トップページへ戻る




阪南中央病院労働組合の要求/見解/主張



地震大国日本に迫る「第二、第三の福島」の危険…
「原発さよなら署名」に取り組もう! 
   全国95団体の呼びかけで、「原発さよなら署名」が始まっています。当組合でも、全国の脱原発を求める労働者・市民と連帯して、この署名に取り組みます。

大事故が起こればどうなるか―放射能が生活といのちを奪う

 福島第一原発の「原発震災」は、史上最悪といわれるチェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」となり、今も事故収束の目処が立たず、大気中に、海に放射能を放出しつづけています。いつまた爆発の危機が迫るか予断を許しません。事故処理に当たる原発労働者は大量の被ばくをしながら仕事を強いられています。周辺住民は被ばくし、また避難を余儀なくされて生活を奪われています。放射能は日本
だけでな他国をも危険にさらしています。今進行中の福島事故の深刻な事態は、一旦原発が事故を起こすと、生活が根こそぎ奪われ、いのちまで危険にさらされるなど、取り返しのつかない被害をもたらすことを証明しています。普通に稼動させていても、被ばく労働抜きには原発は動きません。被ばくを前提とする原発から自然再生エネルギーへの転換を迫り、被ばくの危険とうらはらの生活から抜け出しましょう。

このままでは「第二の福島」は不可避

 しかも、日本列島が新たな地震活動期に入っているのは確実です。この地震大国日本で、54基もの原発が建てられていること自体が異常なこと、と海外からも指摘されているとおりです。最も危険といわれている浜岡(静岡)をはじめ、女川(宮城)、若狭(福井)、玄海(佐賀)、伊方(愛媛)、六ヶ所再処理工場(青森)など、全国各地の原発を大地震が直撃する可能性はこれまでになく高まっています。関西でも、若狭で「原発震災」が起これば、まずは琵琶湖の水から汚染されてしまいます。一刻の猶予もなりません。すぐ止めなければ、「第二の福島」は不可避といっていいほど危機は切迫しています。

危険なのは浜岡原発だけではない

 脱原発の声の高まりに押されて、菅政権は、浜岡原発の全面停止を行ないました。が、他の原発は停止を求めないという態度です。危険なのは浜岡原発だけではありません。日本中の原発すべてが、福島第一原発になりうるのです。
 政府に、福島第一原発事故の責任をとって、脱原発への転換と自然再生エネルギーへの転換を求めて、署名に取り組みましょう!ご協力をよろしくお願いします。

署名用紙ダウンロード

(組合ニュース5160号 2011年5月11日発行より)


阪南中央病院労働組合 〒580-0023 大阪府松原市南新町3-3-28 TEL/FAX 072-331-1919
Copyright© 2008 Hannan-Chuuou-Hospital Worker's Union