トップページへ戻る




私たちの訴えと取組み

5月1日メーデーで、初の医療介護5労組連帯集会が実現

ストップ「医療介護崩壊」へ連帯!

 
 世界中の労働者の連帯と団結を祝う祭典=5月1日のメーデー。私たちは今年初めて、5労組合同の医療介護労働者連帯集会を開催しました。
 これに先立ち参加した連合大阪メーデー(大阪城公園)は、例年より参加者も少なく、大不況で大量の失業者が出ている中でのメーデーにしては、主催者・参加者双方に緊張感が感じられず、連合推薦の衆議院選挙候補者の紹介に多くの時間を使い、選挙流し込み。闘う姿勢が感じられない集会でした。
 しかし、私たちは今回のメーデーを、ストップ!『医療・介護崩壊』を掲げて、医療介護労働者の連帯と運動の力で医療介護の危機的状況を乗り越えていく、新たな誓いの場とすべく、医療介護5労組合同の医療介護労働者連帯集会を開催し、成功させました。
 この集会では、最初に阪南中央病院労組から、「今日の連帯集会は、労働者の闘いの記念日メーデーの日に、医療介護労組が連帯して集まるという、これまでなかった意義深い取り組み」と集会の意義を強調。続いて参加労組から次々アピールがなされました。「メーデーは120年前に8時間労働を闘いとるために始められたが、今、医療の現場では2交代制で長時間労働を強いられ、120年前に引き戻されようとしている、8時間労働を守るために闘いましょう」、「今日初めてメーデー集会に参加したが、貴重な機会なので、来年はもっと多くの組合員と参加したい」。また介護職場の労働者からは「介護報酬3%アップしたが、勤務する事業所では逆に賃下げされた。介護の危機も深刻だ。今後もみなさんと一緒にやっていきたい」とのアピールがありました。続いて、脳死臓器移植の法改悪反対のアピールや、日本看護協会のアンケート結果(約2万人が過労死レベルで働いている、等々)の紹介、医療職場の長時間労働やサービス残業をなくしていこうとの訴えがなされました。最後は、5労組そろっての団結がんばろうで締めました。
 現在の「医療介護崩壊」の現状を変えるためには、医療福祉労働者の連帯し闘いが求められています。阪南中央病院労組としても、今回集った4労組と協力しながら、社会保障費2200億円削減計画の廃止と医療社会保障予算の大幅拡大を求める闘い、そして医療労働者のの長時間労働の防止はじめ労働環境と健康を守る取り組みを進めていきます。他の組合とも連帯してがんばりましょう!  (2009.5.11.)


5月1日 医療介護労働者連帯メーデー集会5労組での団結がんばろう



阪南中央病院労働組合 〒580-0023 大阪府松原市南新町3-3-28 TEL/FAX 072-331-1919
Copyright© 2007 Hannan-Chuuou-Hospital Worker's Union