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99−2000年モデル

液晶プロジェクターとDLPプロジェクターの画質比較

各機器の仕様
略号  
メーカー NEC NEC PLUS PLUS NEC
型式番号 VT-440J MB-810 U2-1080 U2-870 LT-84J
標準価格 498,000 878,000 978,000 OPEN 798,000
逸品館価格 358,000 335,000 お尋ねください お尋ねください 398,000
方式 液晶 DLP DLP DLP DLP
明るさ(ANSI) 1100 800 800 700 700
画素数 800×600×3板 800×600 1024×768 800×600 800×600
ランプ寿命 2000時間 1000時間 1000時間 1000時間 1000時間
交換ランプ価格 40,000 49,800 49,800 49,800 49,800
ズーム マニュアル マニュアル マニュアル マニュアル マニュアル
フォーカス マニュアル マニュアル マニュアル マニュアル マニュアル
投影距離(80) 3.16-3.79m 3.2-4.2m 3.2-3.9m 3.2-3.9m 3.2-3.9m
投影距離(100) 3.96-4.79m 4.1-5.3m 4.0-4.9m 4.0-4.9m 4.0-4.9m
コントラスト比 400:1 500:1以上 500:1以上 500:1以上 500:1以上
水平周波数 15-100KHz 15-60KHz 15-85KHz 15-85KHz 15-85KHz
垂直周波数 50-117Hz 50-85Hz 50-85Hz 50-85Hz 50-85Hz
台形補正機能 ×
信号入力 コンポジット
/S/RGB/色差
コンポジット
/S/RGB/色差
コンポジット
/S/RGB/色差
コンポジット
/S/RGB/色差
コンポジット
/S/RGB/色差
消費電力 240W 400W 180W 180W 180W
外形寸法(W.D.H) 243×284×103 246×320×142 235×297×58 235×297×58 235×297×58
重量 3.9Kg 4.5Kg 2.6Kg 2.5kg 2.5kg
備考 静音ファン       カードリモコン

 

なめらかな画像を実現する
DLP(ダイレクト・ライト・プロセッシング)方式とは?

DLP(デジタル・ライト・プロセッシング)プロジェクターとは、シリコン基盤上に非常に小さな金属ミラーを多数配列したDMD素子(デジタル・マイクロミラー・デバイス)を使用し、それをデジタル制御することにより、入射光の反射方向をコントロールし、レンズを介して映像をスクリーン上に構成するプロジェクターです。
光をミラーで反射させるため、光を透過させる液晶方式に比べ、光のロスが少なく、高輝度・高コントラスト画像を映し出すことが可能です。また、液晶よりも各ドット間の隙間が狭いので、滑らかな自然画と鮮鋭感の高いコンピューター画像の両立ができるなどのメリットがあります。

wpe133.jpg (37763 バイト) wpe134.jpg (13642 バイト)
左図:「PLUS」カタログより、DLP方式とは? 右図:「PANASONIC」カタログより、DMD素子の説明を抜粋

各機器の特徴

NEC VT−440Jwpe116.jpg (8481 バイト)
最新型の液晶方式プロジェクター。
コントラスト比400:1の高性能液晶パネルを搭載。
幅広い映像信号に対応すると共に、小型化を実現。
ファン騒音35dB以下の静音設計。
ランプ寿命最大3000時間を達成(エコモード・900ANSIルーメン)

 

 

 

 

NEC MB−810wpe6.jpg (7960 バイト)
ワンモデル前のDLP方式のプロジェクター。
コントラスト比500:1以上を達成、液晶では不可能な微妙な階調を再現。
他の4機種に比べファン騒音がやや大きいところは難点。

 

 




PLUS U2−1080wpe11D.jpg (121884 バイト)

最新型の小型軽量DLPプロジェクター。
コントラスト比500:1以上を達成、液晶では不可能な微妙な階調を再現。
1024×768ドットの、高精細度DMDを搭載。

 

 

PLUS U2−870wpe11C.jpg (94340 バイト)
写真を見てもわかるように、この2機種は兄弟機種で、DLPエンジン(光学部分)をPLUSが設計、電気回路とボディーをNECが設計。
コントラスト比500:1以上を達成、液晶では不可能な微妙な階調を再現。
MB−810に比較して、色階調の表現力がややアップ。ヌケの良い明瞭な映像を再現。
A4サイズという超小型サイズのボディーと2.5Kgの軽量。
ただし、兄弟機種といえども「画質」は同一ではないので注意されたし。

NEC LT−84J
wpe5.jpg (4087 バイト)



 

画質比較 (各機種の画像の位置関係は次のようになっています)

入力はすべて”S端子”を使用しました。

タイトル画面
wpe121.jpg (10761 バイト) wpe123.jpg (8244 バイト)

wpe124.jpg (14703 バイト) wpe125.jpg (10899 バイト)
U2−1080だけが、妙に白っぽいのですが、これは工場出荷時の設定をそのまま使用している
ためです。調整により改善されます。

