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阪南中央病院労働組合の要求/見解/主張



許せない!
 軍隊の人命軽視と人権蹂躙
イージス艦漁船衝突事故と米兵による沖縄少女性暴力事件に抗議する!

 このところ軍隊による被害が立て続けに起こっています。2月19日には最新鋭イージス護衛艦「あたご」が操業中の漁船に衝突、沈没させ、乗組員の親子二人が冷たい海で行方不明になる事件が起こりました。「あたご」が12分も前に清徳丸を確認しながら、衝突寸前まで回避措置をとらなかったことなど、次々と明らかになってくる事実は、自衛隊が国民の命や生活を軽視しているとしか思えないものばかりです。巨大イージス艦に比べれば豆粒ほどの小さな漁船は、目にも入らない、入っても無視するというのでしょうか。今回の事件は、88年横須賀沖での潜水艦なだしお衝突事件、01年のえひめ丸への米潜水艦衝突事故と同じです。いずれも多数の犠牲者がでています。
 また2月10日には、沖縄海兵隊員が北谷町で女子中学生を家に連れこみ、車で追い回した挙げ句、性的暴行を加えるという事件が起こっています。この事件も、沖縄に基地を押しつけ、金をやるから黙れといわんばかりに交付金をばらまいてきた日本政府の政策の結果です。イラク戦争への協力最優先、米軍基地受け入れ最優先、ミサイル防衛最優先―福祉や医療予算を削ってでもこのような政策を強行してきた政府の姿勢が問われているのです。私たちは、人命軽視と人権蹂躙、生活切り捨ての政策を絶対に許せません。!

  組合ニュース第5067号(2008年2月21日発行)より

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