平成30年8月25日(土)井上記念病院にてももはな会を開催しました。真夏日で暑い中、40名の参加がありました。内容は、ちば県民保健予防財団所属、超音波検査技師の長島真里さんに「検診の状況」をご講演いただきました。その後、メディカルアソシエーション小井塚さんと斉藤さん、スベンソン(株)河津さんの実体験交えたお話し、その後にメイク実演とウイッグ試着を行いました。とっても盛り上がりましたよ!

女性の癌発生率は、50年前の50
人に1人でしたが、現在は11人に
1人と大幅に増加!!
癌で亡くなる女性の数は1〜4位は
大腸癌、肺癌、膵臓癌、胃癌、
乳癌は5位で上位でした・・
乳癌死亡率の国際比較では、英国、
米国は年々減少しているのに対し、
日本は増加傾向!
検診の重要性を痛感しました。
もっと検診受診率を上げないと
いけませんね!!
ピンクリボンアドバイザー上級資格
をお持ちの長島さんの講演はとても
わかりやすく、みんな聞きながらう
なずいていました。今後も継続して
ご講演いただきたいです!
メディカルメイクアップアソシエーシ
ョン(以下、MMA)の小井塚さんの
実体験を交えたご講演、20歳頃にメ
ディカルメイクと出会い、前向きに明
るく過ごせるようになったそうです。
心強いです!
同じくMMA斉藤さん、色素沈着と脱毛に悩
まされ、外出がとても嫌だったそうです。そ
んな時にメディカルメイクとウイッグに出会
い、明るく前向きに変わったそうです!そん
な、お母さんを見て、お子さんたちも笑顔に
なり、いつものママに戻って安心されたそう
です。
スヴェンソン株式会社河津さん
「実は私はウイッグなんですよ!ウイッグ
つけると仕事モードに切り替わるんです!
ON、OFFのスイッチになります。」
とーっても自然なので、言われなければ
わかりませんでした。
素敵なレディー勢揃い!!
メイク開始!
変わるわよっ!!
メイク終了!
どれにしよ〜かな?
どう?似合う??
第1部
乳がん検診の現状
ちば県民保健予防財団 検査技師 ピンクリボンアドバイザー上級 長島真里
  • 現在では、女性の11人に1人が生涯のうち乳がんにかかると言われています。
  • 乳がんは早期発見により良好な経過が期待できます。しかし、日本の乳がん検診受診率は44.9%と低水準です。受診率をどのように上げていくかが今後の課題です。
  • 受診率が低い理由として、時間が無い・経済的不安・がんであると分かるのが怖い・・・などがあります。
  • 乳がん検診の目的は死亡率の減少です。そのためには早期発見(マンモグラフィ・エコー)が大切。
  • 乳がんの50%以上は自己発見です。→月に1回自己検診を習慣にしましょう。(入浴時がオススメ)
ちば県民保健予防財団 乳がん検診
  • 超音波検診バス4台 マンモグラフィ検診バス7台が稼働しています。ドライバー・検査技師共に全員女性スタッフで構成されています。
  • 千葉県内54市町村のうち、ちば県民健康予防財団が42市町村を回っています。
*40代の乳がん発見率*
超音波検査
年代 受診者数 要精密検査数 乳がん
40代 9,708 317 22
乳がん発見率 0.22%

マンモグラフィ検査
年代 受診者数 要精密検査 乳がん
40代 25,099 1,378 37
乳がん発見率 0.15%
  • 40代では、マンモグラフィ検査と比べ超音波検査の方が乳がん発見率が高い。40代は乳腺が豊富な人が多く、マンモグラフィではしこりが見つけにくい場合があるからです。
  • これからの乳がん検診は、自分にとって価値のある検診を選択しましょう。自分の乳房の状態や年齢によるリスクなどを把握した上で検診に臨むことが大切です!!
第2部
メイク&ウイッグ講座
・メディカルメイク提供:
NPO法人メディカルメイクアップアソシエーション
インストラクターは自身が皮膚変色を持つ当事者です。私たちの経験を踏まえながら、お一人おひとりの心に寄り添ってカウンセリングさせていただきます。私たちと一緒にお悩みを解決しませんか?(皮膚変色を綺麗にカバーする方法をお伝え致します)
・メディカルウィッグ提供:
(株)スヴェンソン 千葉スタジオ
医療用ウイッグの試着体験を行います。ウイッグ着用のコツやポイントなど、なんでもご相談下さい。