製品試聴テストレポート掲載中!

オーディオ逸品館 総合トップ

ippinkan.co.jp

オーディオ逸品館.cojpリンクボタン

【逸品館 web ショップ】 

オーディオ逸品館jpリンクボタン 

e.オーディオ逸品館リンクボタン

■各種コンテンツへのリンク

最新テストレポート

動画情報

逸品館ブログ

AIRBOWオフィシャルサイト

掲示板

■逸品館運営・外部ショップ

オーディオ逸品館楽天市場店

オーディオ逸品館 Yahoo!店

オーディオ逸品館Amazon店

オーディオ逸品館ヤフオク店

■Twitter・Facebook

逸品館公式twitter

逸品館公式Facebook

■試聴機レンタルサービス

試聴機レンタルサービス

airbow試聴機貸出

■オーディオ逸品館 MI事業部
 オフィシャルサイト

Peavey.jp

mi事業部オフィシャルHP

買取り

パーフェクト
下取り交換
システム

各種ご案内

展示機リスト

会社概要

お問い合わせ

特定商取引法に関する記載

個人情報保護ポリシー

 

 2000年を迎える前後から、ホームシアターは低価格DVDプレーヤーの登場により第二のブームが巻き起こりつつあります。(第一次ブームは、液晶プロジェクターが登場した1990年頃)

 SONYのVPL−VW10HTを皮切りに、50万円クラス帯の液晶プロジェクターの画素の細かさと明るさは格段に向上しました。

 その中で、今どれを選べば良いのか逸品館での売れ筋の3機種を比較してみました。

外観や機能などの比較

最近のプロジェクターはコンパクトになり、サイズはA4ファイルタイプが一般的になっているようです。(三菱のLVP-L2000Vなどがそのサイズに該当します。)DLP方式の利点を生かして、プラスのU3-880はB5ファイルサイズ驚くほどの小ささと1.3Kgの軽量です。
ソニーはかなり大きく感じますが、このサイズが今までの液晶プロジェクターのサイズです。
(コーヒーの190グラム缶でサイズ比較)

30センチの定規を並べた画像

入力端子部比較画像

LVP−L2000Vはこの中で一番新しいモデルだけありD4端子を装備しています。
(VPL-VW10HTにはD-sub15ピンの映像入力はありません。)

本体操作部比較画像

プラスの操作ボタンは電源と入力切替ぐらいで、オンスクリーンのメニュー画面を見ながら操作や設定は、ほとんどリモコンでおこないます。

ランプ比較画像

こんなに小さいランプでU3-880が十分な明るさが得られるのは、半透明の液晶を透過させるロスとプリズムでの損失のない、単板DLP方式の光の効率が良いということでしょう。

仕様の比較

製品 U3-880 LVP-L2000V VPL-VW10HT
投影方式 DLP(DMD単板) 液晶パネル3枚 RGB 液晶パネル3枚 RGB
パネルサイズ 0.67型(インチ) 0.9型(インチ) 1.35型ワイド(インチ)
画素数 480,000画素 480,000画素×3板 1,049,088画素×3板
投射レンズ 固定焦点 1.3倍ズームレンズ 1.2倍ズームレンズ
マニュアルフォーカス マニュアルフォーカス マニュアルフォーカス
ランプ 130W・UHPランプ 150W・UHPランプ 200W・UHPランプ
スクリーン照度 800ANSIルーメン 1000ANSIルーメン 1000ANSIルーメン
(4:3時750ANSIルーメン)
接続端子 AV入力
S/ビデオ(RCA)

RGBミニD-SUB(15pin)
ステレオミニ音声 ×1
AV入力
S/ビデオ(RCA)
D4

RGBミニD-SUB(15pin)
AV入力
S/ビデオ(RCA)

RGB/コンポーネント/HDTV
5ピン ×2
音声出力 0.5WモノラルSP内蔵 無し 無し
消費電力 180W 230W 300W
外形寸法(o) 幅230×高さ48×奥行き117 幅242×高さ79×奥行き249 幅395×高さ168×奥行き427
質量 1.3s 3.4s 8.0s



付属リモコン ランプのサイズ

 

