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2010年度の安全衛生委員会の活動


 阪南中央病院労働組合は、阪南中央病院の安全衛生委員会を通じて、労働安全衛生活動に力を入れています。以下、2009年度の振り返りと2010年度の活動目標です。

【1】2009年度の活動を振り返って
昨年度の活動における最も特筆すべき前進は、職員健診の充実のために、協会けんぽの生活習慣病検診を導入したことです。リラクゼーション・マッサージの開始も、昨年度の新たな前進でした。また、一病棟での二交代制試行においては、(財)労働科学研究所の夜勤実態調査を後援し、3月10日には同研究所の松元俊主任研究員を講師に「看護師の夜勤の負担と疲労」講演会を開催しました。これらを通じて、夜勤の負担について職員に問題提起する機会を作ることができました。その他、「安全衛生委員会ニュース」での啓発活動(特にハラスメント防止関係)、針刺し事故や職員の感染対策、メンタルへルス対策など、着実に実施できました。また、一昨年来のヨガ教室も継続して行われています。
医師・看護師を中心とする過重労働や過労死の防止、メンタルヘルス対策は、よりいっそうの充実が求められているのは引き続き変らぬところであり、医療安全や職員満足度の観点からも、医療従事者のための労働安全衛生活動は、欠かすことのできない大事な活動です。今年も活動の充実を図っていきます。

【2】2010年度の活動目標
 今年度は以下の課題に取り組みます。
@職場における暴力・暴言・ハラスメント防止
⇒「安全衛生委員会ニュース」による啓発、及び「職場における暴力・暴言・ハラスメント実態調査」に取り組む。
A針刺しはじめ感染・化学物質曝露・VDT・腰痛など、職場での労働安全対策
⇒針刺し事故「年間10件未満」を目標にする。
Bメンタルへルス対策
⇒「心の健康相談」担当者による定期面談を、看護職員以外にも拡大する。その手始めとして、9月に今年度入職者を対象にしたストレス調査を行う。
C過重労働の点検と健康障害防止対策
⇒職員の労災、病欠状況、年休取得、超過勤務の状況の把握と対策。夜勤の健康・疲労対策。
D産業医ならびに安全衛生委員による職場巡視やチェックリストによる点検活動
 ⇒労働安全衛生面からの5S点検活動
E定期健康診断のフォロー⇒産業医面談の再活性化
F禁煙指導の支援
Gヨガ教室、リラクゼーション・マッサージの継続とPR
以 上

2011年2月2日更新
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