Panasonic 新製品情報
NV−MX3000 本体標準価格
265,000円/アクセサリーキットVW−PMX30 30,000円
約3年ぶりのモデルチェンジになるNV−MX3000。価格はそのままに、機能と性能をアップ。最新の装備と画質は気になるところです。

性能比較表
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NV−DJ100 |
NV−MX3000 |
CCD総画素数(有効画素数) |
27万画素×3枚(25万画素×3枚) |
動画48万画素×3枚(31万画素×3枚)
静止画48万画素×3枚(32万画素×3枚)
「132万画素記録」 |
レンズF/f ズーム比
(レンズf・35o換算) |
F1.6 f=4.0〜48.0 12倍
(f=38〜456o) |
F1.6 f=3.55〜42.6 12倍
(f=40〜480o) |
最低被写体照度 |
15ルクス |
10ルクス |
手ブレ補正 |
電子式 |
光学式 |
ファインダー(液晶画素数) |
約16万画素 |
約18万画素 |
モニター画面 |
2.5型 約18万画素 |
2.5型 約20万画素 |
プロフェッショナル機能 |
ゼブラパターン/スキンディテール/
カメラ画質調整/マイクレベル設定 |
ゼブラパターン/スキンディテール/カメラ画質調整
カラーバー/カメラデータ記録/マイクレベル設定 |
メモリーカード対応 |
× |
マルチメデアカード/SDカード |
アナログ入力 |
× |
○ |
ヘッドホン端子/映像・音声端子 |
○(AVワンタッチステーション対応) |
○(本体にあり) |
外形寸法(幅×高さ×奥行き)
質量
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80×105×189o
約800g(撮影時)バッテリーVW-VBD1
約690g(本体)
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75×113×187o
約810g(撮影時)バッテリーVW-VBD22
約690g(本体)レンズフード別 |
消費電力 |
約7.9W(録画時 液晶使用時)
約6.7W(録画時 ファインダー使用時) |
約5.6W(録画時 液晶使用時)
約6.3W(録画時 ファインダー使用時) |
本体取り付けバッテリー(価格)
ファインダー
(連続撮影/間欠撮影時間)
モニター画面
{連続撮影/間欠撮影時間}
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バッテリーVW-VBD1(7,500円)
(1時間25分/45分)
{1時間10分/35分} |
バッテリーVW-VBD22(11,000円)
(1時間45分/55分)
{1時間30分/45分}
バッテリーVW-VBD33(12,000円)
(2時間5分/1時間5分)
{1時間50分/55分}
バッテリーVW-VBD25197,500円)
(3時間45分/1時間55分)
{3時間25分/1時間40分} |
その他共通点(主要) |
DV入出力端子/デジタルズーム120倍/デジタル特殊効果5モード/外部マイク端子等 |
3年間のムービー機能の進化として、NV−DJ100発売の当初からのネックであった「バッテリー本体内格納式のため長時間バッテリーに対応していない」「手ブレ補正時の画質劣化」等が改善し、MX3000では「アナログ入力静止画用メモリーカード」はもちろん「3CCD初のメガピクセルモデル」と最新機能フル装備となりました。
画質比較
三脚に、2台並べ同時にビデオ動画撮影したものを、パソコンソフトのDVキャプチャーにて、静止画にしています。
NV-DJ100 |
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NV-MX3000 |
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自動車と街並
まず違いとして、MX3000は解像力のUPが見られます。色温度も高くなっています。 |
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アンテナ塔のアップ
MX3000はシャープで質感が良く出ています。 |
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植木の花
MX3000は緑の色あざやかで見栄えします。DJ100がボケ気味に見えてしまいます。 |
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自動販売機
MX3000の自動販売機が美しく見えますが、実際はDJ100の方が見た目に近く、隣のダストBOXの汚れ具合もリアルです。 |
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店の中
室内の感じはMX3000の赤みがやや強めですがMX3000がリアルです。
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5段階評価/傾向
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NV−DJ100 |
NV−MX3000 |
解像度 |
★★★ |
★★★★★ |
色傾向 |
やや緑 |
やや赤め |
色乗り |
リアル/控えめ |
濃く綺麗 |
画調 |
ややおとなしい |
明るくハッキリ |
一般受け |
★★★ |
★★★★★ |
玄人受け |
★★★ |
★★★ |
充実機能 |
★★ |
★★★★★ |
画質の特徴
今回両者を見比べたところ、別のメーカーモデル比較しているのかと思えるくらいの違いがありました。従来のパナソニック3CCDムービーは、きれいに見せるよりも見た目重視のリアルな感じの絵作りで来ていて、これはこれで非常に良く、不満はありません。
今回の新型NV−MX3000はこれまでとは違う華やかさ重視の一般受けを狙ったような印象を受けます。特に大きく改善されている解像力は誰が見ても高く、被写体をクッキリ、ハッキリ映す感じはとても好感が持てます。ただ電線などの細かい線の描写でクロスカラーが出やすく、メガピクセルビデオカメラの特徴の傾向がありました。
まとめ
NV−MX3000は、メガピクセルを3CCDで実現する事により高解像度を実現、ライカレンズもその能力をいっそう引き出しているものと感じます。画調の色温度を上げ、見た目を美しく誰が見ても高画質できれいなムービーに仕上げてあり期待を裏切らない事でしょう。
NV−DJ100は見た目に近いあっさりした画質で、華やかさはありませんが、素直な高画質は健在です。手ブレ補正時に画質低下とバッテリーの作動時間は古さを感じますが、手頃な価格で中古品も店頭に並び出し、逆にお買い得で狙い目かもしれません。