乳がん専門委員会の意見
平成12年3月1日


1.受診率の向上について
 @受診勧奨については、経年的な受診については、要精密検診対象にな
  ると経年的な受診を医療機関で行い自己管理していくので、むしろ新
  たな受診者を増やすことを進めること
 A対象の把握方法で受診率が変わる。市町村毎の目標値に近づけ、トー
  タルで受診者を増やしていくことが必要。30%にあげると検診の意
  義がある。
 B40〜50歳代の発見率が高いので、データを示し、受診勧奨をする
  こと。
 C実数を高めていく努力を今後も続けること

2.要精密検診結果等の効果的な事後措置について
 @要精密検診率の高い市町村があるが、要精密検診者の判定については
  市町村毎に地区医師会と協議し診断基準等が作成されている。
  このため、検診結果を疫学的・統計的に処理し県内の傾向を比較検討
  することが難しい状況にある。

3.マンモグラフィによる検診結果の、市町村別状況等を示していただき
  たい。

4.まとめ
  データの出し方に課題があり、県として検討する必要がある。
  本委員会としては、今後、受診率向上及び精密検診の精度管理等につ
  いて目標数値を示すべきである。
  本日の意見を参考に効果的な乳がん検診を実施していただきたい。


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