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私たちの訴えと取組み

写真展「普天間基地と辺野古」なんでもノートより

 阪南中央病院で行っているフォトグラファー山本英夫さんの写真展「普天間問題と辺野古」でなんでもノートに書かれた感想の一部です。

○一場面一場面の写真とコメントに圧倒されました。基地のある生活、そして基地撤去への想いを感じました。

○高等学校の校門に英語の警告文があるのに驚きました。本当に身近で深刻なことなのですね。

○COCCOのうたが好きで沖縄を知りました。「ジュゴンの見える丘」という曲はとても優しくかなしく入院するか、しないか、どうするのか、東京の電車のラッシュにもまれながら聞いていました。励まされました。(辺野古の海にジュゴンの親子がかえってきた時作った曲だそうです)COCCOが「移設を受け入れるおじぃ、おばぁも居て、でもそこには理由があるから、知らずに責めないで」と言っていました。
 だって沖縄が基地を受け入れないと他に誰が受け入れる?皆、危険におかされるのは嫌だ・・・
 神奈川でも上空でゴォーと地響きがするような音を立てて米軍の飛行機が飛んでいます。それだけでも恐怖を感じるのに・・・
 鳩山さんはああいう形で辞めてしまったけど、あるTVで沖縄の人が
「鳩山さんが沖縄のことを取り上げてくれたからこんなにも日本中に私たちの気持ちが広まった。菅さんになってTVでは基地のことが流れなくなった。」といいます。使用日税問題ばかり。マスコミもシフト変更・・・でも沖縄ではまだまだつづく問題。
 日本の問題・・・コロコロ変わる総理大臣、こんなのじゃ、他国からも相手にされない。私たちがいることによって、つぶされてきた自然。今さらと、自然におこられるかもしれないけど、もうこれ以上こわされるのは嫌です。
 写真と言葉、胸をうちました。署名用紙をいただいていきます。私も絵を描くので、伝えていきたいです。

○以前にNHKで沖縄返還と密約のテーマをスペシャル番組で放映していました。
 米の再核持ち込みを密約として交わさないと日本に沖縄は返還されないと日本が受け入れていく過程を追ったものでした。ところが後になってわかったことは、米国は核のことよりも沖縄の米軍基地をずっと自由に使用できることが最大の目的だったというのです。全くひどい話だと思いました。
 アメリカの戦争のため、世界を自由に支配するために基地を置き、沖縄を我が物顔で使っているのだと思います。どこかに基地を持って行ったらいいという話ではありません。基地があり、人殺しの訓練をする兵士がいる限り戦争はなくなりません。
 沖縄から基地をなくして欲しいと思います。

○写真を見せていただきありがとうございました。沖縄には何回か行き、写真を撮られたところも訪れましたが、改めて写真を見て再度考えさせられました。この基地の為にどれだけの人々が苦しめられているのか、多くの人に伝えていかないとと思いました。

○学校の門にある英文の警告は何だろうと思ったら、米兵が勝手に校内に入ってくる為だとのこと。沖縄には本土でしている普通の生活が出来ていないことを改めて感じました。沖縄に軍隊がある限り、普通の生活はできない。それを許してしまっている本土の私たちはもっと真剣にこの問題に目を向け考えなければと思いました。

○“抑止力”その言葉は何の意味を持つのか。
 すべての武器を三線に!という言葉、音楽は世界を超えて人の心に響きます。サマソニのパワーはすごかったです。そんな音楽のパワーがあれば、答えは見えると思います。甘い考えでしょうか。

(2010年8月19日)

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