医療法人医誠会 摂津医誠会病院
Home > 診療部門のご紹介 > 看護部 > 学会参加報告

看護部

  • 看護部
  • 教育について
  • 男性看護師の会 小僧会
  • 学会参加報告
  • 復職支援
  • 看護師募集

学会参加報告

参加学会名

第4回 大阪府看護学会

参加者

4階病棟師長 吉見 美温

参加した感想

教育講演で北海道医療大学名誉教授 石垣靖子先生の講演を聴き、がん看護に従事していた頃に思いをはせながら患者によりそう看護の大切さを思い起こすことができた。1人1人の人生の物語を聴く、その人にとって大切なこと、その人らしく死ぬ瞬間まで生き続けることなど日頃考えていることを石垣先生の言葉で聴くといっそう心に響きました。
また、入院患者の高齢化が進み、高次脳機能障害や認知症を合併している患者も多い、認知症の患者を1人の人として尊重しその人を理解しようとする姿勢の重要性を再認識した。臨床倫理は常に意識し、これで良いの?思ったことは些細なことから倫理検討することが必要である。また、石垣先生は、生活習慣病と言われる疾患では、患者の生活を整えることがすなわち治療になる。薬で患者を治すのではなく生活習慣を改善する、改善できるよう看護することで患者を治すことができる、すなわち看護が治療になると言う言葉を病棟スタッフ全員に伝えたいと思う。
また、抑制「0」の取り組み、“やればできる”の精神で当病棟でも取り組みたい、そのためには患者を観察する目を養うことが重要である。患者のなぜ?を繰り返しアセスメントし抑制「0」につなげていければと考えている。
シンポジウムで院内デイケアルームの取り組みを聞き、当院でも院内デイケアルームの必要性を感じた。当病棟では常時5~8名の認知症患者が詰所内で監視下に置かれている。その患者さんたちがデイケアで刺激を受けることでBPSDがコントロールできれば早期退院につながり、スタッフの意欲につながる可能性がある。
 これからは、看護・介護の連携が重要である。身体機能の障害や認知症、高次脳機能障害のある患者が、住み慣れた地域社会で人として尊厳を保ち生活できるよう看護・介護・福祉・医療が連携をとって行かなければならない。

摂津医誠会病院について

医誠会病院について Tel 06-6319-0531 〒566-0021 摂津市南千里丘1-32 交通案内・地図はこちら
ホロニクスグループ 医誠会病院はホロニクスグループの病院です