製品試聴テストレポート掲載中!

オーディオ逸品館 総合トップ

ippinkan.co.jp

オーディオ逸品館.cojpリンクボタン

【逸品館 web ショップ】 

オーディオ逸品館jpリンクボタン 

e.オーディオ逸品館リンクボタン

■各種コンテンツへのリンク

最新テストレポート

動画情報

逸品館ブログ

AIRBOWオフィシャルサイト

掲示板

■逸品館運営・外部ショップ

オーディオ逸品館楽天市場店

オーディオ逸品館 Yahoo!店

オーディオ逸品館Amazon店

オーディオ逸品館ヤフオク店

■Twitter・Facebook

逸品館公式twitter

逸品館公式Facebook

■試聴機レンタルサービス

試聴機レンタルサービス

airbow試聴機貸出

■オーディオ逸品館 MI事業部
 オフィシャルサイト

Peavey.jp

mi事業部オフィシャルHP

買取り

パーフェクト
下取り交換
システム

各種ご案内

展示機リスト

会社概要

お問い合わせ

特定商取引法に関する記載

個人情報保護ポリシー

 

プリンストンPSC−1000 と 三菱 VC−2001の画質比較

プリンストンとほぼ同時期に発売された”三菱 VC−2001”は、ブランド品の”ファロージャのチップ”を搭載した、高機能・低価格(実売で30万弱)ラインダブラーです。

では、”価格差”は本当に”画質差”に反映されているのかご覧下さい。

三菱 VC−2001 OPEN価格

入力:S/コンポジット・各5系統 色差・6系統

出力:RGB・2系統

特徴:10ポジションのプログラム・メモリーを装備
    各ポジションに、入力/ラインダブラーのオン・オフ/細かな画質調整/等のパラメーターを記憶させることが可能。

使用したプロジェクターとスクリーン

NEC MB−810(DLP方式) ・ OS パール(4:3/100インチ)

画質の比較 (左がプリンストン・右が三菱)
(17インチ以下のモニターの場合、上がプリンストン・下が三菱)

DVDをソ−スとした場合
wpeD3.jpg (15118 バイト)wpeD4.jpg (15455 バイト)

wpeDF.jpg (16452 バイト)wpeE0.jpg (16941 バイト)

wpeE1.jpg (11421 バイト)wpeE2.jpg (14028 バイト)

DVDをソースとした場合、画質は三菱が透明感、階調の豊富さで勝りますが、”価格ほどの大きな差”に感じるかどうかは、人により求める画質のレベルにより感覚は変わるでしょう。
DVD等の”高画質なソース”を使用する場合、この2機種の差は”細かな画質設定の有無”によるところが大きく、その調整によって”さらなる高画質を引き出せるマニア”には、VC−2001がお薦めです。

ただし、”液晶プロジェクターではプロジェクターの画質がプアなため、VC−2001の高画質効果が十分に出ません”ので、廉価なプリンストンで十分です。

LDをソースとした場合
wpeE6.jpg (16408 バイト)wpeE8.jpg (16514 バイト)

もう少しましな画像を撮りたかったのですが、デジタルカメラの”オート”が自動補正をかけてしまうため、見苦しい画質になり申し訳ありません。
この画像では、わかりづらいのですが”解像度の低い”・”画質の悪い”ソースに”ラインダブラー”を使用した場合に、”ラインダブラーが発生するノイズ(ゴーストのような偽信号)の有無”が顕著に表れます。

プリンストンを”LDの長時間ディスク”に使用すると”最初よりも画質が劣化”して感じられることが多いのですが、これはこの”偽信号”の発生によるものです。つまり”アップスキャン処理”を行うときに何らかの”ノイズリダクション”をかけておかなければ、画面がより”ノイズっぽく荒れてしまう”のです。

このようなソースに対しての”三菱の高画質さ”は圧倒的で、プリンストンとの価格差を十分に納得できるものです。また、ノイズリダクションも細かくON−OFF制御が出来るなどその使い勝手もすばらしいものです。あの使いづらい”L10000”を作ったメーカーの製品とは、信じられないほどすばらしいダブラーだと思いました。

結論

三菱 VC−2001やファロージャなどの”高画質ラインダブラー”は、”3管プロジェクター”・”DLPプロジェクター”・”CRT”などの高画質なデバイスと組み合わせたときに”初めて価格なりの効果”を発揮するものであって”液晶プロジェクター”では、そのすばらしい高画質の片鱗すら味わうことが出来ません。
多くのラインダブラーを比較したことがないので、断言は出来ないが三菱のVC−2001は、価格以上の画質を持つ優れた製品であると思われる。
”3管プロジェクター”には、”必需品”・”DLPプロジェクター”には”予算が許す”なら、是非お薦めしたい製品です。

余談

残念ながら画像は撮影できませんでしたが、EIZO(ナナオ)より発売されている、ラインダブラー”GS−4000 / ¥185,000”も後日テストすることが出来ました。このダブラーは、簡単なガンマ補正・色調整・シャープネス・コントラストなどの調整機構を持っていますが、これらの”画質調整機能”は、調整幅が広すぎるなどおまけの域を出ず、実際には使えるレベルのものではありません。

が、しかし、画質はすばらしい!

私には、三菱のVC−2001よりも高画質に感じられ、ナナオの設計陣と直接当社で対話して納得がゆきました。かなりのこだわりと、”高速度演算回路”を採用していたからです。

このダブラーは、”十分な画質調整機能を持つ3管プロジェクター”あるいは”CRT”のユーザーにお勧めします。上手くすると、三菱の半分以下の価格で”三菱よりも高画質”が手にはいるかもしれないのです。

プリンストンとは、”LDなどの再現性”においての”ノイズ(ゴーストのような偽信号)”の発生において比較にならないほど勝っていますが、EIZOは”絵作り”があまりにも”誇張されていない”ため、”のぺっとした、ぼけた絵”になりやすく、そのためビギナーには、難しい使いこなしの手間が不要で確実に画質を向上できる”プリンストン”がおすすめだと思います。

 

ようこそ逸品館へ

このページは古い情報をそのまま残しています。

電話での問い合わせ大歓迎
逸品館は、平成元年創業のオーディオ・ショップです。店頭販売から始まったお店ですから「お電話のお問い合わせ」を歓迎しています。アドバイスが必要な「品物選び」は、メールよりも迅速・確実で「生の声」「スタッフの雰囲気」を感じられる「お電話でのお問い合わせ」をどしどしご利用下さい。

お問い合わせ先・営業時間

1号館・午前10:30〜午後7:30 (定休日なし:年末年始及びお盆、臨時休業を除く)
住所 ・〒556-0004 大阪市浪速区日本橋西1-7-28 常盤ビル
電話 ・ 06-6644-9101(代表)  fax ・ 06-6644-6990

3号館・午前11:00〜午後6:00 (定休日:水曜・木曜定休)
3号館でのご試聴は、なるべくご予約をお願いいたします。
ご予約くだされば、定休日もご利用いただけます。
住所 ・〒556-0005 大阪市浪速区日本橋5-18-25 大宝ビル6F
電話 ・ 06-6636-2917(代表)  fax ・ 06-6636-2916