少しわかりづらいかとは思いますが、MB−810とU2−870の”色合いに深みがある”ことにご注目
下さい。(MB−810は、設定工場出荷時の画質設定ではなく、調整を行っています)
アポロ13号より一場面
wpe126.jpg (10094 バイト)
wpe128.jpg (8542 バイト)

wpe129.jpg (9887 バイト) wpe12A.jpg (8620 バイト)
U2−1080だけが全く変な画像になっています。明らかに工場出荷時の設定がおかしいのです。
VT440に比べて、MB−810・U2−870の絵に”奥行き”があるのをお分かり頂けるでしょうか?
タイタニックより一場面
wpe12B.jpg (10570 バイト) wpe12C.jpg (9063 バイト)

wpe12D.jpg (8569 バイト) wpe12E.jpg (9250 バイト)
VT440とU2−1080の”色合い”がおかしいのは、工場出荷時の設定が上手くないせいです。
VT440と、MB−810・U2−870の女優さんと受話器の関係に注目してください。階調が豊富
なDLPは液晶に比べ、より”自然な奥行き感(立体感)”があるのに気づかれると思います。
MB−810の色調が優れるのは、”調整(プロジェクター本体の機能による)”を行っているためです。
ドラゴンハートより一場面
wpe12F.jpg (8924 バイト) wpe130.jpg (5711 バイト)

wpe131.jpg (7854 バイト) wpe132.jpg (6638 バイト)
VT440のみ、撮影場所を間違えてしまいましたので”比較”は出来ませんが、DLP方式の階調表現
の高さを、MB−810・U2−870の画像より感じ取っていただけるのではないでしょうか?
まとめ

DLP方式のプロジェクターは、液晶より定価が高いだけあって、”表現能力”においては液晶を遙かに凌駕しています。
特に、”色合いの自然さ”・”色の深さ”・”画面の奥行き感(立体感)”においては、液晶プロジェクターとは明らかに一線を画するすばらしい表現能力があります。

画像では表現できず、割愛しましたが、”黒がきちんと黒に表現される”・”黒の中の階調もきちんと表現される”という部分に於いても、当然液晶とは比べものにならない良さを持っています。

当初のモデルでは問題のあった”画面のちらつき”も、現在のモデルではほぼ解消されていますので問題にはなりにくいと思います。

雑誌ではほとんど紹介されない”DLPプロジェクター”ですが、アメリカのホームシアター市場では”DLP=高画質”は半ば常識となっています。その証拠に最近フィルムを使わない映画館”DLPシアター”が日本に誕生しましたが、今後”液晶シアター”は誕生しないでしょう。それこそが”DLP”が”液晶”より画質が遙かに優秀な証です。

ちなみに”DLPシアター”に使われる、DLPプロジェクターは”3板式”で画素数はDMD素子で最も細かい”1280×1024”が3枚使われています。明るさも、3000−10000ANSIルーメンというすさまじさで、更にそのような仕様のプロジェクター(一台1000万円程度!)を2−3台スタックして使用するようです。さすがにここまでくると、”フィルム”を越える美しい画像が再現できるといっても過言ではないのです。

では、これほど優れた”DLP”が市場に普及しないのはなぜでしょう?それは、DLPプロジェクターに使用されている”DMD素子/デジタル・ミラー・デバイス”が”テキサス・インストゥルメント”の特許で、TI社でしか生産されていないため、個数が制限されるのと、価格が高いという問題に起因します。

だからといって、”画質の甘い液晶”か、”手間のかかる3管”であなたはご満足ですか?

いちど”DLP”をご覧頂ければ、納得いただける確信があります。

補足

今回DLP方式は、1024×768ドットと800×600ドットの製品を比較しました。

通常”画素が細かい方が画質も細かい”と思われていますが、今まで試写した”NEC”も”PLUS”も状況は全く逆で”800×600”の方が画質がよいのです。元々”DVD”ですら基本は”600×480ドット”のはずですから、プロジェクターの画素が多くなったからといって”単純に画素に比例してきめが細かくなる”と、早とちりするのは間違いです。

液晶プロジェクターも同様の傾向があり、単純に”画素が細かい”=”高画質”とはなっていないので注意してください。

今後放送が予定されているデジタル放送規格で、”525i”・”525p”・”750i”・”750p”までなら”800×600ドット”の製品で十分です。
しかし、ハイビジョンの”1125i/p”をご覧になられるなら、”1024×768ドット”をご検討下さい。

私が考える最良の選択は、いま”800×600ドット”のDLPプロジェクターを購入し、更なる高画質が要求される5−8年後には、コストダウンにより性能が向上し価格が引き下げれた”新型プロジェクター”をその時に購入すれば良い。というチョイスです。
そういう意味で、現在販売している”MB−810”・”LT−84J”の性能と価格のバランスには大きな自信を持っています。

 

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