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私たちの訴えと取組み

8月3日 学習会
「原発は大丈夫か?崩壊した耐震安全性」を開催

7月16日に起こった中越沖地震による柏崎刈羽原発の深刻な被害の実態や、福井若狭にある関西電力の原発は大丈夫か等、「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」の小山英之さんを招いてお話していただき、地震による原発の被害と危険について学びました。

講演では、柏崎刈羽原発で「想定外」の揺れによる予想外の被害が起こり、「原発震災」というべき深刻な被害が起こっていること、それは老朽化が一挙に進んだ状態であり、もはや閉鎖するしかないということ。また、関西の原発の耐震性の問題でも、敦賀付近はひずみ集中帯に位置しており、直ちにすべて止めて徹底的な耐震安全性評価のやり直しが必要であることが、語られました。

当日は、多忙な業務の終了後にも関わらず、30名を超える職員が参加、熱心に話に聞き入りました。そして、今回の地震による原発の被害の深刻な現状や、放射能もれの環境への影響、放射能を含んだ水をふき取る原発労働者たちの被曝問題に心を痛めました。また、東京電力や関西電力による原発立地周辺の活断層の過小評価に驚きと怒りの声が上がりました。CO2削減問題や青森六ヶ所村の核燃料再処理施設の危険にも話題が広がり、この問題に対する関心の高さが伺える学習会となりました。

(2007年8月15日)

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