Kameyama Kimitsu Chiba Japan.
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No.0034 ツチアケビ 山口寿子
★花に出会う、初夏〜秋の小さな旅

★ツチアケビ Galeola septentrionalis Reichb.f. ラン科
葉緑素を持たない腐生植物で、キノコのナラタケと共生しています。
06〜07月頃黄金色の花をつけ、夏〜秋にバナナ型の赤い実をつけます。
目玉型の種子は、オオマリコケムシの休芽に似ているようです。
漢字は土木通、実の形からは「山の神の錫杖(ヤマノカミノシャクジョウ)」「キツネノトウガラシ」等とも。

ツチアケビの花 ツチアケビの実
ツチアケビの花と実 写真提供:山口寿子

当地の植物目録(※1・1995年現在)で、分布状況は「稀」とされており、千葉市レッドリスト(2004年)では「A/最重要保護生物」に、 千葉県レッドリスト(2004年改訂版)には、同類のシラン・エビネと並び「カテゴリーC/要保護生物」に分類される貴重種です。
ツチアケビは、「クヌギ・ナラの森⇔ナラタケ菌⇔ツチアケビ」の生態系中で生きていますから、 万一、採取し単独に鉢植えしても育ちません。
ぜひ一度、観察にお越しくださいませ。

【参考文献】
(※1)『君津市史 自然編』1996(平成08)年・同編纂委員会・君津市、411pp・535〜568pp

★紹介者(やまぐち ひさこ)
君津市在住・自然観察家


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