〜 著書のご案内 〜
著者:磯部 潮 |
突然息が苦しくなる「過呼吸」は、「パニック発作」と呼ばれる症状の1つ。一度や二度なら心配ないが、発作が続く、発作が不安で電車に乗れないなど、日常生活に支障が生じたら、それは「パニック障害」かもしれない。50人に1人の割合で誰でもかかる可能性がある「パニック障害」。発作や、発作への恐怖は辛いので、つい薬に頼る人が多いが、実はパニック障害は、薬なしのほうが早く確実に治る。発作への対処法、不安のコントロール法を専門医がアドバイス。 |
著者:磯部 潮 |
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監修:磯部 潮 |
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「社会不安障害(SAD)」 という病気 〜恥ずかしがり屋は 治るのかもしれない 著者:磯部 潮 |
本書を刊行する目的は二点あります。一つは、この「社会不安障害」=SADという病気が、実は非常に頻度の高いもので、これまで自分は「恥ずかしがり屋」だと悩んでいた人たちの大半が「社会不安障害」という心の病であることを示したいと思います。すなわち、病気でありながら、自分でも訳がわからず困惑し、悩み、苦しんでいる人たちに、治療が可能であるという光を当てることです。 |
〜 死に至る病とどう闘うか 著者:磯部 潮 |
「その身体の不調、自律神経失調症ではなく、実は『うつ』かもしれない」 私が精神科医として働き始めて、二〇年近く経ちます。その間、私自身が把握しているだけで数十人のうつ病の受け持ち患者さんが自殺しています。必ず毎年、数人の患者さんが自殺してしまうのです。 |
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〜 私たちは人格障害とどうつきあえばいいのか 著者:磯部 潮 |
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日刊ゲンダイで本書が紹介されました。 紹介記事は こちら |
〜 見た目は普通の、 ちょっと変わった子 著者:磯部 潮 |
「わがまま、自分勝手、友だち付き合いができないといわれるのは、なぜ?」 「正直言って、Bは育てにくい子どもでした。小学校のときはいつも喧嘩ばかりしていて、相手の親に謝ってばかりでした。それでBを叱るんですけど、Bは必ず自分が正しいと言い張るんですね。なんて勝手な子どもだと親ながら思いました。(中略)成績はまあ人並みなのに、親の言うことが全然理解できないことが、私たちにとっても不思議でした。親でさえこうなのだから、友達とうまくやっていけないのは当然かなと、半ばあきらめに近い気持ちで当時は毎日を過ごしていました」(アスペルガー症候群の男の子を持つ母親の話/本文より) |
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琉球新報(2005年6月4日)
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〜 23人の臨床例 著者:磯部 潮 |
私自身は現代の若者たちの「生存闘争への本能的な脆弱性」が、成熟した日本社会のなかでかたちづくられた結果、「ひきこもり」の人の増大化をもたらしたのではないかと考えています。(略)とにかく、今の自分から脱出することです。イチローや浜崎あゆみになる必要はありません。「ひきこもり」の人の幸福感は、小さな一歩から得られるのです。「ひきこもり」の人に可能性がないといっているわけではありません。最初の一歩の幸福感は、なにものにもかえがたいといっているのです。世の中を見回してください。いくつになっていたとしても、現代の日本では選択肢はたくさんあります。(本文より) |
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著者:磯部 潮 |
不登校十三万人の現実は何を意味するのか。 |
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中日新聞で本書が紹介されました。 |
〜 どうして普通にできないんだろう 著者:磯部 潮 |
「心の底から求めているのに人付き合いが長続きしない──なんでだろう?」 人格障害の人は、いつも「周囲の人との人間関係がすぐに破綻してしまう」と感じています。しかしその原因が自分にあるとはあまり思っていません。 |
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中日新聞で本書が紹介されました。 「事件報道で悪いイメージばかりが先行している人格障害について精神科医の著者が、その多様性や症例などを紹介。太宰治や三島由紀夫らを例に人格障害の『光』の部分にもスポットを当てながら、分かりやすく解説している。」
岩手日報(2003年6月22日) |
痛い、だるいなど、体調は悪いのに検査しても異常がないのは「心の病気」? 「原因不明の身体症状」のメカニズムを、いそべクリニック院長である著者が説き明かしていきます。 検査では異常が見つからない「痛み」「だるさ」「耳鳴り」など──これらの症状に悩む人々は内科、整形外科と各科をたらい回しにされたり、また、自らドクターショッピングを繰り返すことが多いとか。その結果、周囲の人との関係も悪化し、それによりますます症状がひどくなるという悪循環に陥りがち。 これらの病状は「身体表現性障害」として捉えることで効果的な治療を行うことができます。そうした立場から、著者はこれまで数多くの臨床に携わってきました。本書ではまず、「自律神経失調症」「心身症」など、これらの症状につけられることの多い病名を分類します。そして、日本ではまだ耳慣れない病名である「身体表現性障害」について解説していきます。治療において目指すことは、「症状をなくすこと」ではなく、「症状に振り回されない生活を取り戻すこと」である、と著者は述べています。実際に苦しんでいる人の役に立つだけでなく、体と心のメカニズムを理解する上でも興味深い一冊です。
本書について共同通信社の取材を受けました。
また、この取材によりさまざまな地方新聞に 中日新聞で本書が紹介されました。
「原因不明の身体症状」
との付き合い方
著者:磯部 潮
本体価格:660円
発売日:2001年7月13日
ISBN:4-569-61712-3
(2002年5月7日)詳しい記事は こちら
(共同通信社ホームページ・医療新世紀のコーナー
→ http://kk.kyodo.co.jp/iryo/)
関連記事が紹介されました。岩手日報(2002年4月28日)
福島民友(2002年4月29日)
琉球新報(2002年4月30日)
高知新聞(2002年5月2日)
山梨日日新聞(2002年5月6日)
秋田さきがけ(2002年5月8日)
下野新聞(2002年5月13日)
岐阜新聞(2002年5月20日)
(2001年8月17日)「体のだるさ、痛みなどを感じ、病院で検査を受けたが異常なし。医師は『ストレス性のもの』と言うだけ──こんな経験をした人は多いのでは。愛知県で精神科のクリニックを開業する著者が『原因不明の痛み、だるさ』に焦点を当てた書。自律神経失調症、心身症、うつ病、心気症など、考えられる病名とその特徴を解説し、『身体表現性障害』という概念を提唱する。患者には、医療不信に陥らず、信頼できる医師を探し、症状との付き合い方を覚えるようアドバイスする。」
(新聞記事より)