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大腸がんの細胞の多くには、がん抑制遺伝子「APC遺伝子」の異常があり、この異常な遺伝子が作るたんぱく質が、細胞内のたんぱく質「Asef」に結びつき、「Asef」が活性化すると、大腸の細胞の性質が変わるのだそうです。
Asefが活性化している大腸がんの細胞同士がくっついている面で、細胞がくっつくのに必要な「カドヘリン」というたんぱく質の量が、正常な大腸の細胞に比べ激減していたことと、「Asef」が活性化したがん細胞の運動量が、正常細胞に比べ2〜3倍多いことが分かったそうです。
研究グループは、「Asef」が活性化すると、大腸の細胞同士のくっつく力が弱まって動きも活発になるため、ポリープになりやすく、最終的にがん化すると推測しているそうです。
これは、東京大分子細胞生物学研究所の秋山徹教授の研究によるもので、研究グループは英科学誌「ネイチャーセルバイオロジー」電子版に発表したそうです。
H15. 3.10(池田)
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