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イーストン・マイルドスクリーン vs OS・パールスクリーン

プロジェクターから投射される映像は、スクリーンに映って初めて観ることが出来ます。
プロジェクターを選ぶのと同じように、スクリーンを選ぶことは「映像の美しさにこだわる」ならとても大切なことです。

しかし、複数のスクリーンを「同等の条件下で見比べる機会」は、ほとんどないが現実です。

そこで、「3号館」に、「イーストン・マイルドスクリーン」と「OS・パールスクリーン」を設置し、「SHARP・XV−Z5000・定価¥448,000」と「NEC・ViewLight X1000・定価¥1,200,000」の2機種の液晶プロジェクターを実際に投影し、その画像を掲載し比較して頂こうと考えました。

使用機材
LDプレーヤー    PIONEER / HLD−X9
プロジェクター    SHARP   / XV−Z5000     (640×480×3板=92万画素)
プロジェクター    NEC     / ViewLight X1000 (1,024×768×3板=235万画素)
             VISCOM  / VSA−2000C/2
スクリーン      イーストン・マイルドスクリーン
スクリーン      OS・パール
デジタルカメラ    オリンパス  / C1400L

まず、イーストンとOSの双方のスクリーンに「XV−Z5000」の映像を投射して見比べたところ、「スクリーンゲインの違い(スクリーンの反射率の違い)」と「スクリーンの表面色の違い」の違いにより、「そのままでは比較不可能」だということがわかりました。

そこで、まず最初に、「双方のスクリーンに合わせてプロジェクターに最良のセッティング」を施しました。以下はその一例ですので参考になさっていただければ幸いです。

XV−Z5000 イーストン
マイルドスクリーン
OS
パールスクリーン
イーストン
新型・マイルドスクリーン
映像 +10 +10 +25
明るさ −5 −5
色の濃さ +5
色合い −1
画質 −15 −15 −15
ホワイト・バランス 赤:+11  /  青:−7 赤:+15  /  青:−12 赤:+15  /  青:−7

NEC ViewLight X1000は、現在最も高精細度のプロジェクターです。画素数は、最新型の液晶プロジェクター「MITSUBISHI / LVP−L10000」と同様の液晶パネルを採用しています。双方のスペックを簡単にご紹介しましょう。

  NEC/ViewLight X1000 三菱/LVP−L10000
パネルサイズ 1.3インチ 1.3インチ
画素数 786,432×3枚 786,432×3枚
投影レンズ パワーズーム&フォーカス パワーズーム&フォーカス
光源 250Wメタルハライドランプ 280Wメタルハライドランプ
スクリーンサイズ 20−300インチ 40−300インチ
明るさ 500ANSI・ルーメン 500ANSI・ルーメン
水平走査周波数 15−85KHz 15−81KHz
垂直走査周波数 50−85KHz 43−85KHz
入力信号 NTSC・PAL・SECAM NTSC
最大表示解像度 1,280×1,024ドット 1,024×768ドット
接続端子 RCA×1 ・ S端子×1 RCA×1 ・ S端子×1
RGB入力端子 D−sub15ピン×2 D−sub15ピン×2
RGB出力端子 D−sub15ピン×1 D−sub15ピン×1
外形寸法 W395×D321×H145mm W433×D398×H145mm
重量 7.0Kg 9.8Kg
標準価格 ¥1,200,000 ¥998,000
逸品館価格 販売完了 ¥?98,000

NEC ViewLight X1000には、VISCOM / VSA−2000C2を併用しました。VISCOMの多彩なメニュー画面をご覧下さい。

※ VL−1000X と VSA−2000 は同期が取れず画像が乱れることがあります。
  メーカーの作動保証はされておりませんのでご注意下さい。
  (逸品館で販売された、VL1000はすべて、NECにて同期を取れるよう改造されています)

MENU1.jpg (37472 バイト) MENU2.jpg (35489 バイト) MENU3.jpg (37022 バイト)

MENU4.jpg (33602 バイト) MENU5.jpg (40092 バイト)

(画面は、X1000とイーストン・マイルドスクリーンとの組み合わせでの設定値)

お待たせしました。投影画像をご覧下さい。

   XV−Z5000・投影画像        X1000・投影画像

5EST01.jpg (66230 バイト) 1EST03.jpg (74476 バイト)
                   イーストン・マイルドスクリーン

 5OS03.jpg (74913 バイト) 
                     OS・パールスクリーン


    新型・イーストンスクリーン

イーストンと比較してOSスクリーンは「ゲイン(反射率)」が高く、映像のコントラスト・ピントの
シャープさにおいて優れているため、「映像にメリハリと奥行き」があり優れていると思います。

