阪南中央病院労働組合の要求/見解/主張


全世界の労働者が団結する日
5・1メーデーに合流しよう!
医療改悪、改憲、共謀罪反対!生活と権利を守ろう!

   今年も労働者の闘いの祭典、メーデーが近づいてきました。今年のメーデーは、小泉「構造改革」の結果、労働者の「格差」がさらに拡大し、かつてないほど過酷な労働を強いられるなど、働くものの状態悪化が急速に進み始めた状況の中で開催されます。さらに現在行われている国会で、政府・与党は、医療制度改悪、教育基本法改悪、憲法改悪のための国民投票法、共謀罪法案など、医療福祉を切り捨て、国民を国家の意のままに従わせようという危険な法案を次々と準備しています。このような危険極まりない動きに対して、あきらめることなく、ねばり強く声をあげて闘うことが求められています。
 大阪地方メーデーは今年で77回目。「連合」を中心とする実行委員会主催の集会は「働くものの連帯で『平和・人権・労働・環境・共生』に取り組み、労働を中心とする福祉型社会と自由で平和な社会をつくろう」を合言葉に5月1日、開催されます。デモはありません。今年も例年通り、各界代表のあいさつ中心の集会で、具体的な課題で闘いを進めるといった主催者側の姿勢は希薄です。フランスの学生と労働者が共同したCPE撤回闘争、イギリスの年金ストライキ、米国移民労働者の空前の大規模デモ、さらには途上国労働者の闘いなど、新自由主義政策との闘い、反グローバリズムの新たな闘いが急速に盛り上がりはじめています。日本だけが大きく取り残されているのが実情です。このような中、私たちはメーデー本来の「全世界の労働者の団結」という目的を再確認し、労働者・人民大衆に対する攻撃と果敢に闘う全世界の労働者と連帯する日と位置づけ、自らの要求を高く掲げてメーデー集会に合流します。多くの組合員の皆さんの積極的な参加を呼びかけます。

われわれのメーデースローガン
□労働者の闘いの祭典メーデー万歳! 全世界の労働者と連帯しよう!
□弱者切り捨て、格差拡大の医療制度改悪反対!
 患者負担増反対! 医療・福祉への市場原理、営利主義の導入・拡大反対! 
 看護師を増員せよ!
□共謀罪法案を廃案に! 憲法改悪のための国民投票法案反対! 教育基本法改悪反対!   米軍基地撤去! 軍国主義強化反対! 
 自衛隊はイラクから今すぐ撤退せよ! 私たちは戦争の加害者にも被害者にもならない!
□労働者の生活と権利を守り抜こう! 労働契約法、労基法改悪反対!
 不安定雇用の拡大反対! 超勤削減とサービス労働一層! 賃上げと労働条件改善を勝ちとろう!
□差別と抑圧を許さず、平和で平等な社会を創ろう! 

(組合ニュース第5023号 2006.4.24 より)




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