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私たちの訴えと取組み
「六ヶ所村ラプソディーを上映する会」in阪南中央病院 より

 学習会報告 「核燃料deヒミツゴト  (2009年10月5日)

 ・プルサーマル〜佐賀でMOX燃料の装てんを止める〜

 9月30日、九州電力(九電)が突如10月2日か3日早朝にMOX燃料(プルトニウム入り燃料)を佐賀県の玄海原発に装荷すると表明。10月1日、県議会の議員運営委員会で紛糾し、九電は3日の装荷を白紙撤回せざるをえませんでした。関西電力(関電)が不合格としたMOX燃料について九電ではどう考えているのか県がなんらかの形で議会に示すことになりました。 (2009年10月5日)

 関電が不合格としたMOX燃料…MOX燃料は、BNFL以外ではフランス・メロックス社しか製造していません。国が決めた検査項目に加え、関電は自主的な検査項目を設定しました。その検査項目の何かが規定範囲を超えていたそうです。何なのか?はヒミツゴトです。プルサーマルを進めたい関電が使わないMOX燃料に対し、メロックス社は「経験上使える」として取り合う姿勢がありません。関電が使わないMOX燃料が佐賀や静岡・愛媛に運ばれている可能性があり、大問題です。

*10月15日、九電は玄海原発3号機にMOX燃料を装荷しました。(運転はしていません)
 議会に示すという行為はなく、「国の検査に合格している」ことを理由に「九電の自主検査調査とMOX装荷は切り離す」ということだそうです。九電の自主検査の結果を議会に説明し審議をつくそうとしない現状ではこの装荷を認めることはできません。

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