阪南中央病院労働組合の要求/見解/主張


万国の労働者、団結せよ!
第76回 メーデー集会に参加しよう!
改憲・軍国主義化と闘おう!
働く者の生活と権利を守り抜こう!

 5月1日はメーデー、労働者の闘いの祭典です。全世界の労働者が、反戦平和のために、生活と権利を守るために立ち上がります。私たちも世界の労働者・民衆と連帯し、メーデー集会に参加しましょう!
 今年のメーデーは、敗戦60年という大きな節目、「平和と平等」が崩れ始め、日本の国のあり方が大きくと問われる中で開催されます。
 いま、小泉政権は憲法9条を中心とする憲法改悪、教育基本法の改悪、有事法制と国民保護法制の具体化等々により、軍国主義化と戦争への国民総動員の体制づくりを急ピッチで進めています。イラクに自衛隊を派兵し続け、米英のイラク侵略、占領支配に公然と加担しています。他方で、靖国参拝や歴史教科書に見られるように、日本の侵略戦争、アジア民衆の虐殺など血塗られた歴史的事実をねじ曲げ、戦争責任を否定して中国、朝鮮を始めアジア民衆の気持ちを踏みにじっています。今、問われているのは日本の民衆であり、私たち自身です。日本の改憲と軍事大国化、戦争政策を進める反動勢力に対して声をあげていくことが問われているのです。
 さらに小泉政権は、軍国主義化と一体のものとして、市場原理主義による医療福祉の改悪、「構造改革」の名による労働者のリストラ・合理化、権利剥奪など労働者への攻撃を強めています。労働者の賃金は引き下げられ、フリーターに代表される不安定雇用が急激に増大し、日本全体が格差社会、不平等な階級社会へと突き進み始めています。
 このような危険な動き、理不尽な現状に対し、あきらめることなく、ねばり強く声をあげ、闘っていきましょう。
 アジア民衆、世界の労働者と連帯して、小泉政権が進める改憲と軍国主義化に断固反対しよう!医療の営利化、制度改悪に反対しよう!働く者の生活と権利を守り、平和で平等な社会の実現のために闘おう!


<メーデーの起源>
 メーデーは今から119年前の1886年5月、アメリカ・シカゴの労働者が8時間労働制を要求してストライキを行ったことに端を発しています。その時の合言葉は、「8時間の労働を、8時間の睡眠を、8時間の自由を!」。第1回目のメーデーは1890年、全世界の労働者がストライキとデモで8時間労働を要求して闘われました。第2回大会ではすでに戦争反対のスローガンが掲げられていました。以来、メーデーは全世界の労働者が団結し、自らの条件改善と資本の支配からの解放を要求する労働者の祭典として闘われてきました。
(2005年4月22日)




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