テストの方法

LEADER電子製テスト・シグナルジェネレーター(LCG−410A)のコンポジット出力をビクター・AVセレクターJX−T1000でS端子出力に変換(Kino5がRCA入力が無いため)してテスト信号をプロジェクターに入力。ソニーの業務用モニター(PVM−1440)で映像をモニターにしながら調整後、スクリーンによる画像比較をおこないました。

本当はもっと色々な画質映像の比較をしたかったのですが、デジタルカメラで撮影するごとにカラーバランスが違ってしまい、画質や色調を上手く再現できないため、画像は少しだけの紹介とします。(上手く再現できる様になれば、もっと沢山の画像を紹介していきたいと思います。)

 

メニュー画面の比較

PLUS U3-880

MITSUBISHI LVP-L2000V 

SONY VPL-VW10HT

各メニュー画面
プレゼンテーションが本来のモデルであって、他機種と比べて簡素です。 前モデルのLVPL-2000のメニューに改良が加えられ、選んだ項目だけ横に並んで表示され、投射中の映像は隠されず見やすいのですが、他の項目が同時に見られないのは、調整を追い込むときには不便です。 現行のソニーのテレビとほぼ同じメニューです。
カラーバー画像(デジカメでの撮影は色調再現が意外に難しく、撮影時のホワイトバランスと見た目にできるだけ近くなるように撮影しました。
(撮影後、パソコンで色の加工はしていません) 
正確な色ですが、少々地味な感じです。 結構リアルなカラーバーで見た目に一番近く見えました。 黄色と黄緑色がやけに蛍光色ぽい色で不自然です。
グレースケール
一番モニターに近く再現していました。 液晶プロジェクターの特有の癖か?
ランプの明るいモデルは、全体が少々グリーンぽくなる傾向が見られるようです。
この画像は見た目よりやや緑がきついですが、その傾向はあります。中央の黄色いムラはこのテスト機だけの事か気になります。
DVDデモソフト動画画像(何度も取り直しましたがなかなかうまく色再現しません、それらしく撮れたものを選びました。)
たまたま一番見た目に近く撮れています。
ドットがLVP-L2000Vと同じですが、画素がほとんど目立たないのが特徴です。
他と比べ、TVぽく派手目に見える傾向があります。
この3台の中ではドットが一番目立ちます。
ここまでひどくは無いですが、緑ぽい所は有ります。ドット感はほとんど感じません。さすが総画素300万と言いたい所ですが、といって他の2台よりも高解像度には感じません。
dtsマークのアップによる、各プロジェクターのドット比較。
ドット間の隙間の狭さと、ドットの丸さが良く分かります、その中央に点があります。その点がミラーの支点になっているようです。DLP方式の利点でコントラスト型モデルより大きく、文字がクッキリ浮き出ています。 dtsの白い文字の所がドットの格子(マトリックス間の隙間が大きい)で黒っぽくなっているのがわかります。 画素数が多いので当然ですが、LVP-L2000Vよりドットが細かく、格子が目立ちにくいのがよく分かります。赤の輪郭の境目がハッキリしています。しかし、高精細度液晶プロジェクターには、コントラストが低下しがちという欠点があります。
デジタル・ハイビジョン放送画像(たまたまテストの機会がありました。)
U3-880は色差信号のプログレッシブに対応していない為、デジタル・ハイビジョン放送を入力すると画面が二つ横に並びます。
(もちろん、チューナーからS信号で入力するとハイビジョン放送を、地上波と同じスペックで映すことは可能です)
D4端子を搭載しているので、当然映ります。
心持ち解像度が上がりますが、ハイビジョン放送一応映ると言った所です。他と比べてしまう為やはり格子がきになります。
これは凄いの一言。横長の液晶パネルも有効に使え、他と比較にならない高解像度と緻密さです。DVDの時と比べ緑ぽい所も無く非常に色合いも綺麗です。
ハイビジョンを視野に入れておられるならVPL-VW10HTしかありません。

まとめここがここが

PLUS / U3−880 / ¥478,000 (実売30万円前半)

