6月の大飯原発3,4号機の再稼動決定前後 から、毎週金曜日の首相官邸前抗議行動が回を重ねるごとに人数が増えています。大阪でも関西電力本店前で1〜2千人の人が集まっています。7月16日には、脱原発集会では最大の17万人(主催者発表)が東京に結集して「さようなら原発10万人集会」が開催されました。
7月16日 さようなら原発10万人集会に参加して
とにかく大勢の人でした。会場の代々木公園の最寄の駅・原宿駅から会場まで長い列。なかなかたどり着けずに、第一会場についたらすでに満員で、人が会場外にあふれていました。集会では、大江健三郎さんら呼びかけ人の著名人があいさつされていましたが、特に坂本龍一さんが「たかが電気のために命を危険にさらしてはいけない」「福島の後に沈黙するのは野蛮である、というのが私の心情です」と語られたのが印象的でした。
集会の後、デモに出発。「市民コース」ということで、周りは若い人、子ども連れの夫婦、高齢の方まで、幅広い層の方々が参加されていました。「再稼動反対」「原発いらない」と皆で声を合わせて、原宿、表参道といった繁華街を歩きました。歩道や陸橋からも、手を振ったりピースサインをしてくれる人が多くいて、嬉しかったです。この運動は、一人一人の個の思いが集まったものだと実感しました。(川)
(組合ニュース5188号 7月27日より)
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