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U3-880を発展させた、DLP方式のプロジェクターとして
モバイルプレゼンテーション仕様なので当然です。 注:(後継モデルU3−810SF発表8月初旬発売)
比較の結果
Pianoはやや青みのがかった清涼感な色調ですが、人の顔は青くならず、肌色が健康的な出方でとても見やすいバランスに仕上がっているのが好印象です。
U3-880は緑色が鮮やかでリアリティーの高い絵です。人の顔の血色がやや控えめになることがあります。 しかし、静止画では分からない違いが、動画のシーンであらわれます。 DLP特有の画面のちらつき(フリッカー)ですが、U3-880でも慣れればそんなに問題には感じなかったのですが、Pianoは回転カラーフィルターの速度を4倍に上げることにより、見た目のちらつき感がU3-880の半分以下に押さえられ、見やすさが向上しています。特にモノクロームの画面でのカラーフリッカーの少なさが印象的でした。 また、pianoは高性能なラインダブラー(プログレッシブスキャンコンバーター)を内蔵していますので、S入力でもジャギーが少なく、映画のソフトを見ても2−3プルダウンの精度が高く不自然な駒落ちなど一切感じられないので、非常に安定して楽しめるのが、他のプロジェークターにはないPianoの優秀なポイントです。 U3-880のネックでもあったファンノイズも小さくなり、映画再生中心であれば断然pianoがおすすめです。 しかし、モバイルプレゼンテーション用途には、U3-880が薄くデザインもスマート、明るさもpianoよりもふた回りほど明るいので、こちらをおすすめしたいと思います。 そして、なによりも明るさを優先なさる場合には、NEC VT440JKがもっとも価格もこなれており、画質も十分なのでそちらをお選び下さい。 |
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