新型・イーストンスクリーンは、「しわの問題が完全に解消」されています!
スクリーンの表面生地自体は、以前のままなので「シネマ調」の傾向はそのままです。
前回との比較で、今回はコントラスト(映像)と明るさを上げて投影してみました。

   XV−Z5000・投影画像        X1000・投影画像

5EST11.jpg (39703 バイト) 1EST13.jpg (48421 バイト)
                   イーストン・マイルドスクリーン

5OS13.jpg (41520 バイト) 1OS14.jpg (46750 バイト)
                     OS・パールスクリーン

 
     新型・イーストンスクリーン     新型・イーストンスクリーンにブルバックを投影

イーストンに投影された人物のTシャツが、「汚れたようによこしまが入っている」のは、
「スクリーンのしわ」によるものです。最初は気にならなかったのですが、最近特にこの
「しわ」が画像を汚すようになりました。

メーカーの説明では「開いた状態=スクリーンを伸ばしておけば取れる」との説明ですが
この「しわ」を承知して、イーストンをおすすめできるとは断言できかねます。

99年3月1日イーストンより、しわの発生しにくい新型のスクリーンが発売されました。
ブルーバックの画像を見ていただいてお分かり頂けますように、
このスクリーンは「しわの問題を完全に解消」しており、大変おすすめできます。

※中心部と周辺部に明るさの違い/色むら?のようなものが見えるのは、
 プロジェクターの「ホットスポット」と呼ばれる、明るさのムラです。
 現在発売されている、プロジェクターではこのようなムラはほとんどありません。

比較して、OS・パールには「全くしわによる汚れはなく」、また「発色・コントラスト」にも
優れているようです。

また、「毛先の解像度」など、OSスクリーンを使って初めて、「X1000の高精細度」が
生きてくるといえるのではないでしょうか。

結論

液晶プロジェクターは、3管プロジェクターに比べ画面が明るいため、「ゲインの低いスクリーンでも十分」だと考えられていました。

しかし、実際にテストしてみて感じたのは、「ゲインの高いスクリーン」の「色ヌケの良さ・コントラストの鮮やかさの優位性」に明らかな差があったことです。個人的には、OSスクリーンを見た後ではイーストンに戻ろうとは思えないほどです。

OSパールは、イーストン・マイルドスクリーンに比べて「2倍ほど高価」ではありますが、その価値は十分にあると思います。

新型・イーストンスクリーンは「しわの問題が完全に解消」されました。スクリーンの生地表面自体は変わってはいませんが、今回のスクリーンテストでは、前回の不調が嘘のように「良好な色再現性」を実現しています。スクリーンの平面性がいかに大切かを、あらためて実感しました。
たしかに、OSパールと比較して「ダイナミックレンジ」は小さく感じられますが、逆にゲインの低さがもたらす「シネマ調のしっとりした発色」はそれなりの味わいがあると思えます。
価格を考慮すれば、C/Pは非常に高いといえるでしょう。

イーストンの新型スクリーン生地・マイルドマットについて

2002年に発売された「マイルドマット」は、プロジェクターの高画質化(画素の精細化)に伴い、「ピント」をよりシャープにして「解像度」を向上するため生地の木目が大幅に細かくされています。

同様のOSのピュアマット2と比較すると、明るさやコントラスト感にやや劣りますが、発色のナチュラルさや奥行き感は同等です。

高輝度・液晶プロジェクターをお使いの場合には、スクリーンはイーストンの「マイルドマット」で十分です。

比較的光量が抑えられた(500ANSIルーメン程度)のDLPプロジェクターでワイド100インチ以上の大画面をお望みの場合には、OSピュアマット2(ピュアマット2PLUS)をお薦めいたします。

スタック投影

液晶プロジェクターの性能を発揮するためには、邪道とお考えになるかも知れませんが「スタック投影」は非常に有効です。
なぜなら、光量を上げると黒が浮いてしまう液晶プロジェクターの欠点と、色階調の少なさを補うには、「スタック投影」が最も理にかなっているからです。プロジェクターを2台使えば、ダイナミックレンジも階調も2倍に広がります。

同じ予算なら、高精細度プロジェクターを購入するのではなく、「XV−Z5000を2台購入」する方が過失的には有利なのです。

OSスクリーンを使って、同じ条件で「Z5000とZ4050をスタック」で使用した画像を撮影しましたので参考になさって下さい。

STOS01.jpg (71970 バイト)ST02.jpg (62158 バイト)
ST03.jpg (42164 バイト)ST05.jpg (52750 バイト)

 

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