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私たちの訴えと取組み

8月9日 広島日帰り平和フィールドワーク 写真報告
 8月9日(土)、9名で広島日帰り平和フィールドワークに行ってきました。今年は被爆63年目。広島も今や大都会、高層ビルが立ち並び、平和記念公園も肩身が狭く感じられるほどです。被爆の後を留める建物もずいぶん少なくなりました。しかし、そんな中でも被爆をより心に刻めるよう、原爆ドーム、平和記念公園、平和記念資料館(原爆資料館)の見学に加えて、被爆の後を留める建物を見てきたので報告します。
 これは、旧本川小学校平和資料館です。原爆ドームから西へ川を渡ったところ、爆心地から410m地点にあります。校舎は外部を残して全焼、先生・生徒約400名が犠牲になったとのことです。焼け残った校舎は臨時救護所として使われました。この被爆校舎は1988年取り壊されましたが、校舎の一部と地下室が平和資料館として整備されました。今や数少ない被爆建物であり、しかも内部に入ることのできる貴重な建物です。救護室に使用された地下室は、被爆直後の広島市内を再現したジオラマがありました。
 下は、市内東部の比治山の南側にある旧陸軍被服支廠。1910年に立てられたレンガの倉庫4棟が保存されています。ここは爆心地から2.7`地点ですが、強烈な爆風のため、鉄の扉や窓枠の多くがぐにゃりと曲がり、へこんだまま残っていました。鉄の扉をここまで曲げてしまう爆風とはどんなに凄まじいのか、想像もできませんでした。
 今後も毎年夏は、被爆を考える企画を行いたいと考えています。次の機会も多くの方、ご参加ください。
(組合ニュース第5088号(2008年8月12日発行)より)
(2008年8月12日)

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