して丁寧に分かりやすく指導してくれました。新濱さん・竹田さんがとてもフレンドリーで親しみやすく、疑問に思ったことも、すぐに的確に教えてくれて、あっという間の2時間でした。
今回の「短時間講習会」を受講して、救命処置が必要な人がいた時は、一刻も早く、大声で応援を呼び、周りの人と協力をして、119番通報と心肺蘇生やAEDを行えば生存率が高くなり、助かる命もあるということを学びました。応急手当講習テキストもいただいたので、今回の講習会の内容などを自宅でも復習したいと思いました。
短時間救命講習会の主な内容
・ 反応の確認と通報
・ 胸骨圧迫の要領
・ AEDの使用方法
・ シナリオに対応した心肺蘇生方法 他