色の再現性が非常に正確で、液晶特有の黒の浮きや色むらも無く、映画のフィルムの質感がとても良く出ます。
DLP方式の画像を見た後、液晶方式を見ると色の不自然さや質感の無さ、ベールがかかったようなもやつきが良く分かってしまいます。
デジタルシネマでDLP方式を採用している理由が良く分かる気がします。お近くの方はぜひ一度見ていただきたい画像です。
これだけコンパクトだとどこでも手軽に持ち運べ映せます。
(お友達にも自慢出来ますね)
  ラインダブラーkino5をを繋ぐのが大前提となり、単体でのビデオ画像はイマイチです。(あくまでもRGB入力が基本です。)
色差のプログレシッブ(D2〜D4入力)に対応していません。
初期のDLP方式よりはだいぶ改善されていますがシーンによってチラツキが少し出ます。
ファンの音はこの3台の中ではやや甲高い音です。

 

MITSUBISHI / LVP−L2000V / ¥498,000 (実売30万円前後)

手頃な高画質モデルで雑誌でよく紹介され問い合わせも多い人気モデルです。前モデルのマイナーチェンジで黒の再現性や明るい画面が特徴です。
TV的な画像はメリハリがあり、万人向けの無難なモデルと言えるでしょう。

D4端子でデジタル・ハイビジョン放送にも対応します。
少し前までなら理想の液晶プロジェクターですが。今回の比較でドットがよく目立ってしまいました。

ファンの音は平均的なレベルです。

 

SONY / VPL−VW10HT / ¥648,000 (実売40万円前半)

デジタル・ハイビジョン放送が非常に綺麗です。ハイビジョンをお考えならこれしか有りません。(大きなサイズで見てもはっきりしていて、この価格でこれだけ楽しめるのはお買得です。)
300万画素なので、ドットがほとんど気にならない画像です。
ハイビジョンが良い分、DVD等の従来映像ではやや派手目な色具合でSNが低くざらつき感があります。テスト機だけかも知れませんが、中央の色むらが気になりました。
ファンの音は静かな部類ですが、大方の場合狭い部屋でスクリーンサイズを稼ぐ為に後ろの方から投影するためレンズ横の排気ダクトは逆効果かもしれません。
このボディサイズは、今見るとやはり大きく感じます。

結論

DVDやビデオ/LD等をソースを専用に見る場合には、”U3−880”、ただし高画質ラインダブラーとのセットをお薦めします。(BSハイビジョンは、S端子を介しての接続となり、せっかくの高画質を生かし切れません)
SONY/VAIOなどの”DVD再生機能が搭載されているノートパソコン(デスクトップ・パソコン)”をすでにお持ちの場合は、パソコンのアナログモニター出力(プログレッシブRGB信号)をU3−880に入力すれば、馬鹿にできないほどの高画質を実現できます。

画質にはあまりこだわらず、たまにハイビジョンも見たいときには、”LVP−L2000V”。価格がこなれていて買いやすくなっています。

ハイビジョンを中心に見る場合には、”VPL−VW10HT”。今の実売価格で、これだけ美しいハイビジョン放送が映せるのは絶対に安い!と思います。


 
 ご注意

店のデモ機を高位置から投影していました。(逆さ置き)高さ調節のために本体後方を中央にゴム脚を置いていました。
ところが、ランプのところが熱でへこんでしまいました。
ブラケットを使わずに、逆さ置きにするときには、脚を置く位置は両端にしましょう。

 

ようこそ逸品館へ

このページは古い情報をそのまま残しています。

電話での問い合わせ大歓迎
逸品館は、平成元年創業のオーディオ・ショップです。店頭販売から始まったお店ですから「お電話のお問い合わせ」を歓迎しています。アドバイスが必要な「品物選び」は、メールよりも迅速・確実で「生の声」「スタッフの雰囲気」を感じられる「お電話でのお問い合わせ」をどしどしご利用下さい。

お問い合わせ先・営業時間

1号館・午前10:30〜午後7:30 (定休日なし:年末年始及びお盆、臨時休業を除く)
住所 ・〒556-0004 大阪市浪速区日本橋西1-7-28 常盤ビル
電話 ・ 06-6644-9101(代表)  fax ・ 06-6644-6990

3号館・午前11:00〜午後6:00 (定休日:水曜・木曜)
3号館でのご試聴は、なるべくご予約をお願いいたします。
ご予約くだされば、定休日もご利用いただけます。
住所 ・〒556-0005 大阪市浪速区日本橋5-18-25 アリタビル6F
電話 ・ 06-6636-2917(代表)  fax  ・ 06-6636-2916